こんにちは。
2カ月半、エジプトに滞在しておりました嘉成です。
はるか
私はアラビア語を勉強しないでエジプトへ行ったため、挨拶くらいしかできません。
でも、周りのエジプト人といると、覚えてくるものですね。
というわけで、今回は、滞在中よく聞いた挨拶以外のエジプトアラビア語(アラビア語のエジプト方言)をご紹介。
カタカナで、申し訳ありません。
アラビア語!いつでもどこでも「インシアッラー」
エジプト滞在の初日から最後まで一番よく聞いたのが、この「インシアッラー」
まず、「アッラー」とは、イスラム教の方々が信仰する神様のこと。
なので、様々な場面で「アッラー」は使われます。
驚いた時も、「アッラー」と言ったり。
はるか
さて、話を戻しまして「インシアッラー」ですが、もともと意味は「神様のご意思なら」というもの。
いろいろな場面で使われています。
どんな時に言われたかというと……
はるか
「インシアッラー」
はるか
「インシアッラー」
はるか
「インシアッラー」
はるか
「インシアッラー」
もうね、とにかく何にでも「インシアッラー」なのですよ。
大切なことをお願いした時もこれなので、最初はちょっとイラっとしてしまいました(笑)
聞いた話、宿題を生徒に出した時もこんな感じらしく。
なんというか、いいことがあっても神様のおかげはもちろんですが、悪いことがあってもそれは自分のせいでなく神様が望まれたこと、なんですよね。
なので、エジプト人はあんまり謝らない感じです。
一番謝られたのは、この記事の内容をfacebookに投稿した時。
決して謝ってほしかったのではないんですが、たくさんの方々がアジア人差別に心を痛めてくださいました。
どの国も同じですが、金銭面だけでなく心が貧しい人もいれば豊かな方もいる。
私も無意識でいろいろと差別していることもあるだろうなと、自分も気を付けようと思いました。
あ、この「インシアッラー」、私も使ってみました。
「明日、いっしょにご飯食べにいこうよ」と言われた時に(笑)
外国人が使うのはおもしろいんですかね、笑ってひきさがってくれて助かった……。
アラビア語!問題があってもたいてい「マフィーシュ ムシュケラ」
これも、エジプト滞在してすぐ耳にした言葉の一つ。
「ムシュケラ」は「問題」という意味で、「マフィーシュ ムシュケラ」で「問題ない」ってことになるみたい。
英語でいう、No probrem ですね。
ということで、「大丈夫」とか「OK」の意味合いでも使われているよう。
ただ、私が言われた時は、たいてい「私」には「問題」で、
はるか
って時が多く、でも反論する語学も元気もなく……
ちなみに「マフィーシュ」は、帰国する前はよく使いました。
どうやって使ったかって?
はるか
「コロナじゃないよ」って意味。
コロナウイルスの影響でアジア人差別がひどくなり、1日に80人以上に街の人から「コロナ!」と叫ばれ、そんな時に覚えたのがこのアラビア語。
とまぁ、コロナはほんとに想定外のムシュケラでした。
アラビア語!OK!「タマーム」
こちらもよく聞いたアラビア語。
OK!という意味。
「タマーム?」にすると「OK?」ってなります。
よくカフェとかレストランで飲んだり食べたりしてると、
「クル タマーム?」
と聞かれたりします。
「クル」は「全部」みたいな意味なので、「クル タマーム」は英語でいうeverything OKみたいな感じ。
アラビア語!タクシーのBGMはだいたい「ハビービー」
エジプトのタクシーは、たいていBGMが流れています。
- ラジオ
- 流行りのアラビア語の歌
- コーラン(イスラム教の聖書の朗読)
こんな感じ。
アラビア語の歌は、だいたいは「ハビービー」について歌ってます。(私が聞いた中では)
ハビービーとは?「愛しい人」という意味だそうです。
恋人を呼ぶときなんかに使います。
でも、母親が子どもにそう呼んでいるのも聞いたことがあるし、青年が仲良しの青年に笑いながら呼んでる時も。
「親友」的な「愛しい」って意味合いもあるのかな。
とにかく、「ハビービー」よく聞きます。
トップの写真にある店で「もうちょっと安くしてよ、ハビービー」と言うと、喜んで安くしてくれます(笑)
けっこう気軽に使える気がします。
アラビア語!買い物してるとよく言われる「クワイエス」
これは、「いいね(^^)」という意味。
買い物でものを物色している時、店の方が説明してくれるんですが、その時に、「これ、いいよ」的な感じでよく聞きます。
また、「おいしい」って意味合いでも聞いたことが。
この言葉も、話すとエジプト人喜んでくれます。
よく聞いたアラビア語、他にもたくさんあるんですが、私が聞いたTOP5はこんな感じでしょうか。
アラビア語、最初は呪文にしか聞こえなかったんですが、2カ月半住んで意味はわからなくとも単語で区切って聞けるようになっていたので、帰国になってほんとに残念。
はるか
フスハーは、アラビア語圏のフスハーがわかる人ならみんなわかる公用語で、アンミーヤはそれぞれの国にあるようです。
でも、エジプトはアラブのハリウッドみたいな位置づけで芸能大国でもあるようで、エジプトアラビア語は他の国でもわかる人が多いそうです。
発音も難しいし、文法はもっとやっかいだけれど、毎日聞いているとアラビア語に愛着をもつようになりました。
もっと勉強してみようかな。
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