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エジプトの子どもに「コロナ!」と呼ばれて悲しかった話

エジプトの黄色い花


こんにちは。

エジプトのルクソールに来て1カ月が経とうとしています。

想像していたよりもずっと、快適に暮らしています。

青い空、鮮やかな花、あたたかい人々、おいしいエジプト料理。

雄大なナイル川と砂混じりの風。

いろいろ不便もありますが、私はルクソールが大好き。

でも、今日はちょっとショックなことがありました。

はるか

エジプト、楽しい!

だけじゃなかったことを、備忘録的に残しておこうと思います。

ただの、つぶやきですのでお見流しください。

また、これは私の一意見であり、所属しているJICAとは一切関係がないことを前置きさせてください。

 

エジプトに渡航してから日本のニュースでコロナウイルスが流行り始めた

コロナウイルスが猛威を振るっていると聞いたのは、エジプトへ来てからしばらくしてからでした。

母から電話で聞いたんですが、びっくりしました。

すぐに夫に「よく寝て、よく食べて、しっかり休んでね。めーちゃん(子ども)もね」と連絡。

 

どうやらエジプトは、今のところは感染確定患者はいないようです。

でも、感染疑い人数については公にされていません。

こっちの友達と話してたんですが、エジプト人は免疫力高そうだから、もしコロナが来てもかからないかもね、なんて話しました(笑)

 

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これまでルクソール小学校が冬休みだったので子ども達にまとまって会うことはなかった

この前の土曜日まで、ルクソールの小学校は冬休みだったんです。

(こっちは金曜日と土曜日が休みなので、日曜日が週の最初の日)

実は、コロナウイルスがこっちのTwitterのトレンドに入るようになったぐらいから、たまーに街中でも「コロナ」という言葉は聞こえてきたんです。

でも、面と向かって言われたことはなく、たぶん私に向かって言ったのかもしれませんが、前後のアラビア語が私はわからないので気にしていませんでした。

ただ私(見るからにアジア人)を見て、コロナのニュースを思い出したのかもしれないし。

 

小学校が始まって、何が起こるかというと、登下校に子ども達が集団で行動するということ。

日本でもよくあるように、友達どうしでいっしょに登下校。

ま、小さな少年はどこの国でもいたずらっぽいことをしながら、ふざけながら歩いてるものです、

その横を私が通り過ぎると……

「コロナー!」

え?

しばらくすると、わりと広い道の向こう側からも男の子達がこっちを見て、指差しながら……

「コロナ!」

はるか

そんなわざわざ、こんな遠いのに叫ばなくとも……。

 

私の反応を見て楽しんでいる様子。

すぐに逃げていく。

ま、ほんとに「コロナウイルス」から遠ざかるためかもしれませんが……

 

風評被害!子ども達(男子)は一人だと「コロナ」とは言わない

人って、集団になると怖い。

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」みたいに。

ここでエジプト情報を申し上げますと、ほとんど信号がないんです。

なので、それ以前の問題です。

 

子ども達、一人で歩いていると決してこんなこと叫んだりしないんですよ。

もし私がキレたら困りますもんね。

友達といっしょだから、できること。

みんなといっしょだからできる、いじめみたいな。

でも、やっぱりこれはよくない。

コロナウイルス、亡くなった方も多く、その遺族も大勢いるのに、これはダメ。

 

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子どもが「コロナ!」と叫ぶことはふざけているんだとわかっているけれど

こっちの女の子達からは、一度も「コロナ!」と言われたことはありません。

むしろ、「コロナ!」と叫ぶ男子を見て、それから私をうかがい、申し訳なさそうにしてくれる子ばかり。

ただ、こんなことがつづくと、みんながみんなちがうことはわかっているけれど、私の中で「エジプトの少年=コロナと叫ばれた」になって帰ることになりそう。

ちなみに、小学生だけでなく、「コロナ」と呼んでくるのは中学生ぐらい大きい少年もいます。

小学生ならともかく、中学生になると体格もだいぶ大きいので、私はすぐに退散!

それから、大人からは言われたことはありません。

ま、大人になればアホなことはそんなしませんよね。

 

それに、ルクソールは観光地。

観光業を営む人が多く、アジア人はお金を落としてくれる大事なお客さんでもあるんです。

もし「コロナ」なんて呼んだらどうなるか。

 

ルクソールの子ども達!普段は「シーニー(中国人)、ハロー!」

コロナウイルスのニュースが大きくなるまでは、ルクソールの子ども達、集団であっても明るく挨拶してくれるだけだったんです。

ま、「アジア人=中国人」のイメージがあるのか、「シーニー(中国人)!」って呼ばれますけど。

 

やっぱり「コロナ」と言われるのは悲しい。

何がどう悲しいのかわかんないですけど、ショックでした。

すてきな街なのに、散歩したくなくなる。

(普段は、10m歩くと誰かに「ハロー」と挨拶される。これが「コロナ」に変わるときつい)

 

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エジプトの子ども達に「コロナ!」と叫ばれた時の日本人の私の対応

さて、私はルクソール在住としてどう対応すべきか。

まず、私はアラビア語がほとんどできない。

そして、大きいお兄ちゃんが集団である場合、やっぱり怖い。

 

とりあえず、

  • 「こんにちは」と、微笑む
  • 「アイム ノット コロナ」と、子どもが英語わかるかわかんないけど話す」
  • 無視
  • 「かなしい」と伝える

 

Twitterでこのことをツイートしたところ、親身になって聞いてくださった方がいて、その後考えた方法。

彼ら(子ども達)は、時々すごく遠いところから叫ぶけれど、だいたいは通りすがり。

ちゃんと声の届くところにいる。

 

正直、一日だけでもものすごい数を言われたので、ひとりひとり対処する時間も体力も精神力もないです。

何が正解でしょう?

たぶん、怒り方をまちがえると、ただもっと「おもしろがられる」だけ。

なんとなく、ジッと目を見て「ちがう」と述べるのがいいのかなぁ、なんて。

 

コロナがニュースになる前から、ほんとに私はここでは「外国人」なんですよね。

観光客だと思われるので客寄せもすごいし、見知らぬ人から次々と挨拶されます。

それ、私は嬉しかったのになぁ。

 

早くコロナウイルスが収束してくれることを心から祈ります。

一人でも多くの方の命が、助かりますように。

 

風評被害、アジア人差別、ひどくなってきました。

Please Don’t call us humans “corona”.

 

でもエジプト、楽しいこともいっぱいです!:

エジプト!ルクソールの結婚式に行ってきたよ①

 

エジプトですてきな出会いもありました!:

エジプト!ルクソール西岸の友人のお宅で家庭料理をご馳走になりました

 

 

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