こんにちは。
早いもので、エジプトから帰国して4か月が経とうとしています。
初めての海外生活ということもあって、毎晩のように懐かしく思っています。
その中でも、タクシーのエピソードがたくさんあるので、今回はそれをまとめてみようと思います。
どうしてエジプトに行ったかは、こちらから:
エジプトでタクシー利用!渡航してすぐウーバーアプリをダウンロード
エジプトのタクシーは、日本のと比べると、すっごく安いです。
30分ぐらい乗っても、日本円にしたら200円ぐらいだったりします。
流しのタクシーは、外国人はぼったくられると聞いたので、先輩に倣って、エジプトに着いてすぐ「ウーバー」アプリをダウンロードしました。
はるか
何がいいって、
- 乗るところと降りるところをスマホで指定できる
- タクシーの車番がわかる
- 支払いはクレジットでもできる
- 所要時間がわかる
- タクシーがすぐに迎えに来てくれる(夜中でも)
こんな感じ。
(でも、使えるのは首都のカイロぐらいです)
私、アラビア語できないので、ほんと助かりました。
エジプトにはメトロやバスもあり、そっちの方が安いんですが、観光地に行く時や急ぎの時は、使っちゃった!
何人かで乗れば、それはもう、ほんまにお得!!
エジプトでタクシー(ウーバー)を利用する時にはアラビア文字を覚えておくこと!
けれども、最初ちょっととまどったのは、アラビア語のアラビア数字。
ウーバーアプリにタクシーの車番が表示されるんですが、それがアラビア文字なんです。
こちら、上の数字を見ていただいたらわかると思うんですが、「1」とか「9」は似てます。
はるか
「8は末広がりー」
とかで覚えましたが、覚えるまでとまどいました。
ウーバータクシー、タクシーの車体に「タクシー」と書いてるわけでも、天井にタクシーとわかる飾りがついているわけでもなく、一見普通の乗用車なので、乗る時は「車番」が頼り。
エジプトは、上の写真みたいに、路駐が多いんです。
それも、道の両脇に。時には2列になってることも。
ということで、タクシーが迎えに来てくれても、
はるか
って感じも多いんですよね。
わからなければ運転手さんから電話が来るんですが……
エジプトのタクシードライバー!英語がOKな人もいるけれどそうでない人も
タクシードライバーさん、英語ができない人もいます。
私が利用した中では、半分以上かな。
なので、自分の乗るタクシーがどれかわからないでいると、運転手さんから電話が。
でも……
私はアラビア語わからないし、運転手さんは英語も日本語もわからないし(笑)
話してても、言いたいことは想像つくけど、わからない(笑)
まぁね、その付近で電話してきょろきょろしてる人をお互いに探すので、何とかなるんですけどね。
でもこれにけっこう時間費やしたりするので、目的地まで行くのにかなりかかってしまったり。
あと、エジプト(カイロ)は渋滞が普通なので、ウーバーに表示された時間より長めに思っとく方が安心です。
エジプトでのタクシーエピソード①車内はアラビア音楽かコーランがガンガン流れてる
さて、それではタクシーを利用した時のエピソードをば。
まず、いつも音楽がかかってます。あれは、ラジオかな?
たいがい、歌かコーラン(イスラム教の教典)の朗読。
歌は、「ファビービー(愛しい人?)」ばっかり言ってるし、アップテンポで独特のアラビア音楽ですし、コーランは眠くなりそうでならない、それでいて頭の中をぐるぐる回る感じ。
はるか
いや、アラビア音楽が嫌いとかではないんです。
聴きなれると、なかなか楽しいというか、踊れちゃうというか。
エジプトでのタクシーエピソード②わりと寒いのに窓開けっ放し
エジプトというと、砂漠の国。
年中暑い国というイメージでしたが、ちがいます。
雨はほんとに降りませんが、冬の夜はめっちゃ冷えます。3度とかになります。
冬の大阪ぐらいです。
はるか
タクシーに乗ると……窓開けっ放し。
よほど我慢できない場合は、英語やジェスチャーで「閉めてください」とお願いしますが、こうもいつも開けっ放しだと、びっくり。
ま、コロナウイルス蔓延してきた頃はよかったんですけどね。
夜は、ほんま寒かった……
エジプトでのタクシーエピソード③運転手が途中売店に寄りお菓子をおごってくれる
ある日、先輩とタクシーに乗っていたら、運転手さんが、
「ちょっと売店寄っていい?」
と。
(エジプトは、日本でいう駅の売店ぐらいの小さい店がたーくさんあるんです)
日本でならありえないですが、「だめ」とか言える雰囲気でもなく、「どうぞ」と。
はるか
と思っていたら、自分のコーラとパン、そして、私達に一つずつ、チョコレートのお菓子をくれました。
待たせたお詫び、なのかな?
とりあえずお礼を言い、私もお腹空いてたので、みんなして車内で黙々と食べました(笑)
遠足のよう!!
エジプトでのタクシーエピソード④窓からアツアツのお菓子(コナーファ)の試食をもらう
一番思い出深いのは、一人で乗っていた時でした。
エジプトの夜は、熱いんです。
夜中の0時でも、日本でいう20時くらいの雰囲気。
お酒、飲まない人が多い(イスラム教だから)のに、なに、このハイテンション!って感じ。
私は宿泊先に帰ろうとタクシーに乗っていて、例のごとく窓は開いてました。
すると、お菓子の屋台?の前でたまたま車が止まった時、そこの店員さんが大きなおぼんを片手にやってきました。
そこには、できたてのお菓子(エジプトのコナーファというお菓子)が。
窓からずいと店員さんの手が入ってきて、「どうぞ」と。
私は別にいらなかったし、もらったらお金がいるんじゃないかと首をふりました。
でも、運転手さんが「もらったら?」みたいなことを言うので、おそるおそるもらい……
「お金!」って言われるかな?と思いましたが、店員さんはすぐにどこかへ行ってしまいました。
もらったコナーファ、口の中が火傷しそうなほど熱くて、はふはふ言いながら食べました。
はるか
上の写真は、タクシーでもらったものではありませんが、右上の糸状のお菓子がコナーファ、のはず。
エジプト人は甘いものが大好き!を書いた記事はこちら:
エジプトでのタクシーエピソード⑤運転手がシャーイ(紅茶)を客を乗せたまま買い、グラスを返す
エジプト人は、紅茶(シャーイ)が大好き。
佐藤は、スプーン3杯以上入れるのが普通。
毎日、何杯も飲みます。
それは仕事しながらもいっしょで、ということでタクシードライバーも紅茶飲みながら運転しています。
日本では、だいたいの人が「グラスに熱いもの入れたらだめ」って言われて育つと思うんですが、エジプトでは透明のガラスのグラスで飲むのが一般的。
はるか
タクシーにお客さんが乗っていようがいまいが、道端のお店から買ったり、知り合いがいたらもらったりと、紅茶を窓から受け取ります。
そして、空になっていたらグラスを返します。
はるか
とにかく、マイペースです。
でもそんな「エジプトの日常」を垣間見れるのは、とっても楽しい時間でもありました。
他のエジプトのタクシーエピソード(先輩から聞いたものもあり)
他にもタクシーエピソード、たくさんあります。
先輩方から聞いたものも含めて書いてみますと、
- 道がわからなくて途中で降ろされる
- 降りる時、バクシーシ(チップみたいなの)をやたら求められる
- ものすごいおしゃべり
- やたらクラクションを鳴らす(10秒に1回以上)
とか。
クラクションを鳴らすのは、みんなそうです。
どんなに温和な運転手さんでも、20秒に1回は鳴らします。
はるか
友達とすれ違った時とか、結婚式の車が通りすぎた時なんかも、お祝いの意味を込めて鳴らすんだとか。
ちょっとでも危ないと思った時もね。
日本であれだけ鳴らすと、つかまるレベル(笑)
文化が違うって、おもしろいですね。
また、乗りたいなぁ。
車窓から街を眺めるの、楽しかった。
トップの写真は、ピラミッドに行く時に乗ったタクシーから。
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