新刊『迷子のトウモロコシ』(金の星社さん)発売!!

『22:22のヒトリゴト』……今日は「ゆ」!

こんばんは、嘉成です。

「ゆ」ってかわいい形だなって、子どもの頃から思ってます。

そして、「ゆ」と言えば「湯」ですが、今日はあえてこれではなく……。

「夢」をもつことにこだわりがあった子ども時代

「夢」があることは、かっこいいことだと思ってました。

今も、いいことだとは思っています。

でも、子ども時代はやたらそう思ってたんです。

夢を持つことはステイタスというか、すてきで無敵!みたいな。

そこで、なんでここまでこだわっていたのか考えてみました。

ここ数年、ずっと思いをめぐらした結果……。

子ども時代、私は何も持ってなかったことに気がつきました。

たいして勉強も運動もできることもなく、美的センスもなく、友達もおらず、

だからって家族が一番大事!って感じもなく、大事なものがあるようでそんなにない。

そんな子ども時代でした。

だからこそ、夢だけは持っていたかった。

つかまっていたかったんです。

夢って、言ったもんがちなとこもありますよね。

そして、だいたいは他の人にはとやかく言われない。

かなってなくても、子どもなんだから問題ない。かっこ悪くない。

だからこそ、魅力があったのかもしれません。

今は、夢はあってもなくてもいいな、とは思います。

ただ、夢をもてたらやっぱり生活に張りが出るな、とは思います。

今の夢はですね……世界旅行と、長く長く物語を書けたらいいなっていうのかな。

「勇気」を出すことは自分を磨くことだと10歳の時に気付きました

初めて「勇気」なんて難しい言葉を知ったのは、アンパンマンの歌詞でした。

♪愛と勇気だけが友達さ~

ってやつ。

というわけで、なんだか身近な言葉になったわけですが、だからって使いこなせるかは別問題でして。

10歳の時、勇気を出すことは自分を磨くこと、削ることだとなんとなく知りました。

学校での人間関係に悩み、私はこの頃、「自分が動かなきゃ人は動いてくれない」と知りました。

そして、自分が動くには勇気が必要、ということも理解しました。

勇気を出すってさ、ほんとめんどう。

でも、このめんどうなことを少しだけでもしないと、自分を夢へと導いていけない。

デビュー作の『星空点呼』では、「ちょっとの勇気」をテーマに書いています。

「許す」ことは自分を解放するということだなぁと思う

私は根に持つタイプです。

根に持つというか、いつまでもクヨクヨ思うタイプというか。

そして、それは自分にたいしてが一番大きく、自分を許せなくて、だいたい毎日勝手にしんどい思いしています。

でも、「許す」のって大事だな、と。

自分を解放するために。

とか言いながら、イメージはその反対なんです。

傷付いたり辛い気持ちを、丁寧にやわらかくてあったかいベッドに寝かしてあげる感じ。

そして、たまには起きていいけれど、いい夢見てねって声をかけてあげる。

そんなイメージ。

ちなみに人に対しては、許すのは得意です。

たぶん、こだわりが少ないんでしょうね。

そういうもんなんだって思うのが得意なのかな。

ほんとに、心からそう思えるこんな自分を、私は気に入っています。

自分でも少し、寂しいと思うこともありますが。

ひとまず、私は「できない私」をこれから解放していきたいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP