こんにちは。
児童文学作家の嘉成晴香(かなりはるか)です。
みなさんは、夢を見ますか?
そしてそれを、朝目覚めたときに覚えていますか?
その覚えている夢を、ずっと忘れないこと、ありますか?
私は、けっこうあるんです。
私の夢の特徴は日常的なものばかりだということ
小さい頃から、寝るのが嫌いな子でした。
お昼寝も嫌い。
うちの子ども(4)にもそれは引き継がれたようで、親になった今はほんとに難儀しておりますが、気持ちがわかりすぎて、どうしたもんかとため息ばかりついております。
さて、みなさんの夢、夜に見た夢はどんな感じのものが多いでしょうか?
私は、いろんなものを見るんですが、けっこう現実的というか、日常的というか、そんなものばかり。
でも、あきらかに現実ではなく、出てきた家具なんかも、私のものじゃない。
ということで、朝起きた時には覚えていても、とりたてて「突飛」ということではないのですぐに忘れます。
でも……
「あっ、夢で見た!」という正夢?デジャブ?が小さい頃から多い
なぜか、こう思うことが多いんです。
ほんとに小さいことです。
いつもの通学路を歩いていて、知らない人が横切った瞬間だったり、家の窓から外を眺めていて、ヘリコプターが隊列をなして飛んでいく様子だったり。
私自身になんら悪影響を及ぼすものは、今までこれといってありませんでした。
たいてい、その夢を見てから、半年とか、一年、長いものだと6年後とかに「正夢」になります。
小学校高学年の時、今だったら「中二病」だと言われそうですが、私は自分に起こるこの現象が気になって、「夢日記」というものをつけました。
毎朝、起きたらすぐにどんな夢を見たか、日付と共にノートに記すのです。
といっても、すぐに飽きてしまって、数か月でやめました。
けれど、そのノートを数年後に見返してビックリ。
ほんとに正夢になっていたものもちらほらとありました。
ただの偶然かもしれません。
けれど、「できごと」でなく、映像として覚えているので、やっぱり偶然とは思い難いのです。
ちなみに、その「夢ノート」は創作の資料として今も大事に持っています。
先月新居に引っ越してからデジャブが劇的に増えた
引っ越して1か月経ちます。
引っ越してから、ほんとに多いんです。
例えば、このベンチ。
このベンチのクッションは私が作りました。
布を布屋さんで選んで縫ってつくったんです。
布を選ぶときには、「夢と同じだ」とは思わなかったんですが、ベンチにできあがったクッションを付け、この場所に置いた瞬間、またこう思ったのです。
はるか
他にいくつもあるんですが、先日うちの両親が新居に初めて遊びに来たときのことです。
子どもの新しい保育園がどんなのか、近くなのでみんなで見にいきました。
そして、せっかくなのでと、両親、私、夫、子どもの5人で写真を撮ったんです。
私がスマホを自撮りモードにして。
その時、「あ、まただ」と思いました。
この夢を見た時は、まだスマホの存在を知らず、なぜ四角くうすいケースを持って「はい、ちーず」などと言ってるんだろうと、夢を見ながら思ったものです(笑)
もしかすると、夢は私に引っ越すことを前々から教えてくれていたのかな。
それなら、もっとちゃんと伝えてほしいもんだわ……。
今日の正夢(笑)
今日の正夢は、これ。
夫のお母さんが引っ越し祝いにくれたホットプレートで、朝ご飯にフレンチトーストを焼いている時でした。
(ちなみにうちにあるのは、グランデサイズでなく、2~3人用のコンパクトサイズ。)
バターをちょっと入れすぎて、顔にピッと飛んできた瞬間……
はるか
とかなって、一人でテンション上がってました。
何が言いたかったんだろう、私の夢。
日常的な夢が見られるということは幸せを約束してくれている気がする
退屈な私の夢。
ま、たまに冒険したりもするんですが、こんな感じの家の中のことが多いんです。
でも、思えばこれってとっても幸せなことですよね。
正夢を見るんだったら、宝くじとか未来の大ニュースだとか見られたらいいのにと思ったこともありましたが、今はおだやかな夢が一番だと思ってす。
ちなみに、夢と反対のことが現実に起こったことは、一回もありません。
最近見た私の夢:自分が死ぬ
先日、私は初めてのタイプの夢を見ました。
自分が死ぬ夢です。
正確に言うなら、死にゆく夢。
目が覚めた時、「あ、生きてる」と思って安堵しました。
ま、人間いつかは死にますからね。
とか軽く今書きましたが、あの夢を思い出すと、夢なのにゾッとします。
あんなに恐ろしいものなのか、と。
こんなにも、生にしがみついてしまうものなんだな、と。
私の夢は、すぐに正夢になるものでもないし、もちろん正夢にならないものも多いので、変な心配はありません。
けれど、いつ正夢になっても、人間なんですからしかたありません。
私、ほんとに死ぬ直前にも「あ、夢で見た」とか思うかな(笑)
そんな余裕あったら、なんとか生きられそうなもんだけど(笑)
いつか魂が肉体を離れるまで、できるだけおいしいものを食べて、いろんなものに挑戦して、私の目指すものをつかみたい。
こんなことをぼんやり考える、令和の初日でした。
コメントを残す