こんにちは。
児童文学作家の嘉成晴香です。
先日、すてきな絵本と出会いまして。
それが、この絵本です。
junaida(ジュナイダ)さんの「の」という絵本はどんな絵本か
もうね、一目ぼれでした。
絵本は絵本でも、「絵」本というか、なんというか。
今どこに自分がいて、どれぐらい小さいのか、どれぐらい大きいのかわかんなくなる、不思議な絵本です。
宇宙の真ん中にいるのか、もしくは外から見ているのか、どっちが上なのか下なのか、わかんなくなります。
読むとね、頭の中がぐーるぐるするの。
でも、絵を見てるとクスっと笑っちゃうというか、癒されるというか。
たぶん、文字にしても何も伝えられない。
何言ってんの?って感じでしょうから、とりあえず、こちらの作者であるjunaidaさんのサイトをご覧ください。
絵本の冒頭を少しだけ読むことができます。
もう、3ページ目にして、
はるか
ってなります。
とっても、とっても楽しい絵本です。
対象は小学校低学年からだとか。
でも、けっこう大人のほうがはまりそう。
「の」という絵本、版元の福音館書店さんのウェブサイトからも探しにくい(笑)
試しに検索してみてほしいんです。
「の 絵本」
で検索しても、なかなかこの本は見つかりません(笑)
福音館書店さんのウェブサイトで検索しても、なかなかサッとはみつかりません。
「の 福音館書店」
で、やっと上からいくつか目に出てきます。(2019年11月現在)
一番かんたんなのは、junaida(ジュナイダ)さんの名前から検索!
ということで、ご興味ある方は、すぐに覚えましょう。ジュナイダさん!
私は店頭でこの絵本と初めて出会い、家に帰ってから買おうと思って……
はるか
って、ネット上でこの「の」の絵本と再会するまでだいぶ時間がかかりました……
そうそう、私は日本語教師をしていまして、この「の」は、
はるか
と学生に教えております。
他の語彙が初級ではないので難しいですが、いつか教材にも使いたい!とか思ってしまった。
それにしても、不思議な本。
みなさまも、是非!!!
本文中の「の」の字を数えてみました。153個ありました。
こんにちは。
数えてくださったんですか!!
けっこうあったんですねぇ……。