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エジプトでタクシー(ウーバー)に乗った時のエピソード5

ギザのピラミッド

こんにちは。

早いもので、エジプトから帰国して4か月が経とうとしています。

初めての海外生活ということもあって、毎晩のように懐かしく思っています。

その中でも、タクシーのエピソードがたくさんあるので、今回はそれをまとめてみようと思います。

 

どうしてエジプトに行ったかは、こちらから:

既婚・子持ちの社会人が青年海外協力隊(短期派遣)に応募するまでに準備したこと

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エジプトでタクシー利用!渡航してすぐウーバーアプリをダウンロード

エジプトのタクシーは、日本のと比べると、すっごく安いです。

30分ぐらい乗っても、日本円にしたら200円ぐらいだったりします。

流しのタクシーは、外国人はぼったくられると聞いたので、先輩に倣って、エジプトに着いてすぐ「ウーバー」アプリをダウンロードしました。

はるか

これ、ほんとに便利!

何がいいって、

  • 乗るところと降りるところをスマホで指定できる
  • タクシーの車番がわかる
  • 支払いはクレジットでもできる
  • 所要時間がわかる
  • タクシーがすぐに迎えに来てくれる(夜中でも)

こんな感じ。

(でも、使えるのは首都のカイロぐらいです)

私、アラビア語できないので、ほんと助かりました。

エジプトにはメトロやバスもあり、そっちの方が安いんですが、観光地に行く時や急ぎの時は、使っちゃった!

何人かで乗れば、それはもう、ほんまにお得!!

エジプトでタクシー(ウーバー)を利用する時にはアラビア文字を覚えておくこと!

アラビア語の数字

けれども、最初ちょっととまどったのは、アラビア語のアラビア数字。

ウーバーアプリにタクシーの車番が表示されるんですが、それがアラビア文字なんです。

こちら、上の数字を見ていただいたらわかると思うんですが、「1」とか「9」は似てます。

はるか

でも、6とか4とか5とか、全然アラビア文字を知らないと、混乱!

「8は末広がりー」

とかで覚えましたが、覚えるまでとまどいました。

ウーバータクシー、タクシーの車体に「タクシー」と書いてるわけでも、天井にタクシーとわかる飾りがついているわけでもなく、一見普通の乗用車なので、乗る時は「車番」が頼り。

エジプトの両側駐車

エジプトは、上の写真みたいに、路駐が多いんです。

それも、道の両脇に。時には2列になってることも。

ということで、タクシーが迎えに来てくれても、

はるか

どこー????

って感じも多いんですよね。

わからなければ運転手さんから電話が来るんですが……

エジプトのタクシードライバー!英語がOKな人もいるけれどそうでない人も

タクシードライバーさん、英語ができない人もいます。

私が利用した中では、半分以上かな。

なので、自分の乗るタクシーがどれかわからないでいると、運転手さんから電話が。

でも……

私はアラビア語わからないし、運転手さんは英語も日本語もわからないし(笑)

話してても、言いたいことは想像つくけど、わからない(笑)

まぁね、その付近で電話してきょろきょろしてる人をお互いに探すので、何とかなるんですけどね。

でもこれにけっこう時間費やしたりするので、目的地まで行くのにかなりかかってしまったり。

あと、エジプト(カイロ)は渋滞が普通なので、ウーバーに表示された時間より長めに思っとく方が安心です。

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エジプトでのタクシーエピソード①車内はアラビア音楽かコーランがガンガン流れてる

さて、それではタクシーを利用した時のエピソードをば。

まず、いつも音楽がかかってます。あれは、ラジオかな?

たいがい、歌かコーラン(イスラム教の教典)の朗読。

歌は、「ファビービー(愛しい人?)」ばっかり言ってるし、アップテンポで独特のアラビア音楽ですし、コーランは眠くなりそうでならない、それでいて頭の中をぐるぐる回る感じ。

はるか

私はルクソール(エジプトの南部、カイロから飛行機で1時間の街)に住んでたんですが、そこでよくお世話になってた専属と言っていいほどのタクシーでは、無音か洋楽だったので、聞きなれた音楽って癒しなんだな、と……

いや、アラビア音楽が嫌いとかではないんです。

聴きなれると、なかなか楽しいというか、踊れちゃうというか。

エジプト!ルクソールの結婚式に行ってきたよ①

エジプトでのタクシーエピソード②わりと寒いのに窓開けっ放し

エジプトというと、砂漠の国。

年中暑い国というイメージでしたが、ちがいます。

雨はほんとに降りませんが、冬の夜はめっちゃ冷えます。3度とかになります。

冬の大阪ぐらいです。

はるか

なのに!!

タクシーに乗ると……窓開けっ放し。

よほど我慢できない場合は、英語やジェスチャーで「閉めてください」とお願いしますが、こうもいつも開けっ放しだと、びっくり。

ま、コロナウイルス蔓延してきた頃はよかったんですけどね。

夜は、ほんま寒かった……

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エジプトでのタクシーエピソード③運転手が途中売店に寄りお菓子をおごってくれる

ある日、先輩とタクシーに乗っていたら、運転手さんが、

「ちょっと売店寄っていい?」

と。

(エジプトは、日本でいう駅の売店ぐらいの小さい店がたーくさんあるんです)

日本でならありえないですが、「だめ」とか言える雰囲気でもなく、「どうぞ」と。

はるか

お腹でもすいたのかな?水でも買うのかな?

と思っていたら、自分のコーラとパン、そして、私達に一つずつ、チョコレートのお菓子をくれました。

待たせたお詫び、なのかな?

とりあえずお礼を言い、私もお腹空いてたので、みんなして車内で黙々と食べました(笑)

遠足のよう!!

エジプトでのタクシーエピソード④窓からアツアツのお菓子(コナーファ)の試食をもらう

一番思い出深いのは、一人で乗っていた時でした。

エジプトの夜は、熱いんです。

夜中の0時でも、日本でいう20時くらいの雰囲気。

お酒、飲まない人が多い(イスラム教だから)のに、なに、このハイテンション!って感じ。

私は宿泊先に帰ろうとタクシーに乗っていて、例のごとく窓は開いてました。

すると、お菓子の屋台?の前でたまたま車が止まった時、そこの店員さんが大きなおぼんを片手にやってきました。

そこには、できたてのお菓子(エジプトのコナーファというお菓子)が。

窓からずいと店員さんの手が入ってきて、「どうぞ」と。

私は別にいらなかったし、もらったらお金がいるんじゃないかと首をふりました。

でも、運転手さんが「もらったら?」みたいなことを言うので、おそるおそるもらい……

「お金!」って言われるかな?と思いましたが、店員さんはすぐにどこかへ行ってしまいました。

 

もらったコナーファ、口の中が火傷しそうなほど熱くて、はふはふ言いながら食べました。

はるか

それまで、コナーファってあんまり好きじゃなかったんですが、なんなの、アツアツってめっちゃおいしい!!!

エジプトのスイーツ「コナーファ」

上の写真は、タクシーでもらったものではありませんが、右上の糸状のお菓子がコナーファ、のはず。

 

エジプト人は甘いものが大好き!を書いた記事はこちら:

エジプトのケーキは大きくてド派手でとにかく甘い

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エジプトでのタクシーエピソード⑤運転手がシャーイ(紅茶)を客を乗せたまま買い、グラスを返す

エジプトのシャーイ

エジプト人は、紅茶(シャーイ)が大好き。

佐藤は、スプーン3杯以上入れるのが普通。

毎日、何杯も飲みます。

それは仕事しながらもいっしょで、ということでタクシードライバーも紅茶飲みながら運転しています。

日本では、だいたいの人が「グラスに熱いもの入れたらだめ」って言われて育つと思うんですが、エジプトでは透明のガラスのグラスで飲むのが一般的。

はるか

こだわり、だそう

タクシーにお客さんが乗っていようがいまいが、道端のお店から買ったり、知り合いがいたらもらったりと、紅茶を窓から受け取ります。

そして、空になっていたらグラスを返します。

 

はるか

エジプト、道端で紅茶飲んでるおじさん、ものすごい多い

とにかく、マイペースです。

でもそんな「エジプトの日常」を垣間見れるのは、とっても楽しい時間でもありました。

 

他のエジプトのタクシーエピソード(先輩から聞いたものもあり)

他にもタクシーエピソード、たくさんあります。

先輩方から聞いたものも含めて書いてみますと、

  • 道がわからなくて途中で降ろされる
  • 降りる時、バクシーシ(チップみたいなの)をやたら求められる
  • ものすごいおしゃべり
  • やたらクラクションを鳴らす(10秒に1回以上)

とか。

クラクションを鳴らすのは、みんなそうです。

どんなに温和な運転手さんでも、20秒に1回は鳴らします。

はるか

車のクラクションは挨拶だそうです。

友達とすれ違った時とか、結婚式の車が通りすぎた時なんかも、お祝いの意味を込めて鳴らすんだとか。

ちょっとでも危ないと思った時もね。

日本であれだけ鳴らすと、つかまるレベル(笑)

文化が違うって、おもしろいですね。

 

また、乗りたいなぁ。

車窓から街を眺めるの、楽しかった。

トップの写真は、ピラミッドに行く時に乗ったタクシーから。

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