こんにちは。
児童文学作家の嘉成晴香(かなりはるか)です。
今日は、子ども(4)と友人とそのお嬢さん(4)の4人で、天王寺動物園へ行ってきました。
今日はその様子と、人生で初めて迷子になったうちの坊の話をしたいと思います。
天王寺動物園へ行く前に子どもと「走らない」という約束をした
まず、人が多いことは予想されていたので、出発する前に家で約束しました。
走らないこと
うちの子、4歳にしてはものすごく足が速いというか、縫うように走ることができるんですよ……。
保育園で「かけっこ」と言われると、気が乗らない限りは知らないタイプなんですが(笑)
天王寺動物園の前にある「てんしば」に着いて、友人と合流。
坊は案の定走り出す。
はるか
私がそう叫ぶと、思い出したのか
「はーい(*’ω’*)」
と、いつもはしないいい返事。
そして、歩き出しました。
よしよし。
約束してよかった。
でも、嫌な予感はしてたんです。
だから、以前どこかのコラムで読んだ方法をとりました。
それは、お出かけの最初に子どもの全身の写真を撮っておくということ。
もし迷子になっても、すぐに特徴がわかるし、誰かに聞くときも見せやすい、ということで。
ゴールデンウイークの天王寺動物園の込み具合
さて、ゴールデンウイークの天王寺動物園ですが、まず、入場券を買うだけで10分ぐらい待ちました。
10分なので、そんなにずっと立ち止まっているわけではないのですが、いいお天気すぎて、この時点で汗がにじむ。
天王寺動物園の年間パスポート(1年有効)があれば、こういうとき、ささっと通過できます。
そして、中もやっぱりゴールデンウイークとあってかものすごーく混んでました。
動物をみるとき、最初の1分近くは「人」を見てる感じですが、少しすると前の方へ行けます。
私達が「入場券」以外で待ったのは……
- アイスクリームを買った時
- 動物の銅像といっしょに写真を撮った時(写真というより子どもが乗りたがる)
正直、すぐに買えると思っていたアイスクリームの列にはまいりました……。
20分は待ったかな。金券式だったんですけど。
動物の銅像ってのは、こういうの。
ちなみにこの写真は今日撮ったものじゃありません。
(それから、現在、天王寺動物園にはゾウはいません)
今日は、カバ(けっこう大きい銅像なので、子ども一人では乗れない)だけ。
写真を撮るために、動物ごとにけっこう並んでました。アイスほどじゃないけど。
動物園で子どもが迷子になった!どうしよう!!
さて、恐れていたことが起こりました。
いつも、上の地図の赤丸のところで、大道芸してるんですよ。
当然、お客さんが集まっています。
うちの子ども達も例外でなく吸い寄せられていきました。
けれど、うちの坊はこう思ったことでしょう。
「これ、何回も見たことあるやつや!」
年パスを持っているため、何度も来たことがある坊。
大道芸は、いつも見ている方のものだったのです。
でも、友人のお嬢さんは今日が天王寺動物園初めてということもあり、食い入るように見ています。
坊はというと、何回も見たことがあってもちゃんと見たいと思ったのか、前列の方へと進んでいきました。
親の私達は、後ろからそれを追いました。
が、似たような頭・服装の子どもがたくさんいたこともあり……
見失いました( ;∀;)
実は、前もこういうことがあり、その時はしばらくしてちゃんと戻ってきました。
何度も来たことがあるところなので、私よりもちゃんと天王寺動物園について熟知しているからです。
でも、今日は辺りを探しても見つからず、待っても帰ってこず……
はるか
久々に、本気であせりました……。
近くの「白雪姫時計台」(時間がくると、音楽が鳴って、人形が揺れる)を見に行ってみたり……。
いつ見てもこの白雪姫、味のあるお顔してるなぁと思いながら、友人とあっちこっち探しました。
アナウンスで「迷子のお知らせ」が聞こえてきますが、うちの子じゃない。
動物園のスタッフの方に頼ることにしました。
動物園のスタッフさんが子どもを保護してくれていました
近くのスタッフの方に事情を説明すると、さきほどの地図の水色の丸のあたりにある事務所に案内されました。
事務所へ行くあいだ、坊の様子を説明するものの、言葉がうまく出てこず。
自分でもビックリするくらい慌てていました。
そして、事務所に着くと……!!!!
はるか
いました。
おもちゃで遊んでました。
そこのスタッフの方が、
「お名前、ちゃんと言えたのでさっきアナウンスしたんですが、それできてくれたんですか?」
と言ってくださいましたが、すみません。
聞こえてませんでした。
どうやら坊は、地図の黄色い丸のところにあるフラミンゴを一人で観賞していたらしく、その時に近くにいたスタッフの方が声をかけてくれ、保護された様子。
フラミンゴ、好きやったっけ……。
頭の中を米津玄師の「フラミンゴ」がBGMで流れ始めるのを必死で止めながら、
「ありがとうございました」
とお礼を申し上げ、事務所を後にしました。
坊は、なんか怒ってました。
ちょっとフラミンゴ見て戻るつもりだったよう。
約束を守って歩いていったみたい。
うむむ……。
今度から、どこか行きたい時は必ず誘ってね……。
ゴールデンウイークの動物園のアナウンスは聞きづらい
その後、無事に見つかってからも、「迷子」のアナウンスはたえません。
これほど人が多く、子どもも多くては、正直無理もないなと思ったり。
「親がしっかりしないから」
と言われてしまうとぐうの音も出ないんですが、うちの子は目を話さなくても走られると私が「まかれる」ことが多いので、ほんとに縄つけたいと何度思ったことか。
ここまでスタッフの方にお世話になるまでになったのは初めてでした。
これからはもっと、いろんな約束をしよう……。
そう、それからアナウンスなんですが、ゴールデンウイークは非常に聞き取りにくいです。
まず、周りがガヤガヤしているので、「迷子のアナウンス」とはわかっても肝心な名前が聞き取れない。
アナウンスがゆっくりすぎるのも、わかりにくくなる一つの理由かなともちょっと思いました。
はるか
ゴールデンウイークなんかのものすごい人のときは、きっと動物園側もスタッフの方が想定して動いてくれているような気がするので、
子どもが迷子になった時は、あわてずに
- アナウンスをよーーーーく聞くこと
- 見つからなければ早目にスタッフに頼ること
がいいかもしれません。
いやー。今日は寿命が縮む思いだった。
まだ名前が言えるようになってからで、ほんとよかった……。
今日は、めずらしくカバさんが2頭近くで見られてよかったな。
それに、藤棚も満開ですばらしかった!
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