こんにちは。
うちの子どもは現在5歳8か月。
うちは、4歳半からいわゆる「なぜなぜ期」に入りました。
子どもの「なぜ?」はおもしろいものですが、なかなか答えにくいものもありますよね。
そして、5歳半からは「なぜ?」もどんどん高度になっていき……
最近では、哲学的な質問が増えてきました。
今日は、そんな話。
子どもの「なぜ?」には「どうしてだと思う?」と返すが前までは「わからない」だった
子どもが「なぜなぜ期」に入る随分と前から、先輩ママさん達によく聞いていたのは、
「どうして?には、『どうしてだと思う?』で返すのよ」
というもの。
なるほどなー!と、私もやってみたわけですが、最初はうまくいかず。
英語とか、語学でもそうだと思いますが、「リスニング」は少しはいけても、「スピーキング」はなかなかついていきません。
うちの子に「どうしてだと思う?」と聞いてみましたが、まず
- 本当にわからない
- なんとなく想像はつくけれど、それを説明できない
- 早く答えが知りたい(答えるのめんどくさい)
- 自分の答えがまちがってたら嫌だな(怖がりなゆえ)
となってしまうわけです。
特に最初は2つ目。
言いたいことはあっても、それを人にわかるように話すのは、けっこうな語彙力がいります。
はるか
説明は下手で、親の私でないとわからないような発話ですが、それでも一生懸命自分の意見を言う姿は、とてもかわいい。
なぜなぜ期の質問が進化して哲学的に!?即答したらだめなものばかり出てくる
もうね、親の「人間力」を日々試されてます。
どんな質問かというと、
- 「お花ってなんできれいなん?」(公園の花を見つめながら)
- 「歌の絵ってどうやって描くん?」(歌番組を見ながら)
- 「なんで色を混ぜたら色変わるん?」(絵画教室の後で)
- 「お花はなんで枯れてしまうん?」
- 「なんでサンタさんのトナカイは飛べるん?」
- 「神様はどこにいるん?」
とまぁ、ここ数日でもたくさん出てきました。
よく聞く「氷がとけたらどうなるか?」の質問に、答えが「水」と「春」があるように、
これらのうちの子の答えも、1つではないでしょう。
ありきたりな答えはすぐに浮かぶのですが、そうやって固定概念を押し付けるのもいやで、
はるか
と、ここぞとばかり質問返しをしています。
最初は「なんですぐ教えてくれへんの」って顔をされますが、「まちがいなんか、ないんやで」と話すと、彼なりの答えを話してくれます。
あぁ、成長したな、と感動。
「お母さんも子どもの頃同じこと考えた?」と聞かれてドキッとする
そしてうちの子、きまって語り合った後は、
「お母さんも子どもの頃同じこと考えた?」
と聞いてきます。
親の子どもの頃について、ものすごく興味があるみたい。
いくつかは、私も同じように考えていましたが、「花はどうしてきれいか」なんてのは考えたことなかったな……。
こういった「疑問」の数だけ、子どもには分岐点があるんだろうな。
毎日の慌ただしさの中で子どもの「なぜ?」から始める親子の「語り合い」
毎日、平日は保育園。
夕方帰ってきてから、ご飯にお風呂にと慌ただしく、いつの間にか寝る時間。
休日は休日で、私がぐったりしていたり、キッズワークをしたりしているとすぐに時間は経ちます。
そう、なかなか「語り合う」ことがないのです。
ま、この前まではできなかったんですけど。
はるか
私が思っていたよりずっともう「お兄さん」で、我慢をし、悔しさや寂しさを小さな手に握りしめて暮らしているんだなと、ふと感じられる瞬間が増えました。
大阪という土地柄もあるかもしれませんが、周りのお友達の口調がたまにきつい時もあり、一つ一つにしょんぼりしているうちの子。
「どうして〇〇くんは〇〇なんだろう」
とか言いながらも、そのお友達の行為は苦手だったり嫌いでも、その子自身は嫌いではないらしい。
ものすごく、大人だなと思う。
これからも周りにもまれ、時には自分がもまし、磨かれていくんだろうなぁ。
どんな時も、疑問を持つことはやめないでほしい。
子どものこういうことって、書き留めておくと宝物になりますよねー。
想像力は自分を救い世界を救うと本気で考えています
「なぜ?」に仮説を立てること。
想像力で選択肢を増やすこと。
疑問を解決するために情報を集め、また新たな疑問と出会うこと。
私は子どもの頃、これをものすごく怠ってきたように思います。
はるか
けれど、めんどくさいからって、やらないと大人になってからそのつけがくる。
我が子には、「世の中の常識」とか「周りの普通」とかでなく、自分の頭で考えられるようになってほしいなと願ってやみません。
保育園に行ってると、しかたないんですが「みんなやってる」みたいなのが徐々に増えてきました。
けれど、「自分はどう思うのか」「自分は何がしたいのか」をまずははっきりさせることが大事だと考えます。
動かないものを持っている人は、とても強いです。
疑問がある時、ちょっと時間をとって想像してみることで、自分と周りの世界を変えると、私は信じています。
それにしても、「歌」を絵にするって、なかなか難しいよね。
安易に考えると「音符(♪とか)」を描いたらいいんでしょうけど、なんかちがう気がする。
音符以外でどう表現するか、ちょっと考えてみよう。
コメントを残す