新刊『涙の音、聞こえたんですが』(ポプラ社さん)発売中!!

マンモス展へ行ってきました!世界初公開に感激

マンモス展の仔馬

こんにちは、嘉成です。

うちの子ども(5歳男児)は、恐竜やライオンなんかの大きな動物が大好き!

ってことで、8月29日(土)に大阪のATCギャラリーで開催されている「マンモス展」へ行ってまいりました!

 

スポンサーリンク

マンモス展に限らないけれどネットで前売り券を買っておくと当日も楽々!

うちは、電車の中の広告でこの展示会を知りました。

はるか

うちの子どもが好きそうだな、と、帰宅後ネットで前売り券を購入。

当日、送られてきたQRコードをスマホで見せて、楽々入場!でした。

前売り券だと少し安く買えるし、チケット買うのに並ばなくてもいいしで、前もって買っといてよかったです。

 

マンモス展の込み具合はTwitterの公式アカウントでチェックしたものの

最近は、美術館の特別展や他の展覧会でもそうですが、各展覧会が公式のTwitterアカウント持ってるんですよね。

ということで、転換会の情報や、一番は「込み具合」を知ることができます。

スタッフさんが、まめに込み具合をツイートしてくれるんです。

私はさかのぼって「土曜日」はどんな感じか見ていったんですが……

アカウントのツイートには、日時はあるものの曜日は書いてなくて、見辛かった(>_<)

はるか

リアルタイムでツイートを読む分には問題なかったんでしょうけどね。

結局、土曜日はいつ行けば「こまない」のかよくわからないまま……まぁ待つのは嫌いな方でもないしなとお昼ご飯をゆっくり食べてから出発。

最寄り駅は、ウェブページによっては書いてなかったんですが、「トレードセンター前」です。

 

何の参考にもならないかもですが、私が行った8月29日(土)、13:40頃は、チケット売り場も15人待ちくらい、入場も制限がかかってたので15組ぐらい待ちでした。

スタッフの方々は若い方が多く、みなさん朗らかで感じよい方でした。

 

「マンモス展」写真が撮れたところだけご紹介!

それでは、「マンモス展」がどんなだったか、少しだけご紹介。

写真は、フラッシュはNGでしたが、ほとんどがOKでした。

一部、写真がダメなところは脳内に焼き付けておきました。

ちなみに、長い牙をもつマンモスの頭部のところが、NGでした!

マンモス展

今回の展覧会で、たくさんの知識が増えたように思います。

まず、マンモスの祖先って、小さいぶたさんみたいなので、それから大きくなっていき、鼻どころかあごまで長いマンモスもいたそうですよ。

マンモスの体長って、乗用車3台分くらいあるそうですね。

こんなのが近付いてきたら、もうひとたまりもないー!

1番感激したのは、この「冷凍標本」です。

これは永久凍土(2年間以上0度以下を保った地盤のことだとか)の中から発見された仔馬さん。

状態がよく、毛まで残ってる!

生後1か月にも満たない仔馬さん。

こんな風に、冷やした状態で、風のない保管をしながら展示できるのは日本の高い技術でこそできたものだそうで、世界初公開!

この展示装置、ものすごくお高いようで家が買えるほどだとか……。

はるか

観られてよかった!ありがとう、関係者の皆様!感激しました!

私、3月末あたりまでエジプトにいまして、たくさんミイラ見てきたんですよ。

でも、なんというか……ミイラとはまたちがいますね。

永久凍土から発見されたお馬さん、まだ眠ってる感じ。

41000~42000年前の馬さん。

レナウマって呼ばれてるんだって。

なぜ死んでしまったのかな。

まさか長い長い年月をかけて、日本に来るなんてこと、思いもしなかったろうな。

というか、その頃って、まだ日本は大陸とひっついてるんだっけ。

他にも、バイソンも見ました。

こちらは、なんか「疲れたから寝るわー」って顔でした。

マンモスの鼻の部分。

鼻先がハートになってて、かわいい。

そして、毛がもさもさ。

触ってみたかったー!

マンモスの頭部の冷凍標本は、写真NGだったので、お見せできませんが、でっかかったですよー!

それにしてもマンモスのきばって、内側に向かってはえてるけど、あれってなんでなんだろう。

誰かを攻撃するなら、前に伸びたほうがいいやんね?

夫は「何かを突いてるうちに内側に曲がったんじゃない?」とか言ってたけど、そうなのかな。

ずっと、生涯伸び続けたのかな?

思えば、一定の長さになったら成長が止まるってのも、ものすごく高度なDNA?なのかもなぁ。

人間の歯だって、もし伸び続けたら大変なことになるよね。

 

スポンサーリンク

「マンモスをよみがえらせていいのか?」という倫理的なことにも触れていました

展示会の最後の方には、倫理的なことも解説されていました。

展覧会の後半は、マンモスに関わる専門家・技術者さんの歩みについて詳しく紹介されていて、発掘作業の時に着ていたあったかそうなダウンジャケットまで展示されてました。

みなさん、お会いしてもないのに情熱をもって取り組んでらっしゃることがわかり、感動。

はるか

そんな彼らの展示の最後に、「倫理」。

それは、マンモスをよみがえらせてもいいのか?ということ。

もし蘇っても、マンモスは1頭だけだし、今の地球……日本に適応するかは不明。

生涯、小さな場所で暮らし続けなければならないのもかわいそう。

だからって、自然に放ったりしたら生態系を壊しかねない。

人類が、未知の世界を探求し、好奇心のままにそれを追い求めていくのはとてもすばらしいことだし、人間の特権だと私も思う。

けれど……

難しい問題ね。

ただ、今回の展示は、最初から最後まで、古代の生き物に対する「リスペクト」を感じました。

うーん、もっと他の言い方をしたいな。

「敬愛」というか……愛おしさ。

 

「マンモス展」はエキスパート達の情熱がわかる展示会!マンモスはもちろんその世界の方々の熱意が紹介されていた

ほんとに、この「マンモス展」は、マンモスについて勉強するとてもいいものでしたが、私にはそれ以上に、マンモスにかける人々の物語を見ました。

この研究を大事に大事に計画し、実行し、研究し、保管や運送にいたるまで目や心が配られていて、それが展示の中の随所随所……どころか全体的ににじんでました。

はるか

あぁ、こんなに一生懸命、使命をもって研究されてる人がいるんだな

と、私のいる日常とはかけ離れたところにいらっしゃる方々を垣間見、なぜか嬉しく感じました。

今後の研究を、また機会があれば子どもといっしょに見させていただければなと思います。

 

 

こちら、私の好きな漫画『アヤメくんののんびり肉食日誌』

最初、よくある大学生ものの恋愛漫画か?と思いながら読み始めましたが、そのななめ上をいき、ぐるっと回ってすとんと元の位置に帰ってくるような、そんな漫画。

恐竜を発掘したり、いろんな生き物を研究したり……という大学生・大学院生の話です。

マニアックな感じが、またいい。

私もいっしょにまざりたいー!

お暇な時に、是非どうぞ。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP