今日は大阪市立美術館の「フェルメール展」へ、日本語教師のお友達(と呼んでもよろしいでしょうか)と行ってまいりました!
JR天王寺駅、中央改札の前の「日本旅行」前で待ち合わせ。13時。
(私が天王寺で待ち合わせをするときは、いつもここ)
そして、てんしばを通り、天王寺動物園を横目に大阪市立美術館へ。
黄色いチューリップがとってもきれい。紫のパンジーもかわいかった!
前売り券を友人が買っておいてくれたので、スッと入れて楽ちん♪
中は、平日の昼間ですがけっこうこんでました。
少し待てば絵の前へ行けるくらいなので、まだ余裕!
(2年前のハルカス美術館で開催された「北斎展」のときは、入館するまでも30分は並んだ)
オランダの画家:フェルメールとは
フェルメール(Vermeer)さんは、こんな方。
17世紀のオランダ絵画の黄金期を代表する画家、ヨハネス・フェルメール(1632-1675)は現存する作品が35点ともいわれ、その希少性と神秘的な魅力から世界屈指の人気を誇っています。
「光の魔術師」って呼ばれてます。(なんか友達みたいな言い方しちゃった)
好きな偉大な画家さんはたくさんいますが、フェルメールさんはその筆頭!
けれど、知らなかったんです。
フェルメールさん、43歳で亡くなってた……。
私だったら、あと12年で死ぬっていうことか……。
はるか
展示を見ながら、ふとこんなことを思いました。
一番楽しみにしていた『マルタとマリアの家のキリスト』に感激!
新約聖書の「ルカによる福音書」に出てくる一シーンの絵です。
イエス・キリストがおうちにやってきて、大喜びの姉妹、姉のマルタと妹のマリア。
マルタはイエス様のためにいろいろと準備をがんばりますが、マリアは何もせず、ただじっとイエス様のお話を聞いています。
それを見て姉のマルタは、イエス様に言うのです。
「妹にも手伝うように言ってください」
けれど、イエス様はこう答えられます。
「マルタよ、マルタよ、あなたは多くのことに心を配って思いわずらっている。 しかし、無くてならぬものは多くはない。いや、一つだけである。マリヤはその良い方を選んだのだ。そしてそれは、彼女から取り去ってはならないものである」
私、初めてこの聖書の箇所を読んだ時はまだ10歳で、教会にも行ってなかったし、「イエス様、ひどいわー」とか思ったもんです(笑)
マルタの気持ち、わかるでしょ? 自分はイエス様の話をもてなそうとがんばっているのに、妹は何もしない。
はるか
イエス様はマルタを責めても叱ってもいない。それぞれいいと思うことを一生懸命しているんだから。
マリアにとってはイエス様の話を聞くのが最善だったんだ。それだけ。
とまぁ、こんな絵でした。(説明、長くなりましたね)
フェルメールのイエス様は、どこか微笑んでらっしゃるような、そんな雰囲気に見えました。
マリアの横顔は、真剣そのもの。
あ、聖書にはね、有名なのはイエス様の母親であるマリアさんですが、3人出てくるのよ。
1時間ちょっとかけてじっくり展示を見て、久しぶりの美術館を楽しみました!
やっぱり本物は、いい!( ・∀・)イイ!!!
大阪市立美術館鑑賞の後はハルカスのカフェモロゾフでお茶!
ほーっという感嘆のため息をつきながら、美術鑑賞後はあべのハルカスへ。
4階のカフェモロゾフへ。
これに紅茶がついたセットを注文。
友人とは働いている日本語学校がちがうので、いろいろと情報交換を。
あとは学生の話とか、授業のやり方とか、いろいろ話しました。夫には話してもなかなかわかってもらえない(仕事違うので当たり前ですが)細かい悩みをいろいろと聞いてもらったりも。
はるか
さて、大阪市立美術館の「フェルメール展」は、5月12日(日)までやってるみたいなので、ご興味ある方は、是非!!
美術館横の「天王寺動物園」についてはこちらの記事をどうぞ!
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