こんばんは。
今週も月曜日の22時22分がやってまいりました。
この22:22、私が生まれた時間でもなければ、家族に縁ある時刻でもありませんが、私にとってはちょっと特別な一瞬なのです。
さて、今日は「か」!
「嘉成(かなり)」の「か」ですが、今日はあえて「嘉成」については語らず……
「傘」をさすのが大好き!雨の太鼓が子どもの頃からお気に入り
小さい頃から、傘をさすのが好きです。
雨はそんなに好きじゃないのに、傘をさすととたんに気分がよくなる不思議。
そんな私のデビュー作『星空点呼』の副題は、実は「折りたたみ傘を探して」です!
やっぱり好きなものって、ついつい創作に取り入れちゃうんですよね。
特に雨が傘をたたく音が大好きで、この雨太鼓を聞くたびに、傘の下に自分だけの居場所ができたような、そんな感覚になります。
傘って、ずいぶんと昔からあるのに、大雨だと頭のてっぺんくらいしか守られないのがかわいい。
他はずぶ濡れになっても、人は傘を使う。
おもしろいよね。
って話をある友人にしたところ、棒読みで「ソウダネ」と言われてしまいましたが、わかってくださる方、いらっしゃる?
私は小さい頃から、いや私じゃなくてもみんな、自分の居場所を無意識にでも探してると思うんですが、
傘の下って、簡易に得られる居場所メーカーだと思うのよ。
公園であっても、道端であっても、その場をちょっとお借りして自分のものにできる。
傘の内側に頭を押し付ければ、どんな顔していても誰にもばれない。
居場所を作り、自分を守るものなのかも、私にとって傘は。
ただ、傘って重いのよねー。
今なんて、次男を抱っこ紐で抱いて、保育園のバッグ持って、その上で傘なんて持った日は、一歩も歩きたくなくなることも。
けれど、いっしょにこうやって傘に入る期間は短いこと、長男で私はもう知ってる。
今に自分の小さい傘をキャッキャ言いながら持ち、右や左、前や後ろに動かして傘の役目を放棄しながら歩く姿を見ることになるだろう。
振り回して「お母さん、やぶれた」と持ち帰ることも、何度もあるはず。
今や私だけの居場所でなくなった傘の下を、今年の梅雨も楽しもうと思う。
「神様」を信じるということはどういうことか
私はクリスチャンなので、「神様」という存在を常に頭に……置いている。
ちなみにたまに聞かれるけれど、「信じるってどういうこと?」って答えには、「決めること」「選ぶこと」と答えている。
聖書を全部読んだって、死ぬ間際になったって、きっと神様を信じることができない人はいる。
もちろんきっかけはあるんだけど、結局は決めること、だと思う。
なかなか難しいことだけど、自分中心でなく、神様中心の生き方もしようと決めること。
つまり、どうしたら神様に喜んでもらえるか、聖書の言葉を実践していくこと。
と言っても、私は敬虔ではない。
お好み焼きの上の鰹節のような、重要ではあるけれど吹いたら飛んでいきそうなものだ。
でも、私を語るうえでは超重要なもの。
それが、信仰。
そこには金銭的なものはいっさいなく、他人の目や介入も全くない。
もちろん興味もってくれれば喜んで伝えるけれど、人に押し付けるものでもなければそれをふりかざすものでもない。
できることしかできないし、むしろしないけど、私は私で、何の力もない自分を信じず、自分をここまで活かしてくれた神様を選んでいる、ということだ。
これからも私はいろんな罪を犯していくだろうけれど、それでも私は私の選択を後悔することはないだろうし、より清い人になりたいと強く願っていくと思う。
神様は、いるんだよ。
これを今読んでくださっていることを、偶然とかで片付けるなんて絶対したくない。
感謝せずにはいられない。
私の周りにすてきな人を寄せてくださった神様に。
思い出す景色には必ず「風」が吹いている
風は、どこにだって吹いている。
でも、一番「風」を感じられるのは、意外と家の中だったりする。
白いレースのカーテンがふわって膨らんで、地球が呼吸しているようなそんなことを想う。
そしてどこかの景色を思い出すと、必ず「風」からよみがえってくる。
あの海風、冷たかったな、とか。
あの時は湿気がすごかったな、とか。
小さい子どもの時から、風ってどこからやってくるのかなって考えてる。
月の引力が海を波立たせたから?
北風がピューって口笛吹いたから?
いろいろ考えて楽しむの。
そして、どこへ行くのかって思いをはせる。
昨日の風は、今頃アラスカあたりまで行ったかな?
先週の風はブラジルの熱帯雨林を通過してるかな?
ま、こんなことばっかり考えてるから脳内お花畑なんだけど、そのお花畑の上にも、やわらかい風が吹いている。
死ぬまでに、あと何種類の風を感じられるかな。
アラスカにも行きたいし、ブラジルにも行きたい。
エジプトの夜の砂漠の風は、よかった。非常によかった。
あんな、乾いているのに何かに挑みたくなるような、そんな風みたいな物語が書きたいな。
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