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ものの数え方「助数詞」について【私の日本文化シリーズ】

パンダみたいなうさぎ


こんにちは。

日本語教師をしています、嘉成晴香(かなりはるか)です。
⇒「日本語教師養成講座を出て7年!日本語教師になってよかったこと3つ_」

 

今回のテーマは「ものの数え方」について。

ひとつ・ふたつ・みっつ……

1個・2個・3個……

1本・2本・3本……とかですね。

ものの数え方は、日本語を使う上で難しいことの一つと言えるでしょう。

それもそのはず、500種類以上あるそうで、実際に普段使われているものだけで100ぐらいあるというのです。

難しいのは日本人も同じ。

わからなくても、「~つ」と表せばことたりるからでしょうね。

ちなみに、身近なものでいうとイヤリングは「一双」、まくらは「一基」というそうです。

 

◇【私の日本文化シリーズ】ものの数え方「助数詞」について

■目次

あらゆるものに数え方があるのはおもしろい
留学生に教えるとびっくりされる「ウサギの数え方」
形が変化すると数え方が変わる
思い入れの強さでも数え方は変わる

 

あらゆるものに数え方があるのはおもしろい

あらゆるものに数え方があるってのは、ほんとにおもしろい。

山は「一座」、虹は「一橋」や「一本」っていうんです。

泳いでいるイカやタコは、「一匹」だけれど、水揚げされたものは「一杯」と数えます。

これは、中身を抜いた胴体が、液体を入れる容器のように見えることから、こう言われているとか。

はるか

それにしても、山はともかく、虹って複数見ることってほとんどないですよね。

たまに「二重虹」を見ますが、3本(3橋?)はないなぁ。

私は物書きなので、こんな時、「いつかファンタジー物語に出したいな」とか思っちゃいます(笑)

 

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留学生に教えるとびっくりされる「ウサギの数え方」

意外な数え方で有名なのはウサギ。

日本人なら知っている人が多いんじゃないでしょうか。

「一匹」でもさしつかえはないけれど、「一羽」が正式。

 

どうしてこう数えられるようになったかは諸説あるようですが、「獣の肉を食べることが許されなかった時代」にウサギを鳥に見立てて食べていたという説がよく知られています。

「言葉」は生き物のようで、時代によって流行りすたりがあり、それが殿堂入りした時に「一般化」し、次の時代に伝えられていきます。

はるか

助数詞もその例に漏れない、ということですね。

最初の写真は、大阪の堺にある「ハーベストの丘」で出会ったウサギさん。パンダみたい(笑)

 

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形が変化すると数え方が変わる

助数詞は、なかなか奥深いです。

形が変化すると、数え方が変わるものもあるんです。

例えば雲だと、細かく小さな雲は「一片」、長く伸びる筋状の雲のことは「一筋」、一つのまとまりになっている雲は「一団」など、細かく分けられるようです。

はるか

助数詞一つで、ものの様子を伝えられるって、すごいことですよね!

うまく使いこなせたら、すてきだろうなぁ( *´艸`)

「大人の日本語!」って感じ(笑)

 

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思い入れの強さでも数え方は変わる

手紙と花

助数詞は、思い入れの強さで変わるものもあるようです。

はがきは書く前だと「一枚」だが、書けば「一通」、そして特別な気持ちを込めた際には「一葉」を使用します。

はるか

「一葉!!!」

使ったことないわぁ。

「一葉」と言えば、5千円札……じゃなく、「樋口一葉」さん!

なんと、名著「たけくらべ」に漫画がありました!!

 

◇おわりに

「ものの数え方」は、外国人が覚えるのは容易ではありませんが、ものを大切にする日本人の気質の表れなので文化の一つとして捉えていただきたいもの。

日本人でも数え方がわからないものも多いですが、何かの時にさっと適格な助数詞を使えたら、教養があるというか、かっこいいですよね。

 

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