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日本のかけ布団の歴史【私の日本文化シリーズ】


こんにちは。

日本語教師をしています、嘉成晴香(かなりはるか)です。
⇒「日本語教師養成講座を出て7年!日本語教師になってよかったこと3つ_」

「暇な時、何をしますか?」

と、日本語学校の学生に聞くと、

「寝ます」

と答える人が多くて、それから話を広げるのはなかなか難しく、たまに白目向いてます。

(何時間寝たかとか、初級ではそういうのも聞いてますが)

さて、今日は「布団」の話。

人間は、人生の3分の1は眠っているらしいですね。

アインシュタインは一日に10時間も眠っていたそうですが、私もできることなら毎日それくらい寝たい……。

 

◇【私の日本文化シリーズ】日本の布団のこれまで

目次

私の好きな寝具
日本の「かけ布団」の歴史
これからどうなる!?寝具事情

 

私の好きな寝具

人生の3分の1を寝ていると言われても、あんまりピンときませんが、一日の大部分を寝ていると言うと、まぁそうだなと思いますよね。

よく、「睡眠は量より質だ」なんてことも聞きますが、みなさんは睡眠をとる時にこだわりはありますか?

例えば、寝具。

小さい頃はハンモックで寝ることにあこがれていた私ですが、今はひたすら広いところでのびのびと寝たい(笑)

うちが使っているのは、畳ベッドです。

おすすめ!畳ベッドの魅力【私の日本文化シリーズ】

 

畳ベッドに、マットレスをしいて、そこに寝ています。

マットレスの上には、季節によって敷パッドを変えています。

夏は涼しいクールタイプの敷パッド。

 

 

冬は、モコモコあったかい敷パッド。

 

聞くところによりますと、暖を求めるなら掛け布団に意識が向きがちですが、実は敷布団を温かくすることが重要だそうですよ。

 

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日本の「かけ布団」の歴史

さて、実は日本に「掛け布団」が登場したのは江戸時代だそうです。

びっくりですよね。

もっともっと、古い時代からだと私は勝手に思っていました。

さて、では江戸時代まではどうしていたかというと、「夜着」という厚手の着物を掛け布団替わりにしていたとのこと。

平安時代は、貴族のように身分の高い人達に限ったことですが、何枚も重ねた畳の上で、この夜着を掛けて寝ていたようです。

寒い冬は首から肩にかけてすっぽり覆うことができ、暖かかいんだそう。

そういや、うちの子ども(4歳)、この前までシャツを羽織るんじゃなく、前から腕を通してキャッキャしていたなぁ。

着るものって、前からだろうと後ろからだろうと、基本的に首のあたりをカバーしてくれるんですよね。

そりゃ着物だと、暖かいですよね。

そういや、この夜着、テレビドラマの時代劇で見たことがあるのを今思い出しました。

確か初めて見たのは子どもの頃で、「掛け布団、ないんかな」と、ただ純粋に思ったものです(笑)

さて、平安時代の話に戻ります。

綿入りで豪華な装飾のある夜着は、高い地位のお姫様たちにとっては嫁入り道具の一つだったようです。

金糸がついたような豪奢なものとか。

寝るときまで贅沢なものに囲まれていられるという経済的余裕を表したんでしょうか。

一方、貧しい庶民は、わらを編んで作った「むしろ」を体に巻き付けたり、わらに直接もぐって寝ていたそうです。

私は「わらの中で寝る」ということには小さい頃からあこがれがありました。

大好きなジブリ作品の映画「魔女の宅急便」の中で、主人公のキキちゃんが、列車の中のわらの中で眠る様を見た時から、一度やってみたいなぁ、なんて思ったものです。

 

現実的に考えると、チクチクして肌を傷付けそうだし、虫とかもいそうだし……

でも、幼い私はキキちゃんがわらを鼻にあて「いいにおーい!」というのにうらやましくも思ったのでした。

さて、一般庶民に綿の掛け布団が普及し始めたのは、明治時代の半ば以降。

江戸時代の庶民は、紙製の掛け布団を使っていたとのこと。

はるか

紙製!?

綿の布団は、今でいう高級車と同じくらいの価値があり、使用しない時はきれいに一つにまとめ、泥棒に盗まれないように常に目を光らせていたそうです。

はるか

ふ、布団泥棒がいたということか!?

たしかに、ふわふわの寝心地のいい布団で寝られるのは至福。

それを一度でいいから味わってみたいと思った人は多いはず。

布団の歴史、おもしろいですね。

 



 

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これからどうなる!?寝具事情

ここからは、文化とか全然関係ありません。

ただ、私の未来予想を。

寝具、どんどん軽量化してるじゃないですか。

より軽く、あたたかく、洗濯とかしやすく、あつかいやすいもの。

私の予想はというと……

最終的に、寝具ってものがなくなる気がします。

原理はね、はね、リニアモーターカーみたいなやつ。

専用のパジャマを着て、畳一枚分くらいのマットの上に横になったら、体が浮き上がるの。

これで、腰とかに負担来ない(気がする)し、寝返りもどうとでもうてる。

首を寝違えたりもしない。

どう?

あかん?

何年後の、何百年後の未来やねーんて感じですが。

実現しそうな気がしません!?

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◇おわりに

私は畳の匂いが好きなので、ベッドはやっぱり畳ベッド。

今年引っ越してきた新居には和室がないので余計にそのありがたみがわかります。

先日、畳ベッドの上に置いてるマットレスがずれないようにするためのベルトを作りました。

(収納用でなく、寝ている時に二つのマットレスの間があかないようにするためのベルト)

これ、もっと早く作ればよかったー!と後悔しています。

ずれるマットレス2つをくっつけるバンドを手作りしてみたよ

 

30歳を超えて、睡眠ってほんとに大切だなと実感しております。

寝る前はできるだけ楽しいことを考えて、いい夢見られるように努めます。

みなさんは、寝る前に必ずすることとか、ありますか?

これ、夢で見た!という正夢が頻繁に起こる今日この頃

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