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自分の体にいいオイルはどれ?食用油ってものによって特徴や効能がちがうらしいので調べてみた

ココナッツオイル

こんにちは。

主婦になって8年の児童文学作家、嘉成晴香(かなりはるか)です。

油って、食事をしていると毎日何かしらで摂りますよね。

摂り過ぎは体に悪いかな?と、できるだけ控えているものの、全く摂らないということはなかなかできません。

それに、健康的にきれいにやせるには、油も必要なもののひとつなんだとか。

今日は食用油について。

 

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どんな油も1グラムあたりのカロリーは変わらない!?

びっくりしました。

てっきり、油によってカロリーが高い油とそうでもない油とがあると思ってたんですが、

  • サラダ油
  • ごま油
  • オリーブ油

など、植物性油の場合、どの油も1グラムあたりのカロリーは変わらないそうです!!

でも、カロリーは同じだったとしても、油によって特徴・効能は変わるようです。

おおお。

自分にぴったりな油を探さないと!!

ということで、食用油の種類と効能について、かんたんに調べてみました。

サラダ油:くせがないので何にでも使える万能食用油!

油と言えば、これ!って感じの人が日本人では多いように思います。

私は日本語を教える日本語教師をしているんですが、中国からの学生に「油といえば?」と聞くと「ピーナッツ油」と返ってきました。

中国、広いし地域柄もあるかもですが。

さて、話を戻してサラダ油ですが、元々は名前のとおり「サラダ用のドレッシングに最適な油」として発売されました。

初めて発売されてから90年以上経った今でも根強く愛されているなんて、すごいベストセラーですよね。

原材料は、菜種、大豆、とうもろこし、ひまわりの種、ごま、紅花、綿実、こめ、ぶどうのいずれかが使われているとのこと。

特徴は、匂いや味にくせがなく、あっさりしていること。

マヨネーズの材料としても有名ですね。

このサラダ油の一番の利点は、なんと言っても安価で、どこのスーパーでも手に入ること。

それに、炒め物でも揚げ物でも、もちろんオイルドレッシングにでも、どんな料理にでも使うことができることもいいですね!

 

 

ごま油:アンチエイジング効果に期待大!

ごま油も、ポピュラーな油の一つですね。

あったかいご飯にごま油と塩を適量混ぜ、海苔を巻けば「即席韓国風海苔巻き」のできあがり!!

ごまの風味は、食欲も促進してくれるので夏バテにおすすめ。

さて、ごま油における成分のうちの44%は、「不足すると肉体の成長を妨げる」と言われているリノール酸

39%は「動脈硬化の原因とされている悪玉コレステロールを下げる」オレイン酸。

リノール酸は、体内で作ることができない栄養素だそうなので、食品から摂るしかなく、継続的に摂取する必要があります。

ふむ。子どもの成長には欠かせないということですね。

とは言っても、この2つの栄養素は他の植物性油にも含まれています。

ということで注目したいのは、ごま油特有の栄養素。

それがゴマリグナンです。

私、この栄養素の名前初めて聞いたんですが、みなさんはご存知でした?

ごま油に0.5~1%含まれているそうです。

代表的なのは、セサミンやセサミノール

これは名前ぐらい聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

老化防止効果、つまりアンチエイジング効果があるのがうれしいですね。

 

若々しさを保ちたければ、是非ごま油を!!

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オリーブ油:美容の強い味方!

お次は、うちでは一番使う食用油であるオリーブ油。

うっすらとした緑色。そして、特有の香りが特徴ですね。

パスタにピザに……と、イタリア料理には欠かせません!!

(ここで、いかにうちがパスタなんかを作るかがばれたな)

さて、オリーブ油ですが、70%はオレイン酸

脳にある満腹中枢に働きかけるので、ダイエットに効果があるそう。

また、腸を刺激することから、便秘解消にもいいとのこと。

あれ、私が便秘知らずなのって、オリーブ油のせい!?

元々、油は消化に時間がかかるので、ほどよく摂れば腹持ちがよくなるんです。

オリーブ油を使えば、もっとダイエット効果がありそうですね。

便秘も予防できたら、お腹もぺったんこ!!

健康美が目指せそうです。

それから、色素成分であるクロロフィルはデトックス効果もあるそう。

摂り過ぎはもちろん御法度!

けれど、今夜は新鮮な野菜を添えたペペロンチーノなんてどうでしょうか?

 

 

ココナッツ油:ダイエットにはこれ!

最近……近年?流行りの、ココナッツ油。

ハワイを思わせる香りが特徴ですね。

激安スーパーなんかでは取り扱っていないことが多いですが、大きいドラッグストアにはあったりします。

開けてびっくり。

冬だと白く固まっているでしょうけれど、ご安心を。

ココナッツ油は25度を上回らないと液状にはならないのです。

でも、スプーンでガリガリとけずれる硬さなので手軽に使うことができます!

まるでバターのように!!

気になるようなら、湯煎で温めてください。

(私は面倒で、レンジで10秒チンしちゃう)

すぐに透明の液状になります。

さて、ココナッツ油の特徴をご紹介します。

中鎮脂肪酸が最も多く含まれている食品として有名だそうです。

何かって言うと、消化が早くダイエットに効果的ということ。

中鎮脂肪酸は動物性脂肪の燃焼にも一役買ってくれるので、油なのに油じゃないみたい(笑)

また、アトピーやアルツハイマー予防にも効果があるとかで、子どもから年配の方まで取り入れるべき油と言えるでしょう。

香りは甘いですが、味はありませんので、いつもの料理にいつものように使ってみてはいかがでしょう。

(最初、甘い香りのせいで、油も甘いと思い込んでいた私……)

とっても肌にやさしいので、ボディケアとして体にぬってもいいそうです。

冬場、超乾燥するところ(足のすねとか)に私は使ってます。

 

 

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グレープシードオイル:抗酸化成分(ポリフェノール)を摂るならこれ!

聞きなれない名前の油……。

まだ日本ではポピュラーでないかもしれません。

でも、米国では人気急上昇中の油だそうです。

名前のとおり、ぶどうの木の種から作られた油とのこと。

抗酸化成分であるポリフェノールが多く含まれていることから、生活習慣病などの病気の予防が期待できます。

また、オリーブ油の2倍含まれているビタミンEは、血行を促進してくれるそうなので、みずみずしい肌も作ってくれます。

冷え性やしもやけで悩んでいる方にぴったり!

(ちなみにこの油は、ポリフェノールもオリーブ油の2倍

ほとんど香りもないので、普段の料理に取り入れることができるんです。

ただ、カルディとかだと見かけますが、それ以外ではあんまり置いている店見ないなぁ。

そして、ちょっと値段もするので、サラダ油やオリーブ油のようには使いづらいかも。

 

でも、普段油をあまり使わないならこれを買っておいてもいいですね。

 

こめ油:繰り返し使えて経済的!?

お米から作られているのが「こめ油」。

米ぬかに含まれる栄養素がそのまま抽出さているとのこと。

スーパービタミンEと言われる「トコトリエノール」は、しわやシミ、毛穴トラブル改善に効果大だとか。

油の食物繊維と言われている植物ステロールは、他の食品油と比べるとダントツでトップ!!

サラダ油とごま油の約2倍、オリーブ油の約9倍だそうです。

この植物ステロールは、コレステロール低下を促進してくれます。

このこめ油は、なんといってもエコ

高温に強く劣化しにくいので、揚げ物を数度繰り返しても、透明感が保たれるそうです。

とっても経済的!!

また、他の油と比べて匂いの発生が少ないそうなので、揚げ物後に立ち込めるいやな匂いも削減できます。

これは、一度買って試してみたい油、NO,1だわ!!

 

 

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ピーナッツオイル:本格中華に挑戦!

私の中国からの学生イチオシ、それがピーナッツ油。

名前のとおり、ピーナッツからできているそうです。

中華圏では非常にポピュラーだとか。

中華料理に欠かせない油という認識だそうです。

香ばしく、カラッと揚がるのが特徴で、中国本土の露天で使われているのも、このピーナッツオイルなんですって。

胃にもやさしく、消化されやすいので、この油が選ばれているようです。

お値段はというと、サラダ油よりは少し高め。

でも、本格中華にチャレンジしたいなら、まずは形から……じゃなく油から挑戦してみてもいいかもしれません。

 

 

食用油は小さなビンで買って、使い分けたい

これだけいろいろあると、迷いますね。

古くなったら風味も落ちてしまいますし、私は小さめの瓶で油を買うようにしています。

せっかく買ったなら、おいしいうちに!

一度に撮るのは少量でしょうが、油は上手に使い分ければ料理が楽しくなるかも。

 

写真は、夫の両親が送ってくれたココナッツ油。

よくパンやお菓子を作る時、バターのかわりに使っています。

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