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第2回「創作を楽しく語ろうの会」に緑川聖司先生がお越しくださいました

木の下


こんにちは。

児童文学作家の嘉成晴香です。

前回にひきつづき、「創作を楽しく語ろうの会」、無事に2回目も終了いたしました!

前回のレポートはこちら:

Webexで第1回「創作を楽しく語ろうの会」をTwitterでメンバーを集ってやってみたよ

メンバーは前回とほぼ変わらず、ですが……

はるか

今回はなんと!!

私の作家の先輩の緑川聖司先生がご参加くださいました!!

ものすごーーーーーく、豪華な時間になり、とっても楽しい時間になりました。

緑川先生、今回もご参加くださった皆々様、ありがとうございました!

 

それでは、第2回のレポートです!

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怪談とミステリー専門の児童文学作家!緑川聖司先生のご紹介をさせてください

緑川聖司先生は、私の作家の先輩で、同じ日本児童文芸家協会に所属してらっしゃいます。

これまでイベントなどで何度かお会いする機会があり、その度にお話させていただきました。

緑川先生は、児童文学の中でも「怪談」や「ミステリー」を専門に書かれていて、私の中では「子ども向けの怖い話と言えば緑川先生!」と言った感じです。

 

緑川先生のデビュー作はこちら:

続編もございます。

他にも、怪談好きの子どもさんならみんな知ってるシリーズも:

 

他にも白とか黒とか紫とか、いろんな色の本があるのよー。

 

こちらもシリーズ:

 

私、子どもの頃の話なんですが、怖い話を書く人は怖い人なんじゃないかと勝手に想像していたんです。

はるか

小学生の時の話ですよ。

でも、緑川先生はほんわかしているというか、おだやかでやさしい方でした。

今回の「創作を楽しく語ろう会」でも、どんな質問にも快く答えてくださいました。

 

最近は、ノベライズも手掛けられているようです。

今回の会では、ノベライズの大変さもお話してくださいました。

第2回「創作を楽しく語ろうの会」は私と緑川先生の会話中心になりました

私が主催者なので、私が司会というか、ファシリテーターというか、ちゃんとしなきゃなんないんですが、前回同様、参加者の皆様に助けられての進行となりました。

「創作を楽しく語る」ことが目的なのですが、作家が二人いたということで、今回は私と緑川聖司先生の会話を中心としたものに。

はるか

私、作家さんのお話聞くの、大好きなんですよね。

それが創作のことと関係ないことでも、言葉の端々に垣間見える感性とか、語彙の言い回しとか、そういうものにいつもうっとりしています。

デビュー作を超えられるか!?と、その策の一つ

それでは、約3時間にわたる長時間でお話したことを、前後不順にはなりますがかいつまんで書いてみようと思います。

一番印象に残ったトピックから。

それが、「デビュー作を超えられるものを書くのは難しい」ということ。

緑川先生は、「デビュー作はそれまでの人生でインプットしてきたものからなる」といったことをおっしゃってまして、ほんとにその通りだなぁ、と。

なので、2作目以降は必然的に目減りしてしまう感じは否めないんですよね。

何をもって「超えられない」か、「超えられる」のか、それは作家さんによってちがうでしょうけれど、おそらく技術面でいくとデビュー作よりその後の作品の方が上達している気がします。

けれど……勢いというか、パワーというか、そういったものがちがう……のかな。

そこで、緑川先生が教えてくださったのは、「ちがう路線」で作品を書き、そこでデビュー作と向き合う、というもの。

ちがう路線というのは、ちがうジャンルということ。

ちがうジャンルに挑戦することは、なかなか冒険です。

はるか

私が怪談を書くようなものです。(そもそも怖いの苦手:夢にすぐ出るから)

でも、自分のデビューした路線とちがうジャンルで新たな作品を出せるなら、確かにそこがチャレンジのしどころですよね。

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作家に、執筆活動に導いてくれた方の存在

参加者のお一人からの質問が、これ。

緑川先生はデビュー作をデビュー作にまで導いてくれたという編集者さんを挙げられていました。

私は……高校の時、文芸部だったんですが、(まじめに活動してませんでしたが)その時の顧問の国語の先生です。

部誌に載せる短編を読んで、「いいね」と言ってくれたんです。

それまでは、書くのはストレス発散の延長線上でしかなく、自分の文章が他人にわかるのか、受け入れられるのかわからずにいたのですが、先生が「いい」と言ってくれたことで、書き続けたいと思うようになりました。

パスラさん

文章を書き続けるようになるきっかけって、みんなそれぞれなんでしょうね。

もっといろんな方の聞いてみたいな。

作家の執筆環境について

緑川先生はご自宅やカフェなんかで執筆されているんだとか。

音楽を聞くなら、日本語の歌詞のないものを聞きながらなんだって。

私はほとんど家だなぁ。

音楽は……眠い時だけ5分くらいかける(笑)

あんまりかけると、私の場合楽しくなっちゃって、シリアスな場面でもコミカルな雰囲気になってしまう(笑)

はるか

めっちゃひっぱられます

私は人がいるとほとんど集中して書けないので、執筆は一人の時です。

はるか

人がいても話しかけられなければいいんですが、子どもいると10分に1回はなんやかんや呼ばれるので

 

ちなみに緑川先生も私も、執筆はパソコンです。

私はたまにノートに書いたものを推敲しながらパソコンのワードでうっていきます。

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作家のスケジュール管理と時間の使い方

緑川先生は専業作家さんなので、いろんなものが並行して進行するでしょうし、スケジュール管理は大変なのでは?

と聞いてみましたが、ほぼ頭の中で管理されているそうです(笑)

はるか

私も、手帳に書いたはいいけど、見るのをよく忘れる(笑)

そして、時間の使い方ですが、長時間パソコンの前に座っていても、効率がいいといか、集中できてるのは数時間だよね、と。

 

ちなみに、私もですが緑川先生も、かちっとプロットを立てることはあまりしないんだとか。

はるか

これにはビックリしました!

また、緑川先生は大学時代に研究されていたことが執筆にダイレクトに役立っているとのこと。

私も、これまでしてきたこと、もっと活かしていきたいなぁと思いました。

 

実はこの2年くらい、いろいろあって思うように執筆できてませんでした。

スランプとかそういうものでなく、箱に入れてしまっておきたい感情の存在を、性格上そんなことをすることはできず、おだやかではありませんでした。

でも、何のせいにしてもしかたないので、前に進もうと思うように、やっとなれました。

3月末まで2カ月半、エジプトで暮らしたのも大きいかな。

そこでも深く傷付きましたし、まだ完全に癒えているものではありませんが、いつか、どうにか昇華できたらな。

緑川先生ともお話しましたが、経験には「作品にすぐにでも落とし込めるもの」と、「身の丈ではない……大きすぎるもの」があります。

はるか

まず、どんな経験も「作品に込められるか否か」を考えるところが、職業病みたいなものかもしれませんが

いつも私の拙作を読んでくださる作家さんもこの前おっしゃってましたが、怒りは作品にできる、と。

もちろん、むき出しの怒りではないとやさしく補足もされましたよ。

私も、そう思います。

怒りって、強い感情だなぁ。

でも、だからこそそれを恐れて、今までけっこう避けてきたかも。

人間できてるからとかじゃなく、楽だから。

けれど、それによって自分をごまかして、結局自分が傷ついてた。

エジプト以前のことも、エジプトでのことも、もちろん楽しいこともあったんだから、それも含めながら、いつか形にできたらいいな。

 

 

さて、今回の会も、他にもいろいろと話したのですが、レポートはこのへんで。

「創作を楽しく語ろう会」、参加希望の方はまたご連絡ください!

 

トップの写真は、近所の公園の木。

当たり前ですが、エジプトの木とは全然ちがうなぁなんて考えながら撮りました。

 

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