こんにちは、嘉成晴香です。
先日、和歌山県立海南高等学校さんで講演会をさせていただきました!
今回の演題は「毎日を物語にするということ」です。
私が高校生だった頃の話はもちろん、今の高校生に向けてのちょっとしたアドバイスや、
作家になるまでや、なってから、創作論などをお話しました。
高校生に向けて講演会をするのは初めてでした!
これまで何度も講演会をさせていただきましたが、高校生に講演するのは初めてでした。
どんな感じになるかなぁとドキドキしていましたが、皆様あたたかく迎えてくださり、とっても話しやすかったです。
本が好き、または作家に興味があるという40名ほどの生徒さんが集まってくださいました。
熱心にじっとこちらを見つめながら耳を傾けてくださる生徒さんばかりで、感激でした。
高校生から出た質問に……ちゃんと応えられた、かな?
小学校での講演会後の質問コーナーでは、ときどき「好きな音楽は何ですか?」や「好きなおにぎりの具は何ですか?」なんかのおちゃめな質問もあるのですが、(これはこれで、私は嬉しい)
今回の高校生の生徒さんの質問は、作家同士も話し合うような、深い質問が多かったです。
小説を書くコツはもちろん、キャラクターをどうやって物語に織り込んでいくかなどなど、なんとか答えたつもりですが、改めて自分の作品作りに向き合うチャンスをいただきました。
生徒さんの中には文芸部の方もいらっしゃったようで、実際に小説を書いているとのこと。
もうその事実が、私にはものすごく嬉しい。
私が高校生の時は、あんまりいなかったからね。
講演後にいただいた感想に、どう書けばいいか悩んでいることも書いてくれていて、もっと創作について詳しく話せばよかったかなぁ、なんてことも思いました。
海南高校で講演会を終えて
感想文を何十枚もいただき、帰りの電車の中で一枚一枚、ゆっくり読ませていただきました。
嬉しくて、1時間の乗車中に3回読んじゃった。
そして、気付いたのは、私が思っていたよりずっと多く、生徒さんは私の気持ちや大切だと強調したことを受け取ってくださったということ。
決して甘く見ていたわけではないんですが、私の稚拙な話だとどう伝わるかなぁと思ってたんです。
ですが、ぎゅっと抱きしめるようにキャッチしてくださったようで、私が言葉にしたことをご自分なりの表現に変えて理解してくださったみたいで、感動しました。
何か、今回の講演会がいいきっかけに結びつくように祈るばかりです。
また、講演会ごも生徒さんが二人も話しに来てくれて、嬉しかったです。
もっとゆっくり話したかったなぁ。
文芸部さんの作品も、見せてもらいたかった……
なんにしろ、創作、そして毎日を楽しく過ごしてくれるといいなぁ。
今回の講演会で話したことは、全て自戒も込めたものです。
何が起こるかわかんない人生ですが、楽しいこと、良いものを選んで生きていきたい。
それだけです。
またお役に立てそうなことがあれば、ご連絡いただけるといいな。
海南高校の皆様、本当にありがとうございました!
この夏は、2回講演会させてもらって、どちらも私が元気をもらいました。
チャンスをいただけるなら、これからもやっていきたいな。




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