久々に日本語教師としてブログを書く気がします。
まだ、ちゃんと日本語教師(非常勤講師)つづけています。
もうかれこれ12年ぐらいやってます。
時間だけが経って、全然いい先生ではないけれど、一応毎回の授業の反省をし、それなりに次回につなげているつもりです。(あくまでも、つもり)
日本語教師!専任の先生に授業見学に来ていただきました!
私のお世話になっている勤務校では、時々専任の先生が授業見学に入ってくださいます。
それの連絡をうけるのが、だいたい1週間前。
授業を見ていただくのは、もう何回目?ってくらい、たくさんあるはずなんですが、毎回緊張する私……。
近年の私は、一日(4~6コマ)の授業準備は最短で30分で終わりますが、(もっとやれよって感じもすますが)
授業見学だとそうは言っていられないので、1コマ(45分)のために準備をがんばりました。
どれくらいかかったかというと、こまぎれでやったのできちんとわかりませんが、だいたいノートに板書メモを書くだけでは30分くらい。
前にやったことがあるところ(『みんなの日本語』24課のA3-4)だったので、すんなりいきました。
でも、準備は書くだけじゃ無理。
書いたものを頭にもちゃんと入れて、どう進めるか考えます。
教室に入ってから、学生に「おはようございます」と言うところから、イメージトレーニングします。
挨拶から始まり、出席をとって、少しだけ雑談をして(もちろん昨日までの文法を使ったもので、復習してもらうため)、漢字テストをして絵カードで新語彙導入して……やっと文法。
「文法」だけより、授業のそれ以外の会話の方が、どうやって進めるか悩みました。
トイレやお風呂の間に、分単位でどうするか予定を立てて、いざ、授業見学日!
日本語教師!授業見学のフィードバックを受けて感じたこと
この一週間、ほんとずっと緊張してたというか、なんでこんなにドキドキするか自分でもびっくりするほどでしたが、なんとか終わりました。
はるか
終わった瞬間、ホッとしたのと「こうすればよかったー!」ってのが同時にきて、めちゃくちゃ疲れました……。
うちの勤務校では、お忙しいのに見学に入ってくださった先生がちゃんとフィードバックシートを作成、そしてそれをもとにアドバイスをくださいます。
どんなこと言及されるか……ドキドキしてましたが、概ね好評でよかったです。
一番うれしかったのは、
「嘉成先生の教え方がとてもわかりやすかったので、先生の方法の練習をもっとしてもよかった」
というもの。
「みん日」を使用されたことのある方ならご存知だと思いますが、練習Bってのがあるんですよね。
私は文法を導入し、もちろん私が用意した練習もしましたが、それはそこそこにして練習Bをしたんですよね。
なぜかって、カリキュラムにそれがあったから……。
担任の先生のご意向が、「練習Bはノートに書かせる」というものなので、なにげに時間かかるんです。
見学してくださった先生は、それがもったいないと思ってくださったようです。
でも、カリキュラムにあるので……。
担任の先生のお気持ちは、ものすごくわかる。
書かせないと見落とす可能性が高いまちがい、ありますからね、初級だと特に。
思ったとおり、「すてきなぼうし」のところを「すてきのぼうし」と書いている学生が何人もいました。
カリキュラム内で、そして時間内で、どう「自分の授業」をするか。
これが、難しい。
楽しくもあるけれど。
日本語教師!経験年数が増えてもトライ&エラーを繰り返す勇気と根性をもちたい
カリキュラムや担任の先生の方針、ほんとに人によってちがう。
たくさん考えてそのクラスに合ったものを用意してくださっているんだから、非常勤講師の私としては、できるだけお気持ちに沿いたいし、期待に応えたい。
とにかく、何年教師をしていても、授業をすれば発見があるんだから、いつも挑戦していたい。
もっともっと、特にクラスコントロールを上手にできるようになりたいなぁ。
卒業式前の日本語学校の学生のモチベーション低下をどうするか
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