こんにちは。
2カ月半、エジプトで暮らしておりました嘉成です。
エジプトに行く前、外国人の友達は少なくないはずなのにエジプト人にだけは会ったことがなく、どんな国民性というか、どんな性格なんだろうということをネットで調べました。
日本人だっていろんな人がいますから、エジプト人もそう。
でも、だいたいのことを、不要なもめごとを避けるためにも知っておくのはいいかと思ったのです。
でも、ネットでは詳しく書いている記事はあんまりありませんでした。
私がうまくイメージできる記事に巡り合わなかったというか……
全てを見たわけではないのですが。
ということで、今回は自分の肌で感じた「エジプト人の主な性格・キャラクター」を独断と偏見でレポートしたいと思います。
エジプト人の性格!自分にも人にも甘く常に甘い紅茶を飲んでいる
エジプト人の性格を、一言で表すならば「甘い」に尽きると思います。
自分にも、人にも、先行きのことにも、何にしても、いい悪い関係なく、「甘い」感じ。
日本人の私からすると
はるか
って時でも、
「問題ないよ!」
と返事が来ます。
正直、こっちからすると問題だらけの時も、基本的に「問題ない」となるので、慣れるまでは冷や汗流れっぱなしです。
エジプト人は、朝から夜中まで、ずっと紅茶(シャーイ)を飲んでます。
イスラム教の方が多いので、お酒は飲みません。
ずーっと甘い紅茶かコーヒー。
この紅茶やコーヒー、スプーン山盛り3杯を入れるのが、普通。
初めて会った人にも、すぐに紅茶をすすめてくれるんですが、その時に砂糖の量も聞いてくれます。
はるか
とか言うと、「遠慮しなくても」って顔されます。
あんまり言われるので
はるか
と言うと、だいたいウィンクされならが1.5杯は入れられます(笑)
この紅茶、エジプト人は毎日5杯以上は飲んでるんじゃないかな。
仕事中でもおかまいなし。
雰囲気的には、紅茶やコーヒータイムの間に仕事がある感じ。
日中、道端で飲んでいる人をよく見かけます。というか、飲んでる人ばっかり。
とまぁ、こんな感じで心に余裕がある?からか、自分にも他人にも甘く、正直先のことはあんまり考えません。
じゃあ、本当に「問題」だと感じたらどうなるかというと……
エジプトでは、リプトン大人気でした!
エジプト人の性格!聞いてるはずのこともよく「聞いてない」ことになる
何回も言ったはずのこと(第三者といっしょにいたので証人アリ)でも、「聞いてない」「知らなかった」となります。
はるか
とか言っても、聞いてないの1点張りが普通。
本当は聞いていたはずだけれど、謝りたくないのでこう言ってしまう感じなのかな。
そう、エジプト人はプライドがかなり高いのです。
褒められたり認められたりすることは大好きですが、批判はものすごく苦手。
プライドを傷付けられることを言われたりされたりすると、すぐにへそを曲げてしまう傾向が。
ちなみに、日本人から見て「話がわかるな」と思うエジプト人は、まじめで、人に耳を傾けられたり、非を素直に認められたりできます。
パスラさん
ということで、日本人がエジプトへ旅行へ行くのは短期間なので問題ないですが、ビジネスとなると根性がいるかと思います。
外堀を埋め、相手やその周囲のプライドを傷付けないように細心の注意をはらう必要があります。
そして、日本なら2時間で終わりそうなことが1日がかりだったり、3日で終わりそうなことが1か月かかったりします。
エジプト人の性格!「インシアッラー」を多用されるのでこっちはハラハラする
この「インシアッラー」、いたるところから聞こえてくるアラビア語の一つです。
元々の意味は、「神様のご意思なら」とか「神様が望まれるなら」みたいな意味らしいのですが、ほんとにいろんなシチュエーションで使われます。
会話の結びの決まり文句というか。
はるか
と言っても「インシアッラー」なので、こっちからすると「いや、神様じゃなくあなたが主体的にやって!」と思ってしまいます。
とこんな感じが日常茶飯事なので、慣れるまではハラハラ……
エジプト人の性格!みんな朗らかでおしゃべり好きであたたかい
なんかいろいろ書いてしまいましたが、エジプト人はみなさんおしゃべり好きというか、人が好きというか、あたたかです。
小さいことで困っていても、すぐに助けてくれます。
友達になると、みなさんものすごい気配り上手を発揮してくれます。
また、道ですれちがうと、私はエジプト人からすると一目で「遠くから来た外国人」なので、8割の確率で「ハロー」とか挨拶してくれます。
子どもから年配の方まで、みーんな。
はるか
日本人は基本的に、知らない人には挨拶であっても話しかけません。
なので、最初はびっくりしました。
と同時に、すてきだなとも思いました。
ま、ハローの変わりに「シーニー(中国人)」とかもよく言われますけどね(笑)
どうでしょうか。
エジプトは貧富の差も大きいですが、みんな陽気な感じです。
ちょっと話すだけでも日本との文化のちがいを肌で感じられるので、旅行の際は言葉がわからなくてもスマホやガイドブックを片手にやりとりしてみると、きっと楽しい経験ができると思います!
トップの写真は、アスワンでナイル川のボートに乗っている時に見たカモメさん。
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