こんにちは。
4歳半の息子のものすごい体力に、日々圧倒されています。
うちの子は、思えば生まれた時からずっと世に言う「イヤイヤ期」でした。
もう、自分を主張するのが我が坊の性格と言えるでしょう。
そして、私も子どもの頃そうだったなぁなんて思うと気持ちがわかりすぎて辛いことも(笑)
そんな坊、保育園のお友達など、周りはもう1年以上前から「なぜなぜ期」で、でも坊は全くそういうことはなく……
もしかして、うちの子には「なぜなぜ期」がないのかな?と思っていました。
けれど、最近ようやく始まったのです!!
なぜなぜ期とは何でしょうか
さて、なぜなぜ期とは。
まだこの世に生まれて数年。
いろんなことに興味を持ち、それに疑問に思い、いろんなことに対して……
「どうして?」
「なんで?」
「いつ?」
「どうやって?」
など、質問を投げかけてくる時期のこと。
毎日のように……というよりは、1回の会話で2~3回は質問というか、「?」を投げかけてくれます。
(うちの子の場合ですが)
「なぜなぜ期」は文章で長く話せるようになったからこそできること
質問をするのって、実は難しいこと。
ものの名前だけ知っていても、聞くことはできません。
もちろん、まだまだ文章は下手くそなんですが、うちの子は言葉がけっこう遅く、特に長く話すのはつい最近までできませんでした。
なので、「質問できる」ということは、言葉が発達したということ!!!
はるか
そう、待っていたんです、なぜなぜ期。
うちの子(4歳半)よりちょっと年上の子をもつ友人は、
「いっつもいろいろ聞いてきて、大変なことも多いよ」
と言っていましたが、それに応えるのも、「子どもができたらしたい」と思っていたことの一つだったので、夢がかなった感じです。
たしかに、答えにくい質問も多いのは事実。
忙しい時とか、こっちが体調悪い時にいくつもされると、
はるか
とか思うんですが、それでも、ずっと「なぜなぜ期」を待っていたので、嬉しい。
「なぜなぜ期」の質問には、必ず答えたり一緒に考えるようにしたい
どんなにしんどかったり都合が悪くても、坊がもってきた疑問には、答えてあげたいなと思っています。
もしくは、いっしょに考えるとか。
先輩ママさんが、
「なんで?って聞いてきたら、『どうしてだと思う?』って返せばいいのよ」
と、ずっと前に教えてくれたのでやってみたんですが、うちの子の場合は、
「わかんない。わかんないから聞きたいの」
とのこと。
まぁ、それもそうか。
親としては、これをチャンスに想像の翼を広げてほしかったんですが、うちの子にはきかなかった(笑)
思えば「なぜなぜ期」はこの会話からでした。
坊:なんでお月さんついてくるん?
私:どうしてかなぁ?めーちゃんのこと好きやからちゃう?めーちゃんはなんでやと思う?
坊:太陽が動いてるから!4歳児!ヾ(*’O’*)/
— 嘉成晴香🌻新刊『HIMAWARI』 (@kanariharuka) June 13, 2019
なんかうちの子には、科学的にちゃんと教えた方がいいのかなぁ。 私個人としては、メルヘンチックな答えをしたんやけど……ゴニョゴニョ
「なぜなぜ期」の質問には種類がいくつかある!
子どもを生む前は、たまにコラムなんかで見た
- どうして空は青いの?
- どうしてお月様はついてくるの?
とか、そういった感じの質問が多いんだと思っていたんですが、実際はこれだけじゃありませんでした。
「なぜなぜ期」の質問!日常のあれこれについて深く突っ込んでくる
一番多いのが、この種類の質問。
例えば、家に見慣れないお菓子があったとすると、
- いつ買ったの?
- どこで買ったの?
- 誰が買ったの?
- 今食べていい?
など。
うちは今年の3月に新築に引っ越したばかりなんですが、なので
はるか
と私が言うと、
- ここのおうちはどうして買ったの?
- どこで買ったの?
- どうやって買ったの?
- トラックで持ってきたの?
- どうしてこのおうちにしたの?
- 前のおうちはどうなったの?
とまぁ、こんな感じ。
家は、「おうち屋さん」で買ったよと言いました。
トラックではおうちを持ってこれないので、「このおうちをください」って見に来て言ったのよ、と説明(笑)
あとは、
- なんで夜にお風呂に入るの?
- なんでお父さん毎日お仕事行くの?
- なんでお父さん、お母さんに「好き」って言わないの? ←坊も私も口に出す方ですが夫は言わない(笑)
- なんで今日はピザじゃないの? ←ピザ大好き
- この服、誰が買ったん?誰にもらったん?
など、とにかく「とりあえず疑問につなげる」のです。
「なぜなぜ期」の質問!ものの素材について詳しく聞きたがる
この前、趣味の編み物で、花瓶の下にしくレース編みのコースターを作りました。
これです。
保育園から帰ってきた坊から、質問攻め。
- 誰が作ったの?
- どうして作ったの?
- どの毛糸で作ったの?
- かぎ針で作ったの?
- なんで穴あいてるの?(すかし編み)
- このまわりのとこが難しかった?
- これ、坊にくれるの?
あとは、住んでるマンションのエントランス前が石畳で、ちょっとでこぼこしてるんですが、その理由とかも聞いてきます。
「なぜなぜ期」の質問!大人からすれば当たり前で答えにくいもの
これが、なかなか難しい。
ちゃんと知っているものは答えられるけれど、あやふやなものは、調べるしかない。
メルヘンチックな雰囲気で答えてもいいんですが、うちの坊はそれは不満なようです。
例えば、さっきの「お月様はなんでついてくるの?」というのに
「坊が好きやからじゃない?」みたいに答えても、坊は中身大人なようで、けげんな顔をされます(笑)
おそらく、もっと早く「なぜなぜ期」が始まっていればこんな答え方でもよかったんですが、そこそこ大きくなってきたので現実的な答えを求められるのでしょう……
とか言いながら、いつもちゃんと答えられない(寝る間際とか)ので、そんな時は、けっこう適当な楽し気な答えで返してしまいます( ゚Д゚)
昨夜も……
坊「どうしてキノコは歩かないの?」
私「歩いたら捕まえるの大変やからちゃうかな」
坊「でも、歩いたら楽しいで」
私「そうやね。楽しいかもなぁ」
最近、4歳半にしてやっと「なぜなぜ期」が、きましたヽ(*゚ー゚*)ノ
— 嘉成晴香🌻新刊『HIMAWARI』 (@kanariharuka) September 24, 2019
こんな感じ。 おそらく坊は、会話のスタートこそ「疑問形」でしたが、要は「きのこが歩いたら楽しいのにね」と言いたかったのでしょう。 これからきっと、もっと表現の幅が広がって、感じたことをいろいろ話してくれるんだろうなと思うと楽しみです! 答えにくかった・おもしろかった質問といえば……
- どうして夕日は赤いの?
- (私達夫婦の結婚式の写真を見て)どうして坊はいないの?
- どうして夏は暑いの?
- どうしてお月様は大きくなったり小さくなったりするの?
- どうして坊のまゆげはない(うすい)の?
- どうして影があるの?
子どもでもわかる日本語で説明するのは、けっこう難しいものも多く…… 答えても、またそれが質問を呼ぶ……(笑) すっごい楽しいです。
だいぶ発話のはっきりしてきて、赤ちゃんの言葉も減ってきました。
未だ、
- テベリ(テレビ)
- ほーくえん(保育園)
- おちきさん(お月さん)
- リサとバスパール(リサとガスパール)
- つまかえた(つかまえた)
は健在ですが、これもいづれ消えてしまうんやろうなぁと思うとちょっと寂しい。
「なぜなぜ期」、できればできるだけ長くつづいてほしいなぁ。
私の答えを、真剣にうんうん聞いてくれる姿も、愛おしい。
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