こんにちは。
もうすぐ、青年海外協力隊(短期)としてエジプトに派遣される予定の嘉成です。
期間は、5ヶ月。
たぶん行ってる私にとってはあっという間ですが、残された家族には長い時間。
子ども(4歳半)に協力隊に行きたいと伝える
私は既婚で子持ちです。
長く悩み、何度も夫と話し合いを重ねましたが、理解を得られたことは幸いでした。
でも、子どもとなるとそうはいかない。
そりゃそうです。うちの子、まだ4歳半ですから。
応募する時……というか、二次の東京での面接が決まった時、なんとなくは話したんですが、まだ「明日」とか「来月」の概念がはっきりしていないので、よくわからない様子。
「寂しい」
とは言っていました。
そりゃ、そうだよね。
派遣が決まってからは、You Tubeでいっしょにエジプトのピラミッドやスーク(市場)の動画見たりして、私が行く国のイメージをもってもらいました。
お土産のリクエストは、ラクダの人形。
黒いねこちゃんの人形も、あったら買ってきてほしいとのこと。
出発が近付いて、ある日、夫と子どもがお風呂に入ってる時でした。
夫が
「仲良く、お母さんの帰り待ってようね」
と言うと、小さく「うん」と。
それからは、「寂しい」ではなく「寂しいけど」と言うように。
私が思ってるよりもずっと、わかってるようです。
また、
「お手紙書くね」
と、まだひらがなを読めもしないのに、言ってくれました。
母親としてはどうかと自分でも思うけれど人間としての私の背中を見せていくつもり
うちの一人息子で、だからか甘えん坊。
夫は私以上に子育ても家事もやってくれる(だから今回、自信をもって夫に任せられる)のに、それでも坊は私にばかりべったりです(笑)
こんな子を置いて約半年も行くなんて。
私もそう思います。
合格がわかった時、嬉しいよりは、「マジで」と思いました。
ですが、強くありたいと思います。
子どもは、0歳の時もかわいかったし、1歳の時もかわいかった。
もちろん2歳も3歳も、そして、現在の4歳も。
そしてきっと、5歳も6歳も……20歳になっても、きっとかわいく、心配な存在にちがいない。
そうなると、子どもが死ぬまで私は大きなことは何もできない。
でも、順当に考えると私の方が先に召される、はず?
わかんないけどさ。
なので、ずっと「今は無理」と思っていたことが「今なら大丈夫」、「来年の応募は難しい(夫の仕事の都合上)。今しかない」となった今回、合格できたことは神様からのGOサインだと信じています。
でも、母親としては、やっぱりどうかと思う心は消せません。
お誕生日も子どもの日もいっしょにいられない。
生活発表会なんかの保育園行事も。
何歳でもかわいいと言っても、子どもの貴重な5歳前半を見られないのは人生においた大きな損失。
ですが、私は一人の人間でもあるので、今回は自分を優先させてもらうことにしました。
よかったのは、今回の派遣が決まってから、子どもとの時間を有意義に使えたこと。
もし決まってなかったら、ただぼーっと過ごしたり、小さいことでイライラしたりしてたかも。
甘やかした、とも言えますが、私にとってはかけがえのない時間でした。
青年海外協力隊(短期)として海外へ行く私が子どものためにできること
夫が、昨年、一昨年と2回、約2カ月ずつバングラデシュへ出張へ行ってたんです。
その時は、夫に出発前、坊へのお手紙を書いてもらい、週に1回渡していました。
わざわざポストに入れて、保育園帰りに坊と受け取る!といった具合で。
今回は、私がそれをしようと思います。
他にも、坊の寂しさをちょっとでもましにする方法を考えました
- 上記の、週1回の手紙(5か月なので、20通)
- 寂しくて打ちひしがれている時に渡す小さいおもちゃ入りの手紙(1か月に1回、5通)
- お誕生日カード
- 各種、様々な行事(誕生日)とかのプレゼントを準備
- うちと夫の両親に、時々遊びに来てもらう・遊びに行く
私が派遣されるエジプトは、時差は7時間。
イスラム圏ということで、休日は金曜日と土曜日になるようです。
休みの日は、LINEとかで顔を見て話せたらいいな。
国際便も、エジプトからだと届かないこともあるそうですが、100円くらいで送れるそうですし、ポストカードとかも時々送ってみようと思います。
子どもに寂しい想いをさせるんだから、私はその寂しさの分以上に、やれることをやって、胸張って帰国できるようにしたいな。
どんな時も、どんなことにも、どんな人にも、感謝の気持ちを忘れないで、真摯にがんばりたい。
身体がゆるすかぎりは、それを行動にうつしたい。
正直、私にとってもこれまでの人生で1番に近いくらい試練の半年になることはまちがいないので、まずは健康第一・安全第一を優先させようと思いますが……。
さーて、
頑張るぞー!
いってきます!
私が留守中の夫と子どもの様子:
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