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エジプトで海外生活!2カ月経って肩こりがひどいことに気付く

エジプト上空

こんにちは。

青年海外協力隊(短期派遣)としてエジプトに来て、2カ月が経とうとしています。

私にとっては初めての海外生活であり、一人暮らし。

でも、やっぱり文化や考え方のちがう海外生活は大変。

楽しいんですけどね。

今日はそんな話。

 

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エジプトに来てしっかり睡眠&栄養をとって元気はつらつ!

実は、タイトルのとおり「肩こり」はひどいんですが、その理由はあとで書くとして、全体としては体調がものすごくいいんです。

私はこの5年、いや、6年、「自由か自由じゃないか」と言えば「不自由」でした。

子どもが生まれたからです。

いえ、子どもは生みたくて生みました。

とてもかわいいと思ってますし、夫も私よりいろいろやってくれる人なので、一般的な日本人のお母さん方と比べると、ものすごーく気楽。

でも、なんででしょうね。

妊娠期間が約8カ月。そして春に子どもは5歳になるので6年くらい、なんとも縛られているような感覚がぬぐえませんでした。

今まで、自由過ぎたのかもしれません。

特に結婚してから子どもをもつまでの3年。

誰にも何も言われませんからね(笑)

いえいえ、決して夜な夜な遊び倒すとか、豪遊するとかは全然なかったんですよ。

でも、「やろうと思えばできる」のと「しようとしても無理」なのは、結果的に何もしていなくとも大きくちがいます。

子どもは、ほしくて生んだのは本当。

ほしくて授かって、幸せなのも、本当。

でも、ずっとその小さな命を自分のせいで殺さないか心配でした。

おかげさまで、この5年、大きな病気にもならず、のびのびと育ちましたが、「育てやすいか否か」と聞かれれば、ただただしんどかったんです。

そのしんどいと思う気持ちが、小さくかわいらしい我が子を見つめる時間を減らしてしまった・記憶にあまりないことが残念。

はるか

あ、なんか話がずれました。

ま、ともかく、この5年は産前はお腹の中から、産後は外からお腹や顔を子どもに蹴られたりしてなかなかいい睡眠をとることはできず。

果物も、どうしても子ども優先でおおめにあげるので、自然と私の量は減ったり……

とか、まぁ「母親あるある」を人並みに私も体験していたわけです。

そして、それをストレスに感じていたりもしたんですが……

エジプトに来てから……

  • 果物、安いので買い放題&食べ放題!
  • ダブルサイズのベッド(部屋を借りた時のそなえつけのベッド)で大の字で寝られる!
  • 休みの日も(自分が)起きるまで寝られる!
  • 家事も一人分なので、そんなに時間がかからない
  • 好きな時に、好きなことができる!

という、体調不良&ストレスとは無縁の生活に!!!!

ま、

はるか

とっても寂しいんですけどね!

前に、日本語教師の同僚(大学時代に日本に留学していた中国人の先生)が、「自由の量だけ寂しい。でも、寂しい分だけは自由」と言っていた意味が、よーくわかります。

 

青年海外協力隊の短期派遣なのでできることは少ない!でも何かしたい

ま、こんなことを書くと、すごい楽しそうですが、いや、楽しいんですが、青年海外協力隊としてエジプトに来ているので、「活動」があります。

私の職種は「日本語教育」なので、この分野で何か成果をあげなければなりません。

でも、短期なので(ふつうは2年)、5カ月しかありません。

はるか

現地の生活に慣れるのに、最初の1カ月を費やしてしまった……

2カ月経ち、ようやく慣れてきました。

こっちの公共バスとかも乗れるようになり、地元の人が買う市場で買い物できるようになり、精神的にもちょっとは強くなりました。

毎日びっくりすることばかりで、なんかもう、正直「RPGゲームの世界」にいる感覚に近いです。

日本と全然ちがいすぎて。

でも、それを楽しんでる自分がいて、それには安心してます。

私、エジプトが好きです。

 

エジプトに慣れてきた頃にコロナの影響がエジプトにもやってくる

でもね、その慣れてきた頃に……

エジプトの子どもに「コロナ!」と呼ばれて悲しかった話

コロナウイルスの影響がエジプトにもやってきました。

何がって、「コロナ!」って子ども達を中心に叫ばれる。

女性は、かぶってるヒジャブのすそで、こっち見ながら鼻をおさえたり。

子どもならとにかく、大人に叫ばれると、身がすくむ。

一時期、家出るのがこわくて、こわくて、ただこわかった(笑)

5分歩いたら、3人ぐらいには言われるのよ。

ご苦労なことに、道の反対側からも叫んだりしてくれるからね。

はるか

いや、でも、私はコロナウイルスでも何でもないし!

ってことで、なんとかやってます。

 

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エジプトで海外生活!楽しいかといいって体がすぐに順応するわけではない

ま、でも、「コロナ」と言われる以外は、自分でも驚くうらい、楽しんでるんです、エジプト生活。

話はころころ変わるし、「時は金なり」の概念はないしで、日本人できっちりやりたいほうの私としてはけっこうしんどい……と思いきや、もう想像の二倍くらいちがうことになるので、怒るとかそういう気持ちにもなりません(笑)

そう、とりあえず笑ってます。

苦笑いでなく、ほんとに、めっちゃ笑ってます(笑)

 

でも、楽しいからって、やっぱりどこか緊張してるんでしょうね。

2カ月経って、ものすごい肩こりがひどいことに気が付きました。

予想もしないことばかり起きるので、いつも気をはってるからかな?

たとえば、

  • 歩いているといきなり街路樹の伐採が始まって真横に落ちてくる
  • 道がガタガタなので歩きにくい&砂がパウダー状なので滑りやすい
  • ミクロバスでは痴漢にあいやすい
  • 予定が毎週変わる
  • 直前にも変わる
  • 著作権の「ち」の字もない
  • ぼーっとしてたらぼったくられる

などなど、なんか日本にいたらないようなことが毎日ドバドバ起きます。

 

30数年日本で生活してきた私にとっては、まだ笑えてるだけ、ほんとマシ。

少なくとも、精神的には大丈夫。

でも、やっぱり体は正直で、ずっとこわばってたんでしょうね。

はるか

めっちゃ肩がガチガチ。

毎日よく寝てるのにねぇ。

 

エジプトのいいところ!私は私のペースで歩めばいい

エジプトでいいところは、たくさんありますが、その一つあ「時間をゆっくり感じてい」こと。

日本にいた時は、効率重視。

ルールと暗黙のルールにしばられ、それからはずれると「気が利かない人」とか「冷たい人」とか「常識知らず」になってしまうことも。

でも、エジプトでは、私がしたいだけの思いやりで、守りたいルールを守っているだけでも、「ものすごいいい人」になれる!(笑)

私が私でいられ、無理しなくていい。

ついつい、誰かの期待に応えようとしたり、方向が違うのにがんばりすぎてしまったりと、空回りすることも私の場合多く……

エジプト人は、年間、一人平均20~30㎏の砂糖を摂取していると聞きましたが、ほんとにご自分にも相手にも甘く寛容で、それに救われています。

 

帰国まで、あと3カ月!!

体調もできるだけ順応させて、パワー蓄えて帰国したいです!(^^)/

活動、私のペースでがんばります!!

 

トップの写真は、飛行機から取ったエジプト上空。

 

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