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HSPにとっての妊娠・出産について考えてみる!痛みと煩わしさとの戦い

虹

こんにちは。

この夏に、二人目を帝王切開で出産しました!

6年ぶりの妊娠、そして出産だったんですが、二人目ということもあり、多少余裕があったことで

自分自身に向き合う時間がとれたというか、とれてしまったというか。

そこで、改めて考えたわけです。

はるか

HSPにとって妊娠・出産は、正直ほんとしんどい!

HSPについては、こちらをどうぞ;

HSS型HSPの気質をもった生き方:疲れを軽減するには

HSPだろうがそうでなかろうが、どんな人でも人を生むということは、大変なことです。

HSPだけがしんどい!とか言いたいわけでは決してありません。

でも、自分でも「ここまで敏感に反応しなくてもいいのに」とか思っちゃうことがかなりあるんですよね。

今日はHSPの(正確にはHSS型HSPの)私の、妊娠・出産に関する考えを徒然と書いてみます。

 

HSPにとっての妊娠・出産!子どもをもつということについて

まず、正直なところ、HSPにとって子どもをもつということは、かなり大変です。

なぜなら、人一倍痛みに敏感だったり、精神的に疲れやすいわけですから。

妊娠期間は、毎回の検診で下半身を人前にさらしますし、出産時には我をなくした姿を何人もの人に見られます。

もうそれを考えただけでもしんどいです。

それでも、子どもを持つ喜びも、きっと人一倍感じることができるんじゃないかと信じています。

 

ただ、やっぱり二人目は考えました。

はるか

こんな私で、やってけるんだろうか

何度もこう考えました。

子どもを持つということは、命を預かるということ。

命を危険にさらさないために、健やかに育てるために細心の注意をはらうということ。

自分と一人目の子だけでも精一杯なのに、二人目なんて……と。

二人目の子どもを迎えるにあたって考えたことについてはこちら:

家族の影二人目を迎えるに至って夫婦で考えたこと!①きっかけ

ただ私は、HSPの中でも「HSS型HSP」、つまり冒険心の好奇心の強いHSPなので、二人目を迎えるという結論に達しました。

私にHSSがなければ、そもそも子どもをもつ選択肢、なかったかもしれません……。(私の場合です)

それほど、一人目を授かる前は、楽しみではあったものの、ものすごく怖かったんです。

死なさないか。

何とかなるもんですけどね。

行政のサポートも、保育園などいろいろあるし。

頼れるところには……頼り下手なのもHSPでしょうが、そうは言ってられなくなるのが「妊娠・出産・育児」なので、

ある意味「子どもをもつ」ことは、私を図太く強くたくましくしてくれたように思います。

「母は強し!」とか言いますが、これって、強くならざるをえなかったから強くなっただけなんだと、

今ならわかります……。

 

HSPにとっての妊娠!長い妊娠期間と悪阻について

十月十日とか言いますが、妊娠期間は実質気付いてからは8か月くらい。

されど、8か月ってけっこう長いんですよ。

そして、「安定期」に入るとつわりがおさまる方が多いですが、実際「安定期」ってのは赤ちゃんが安定するのであって、

母体が安定するわけじゃなく、私は上の子の時も下の子の時も、出産する瞬間までつわりがありました。

私の主なつわりは、

  • 吐き気・嘔吐
  • 胸焼け
  • 眠気
  • イライラ

こんな感じ。

特に吐き気は辛くて、産後何が嬉しかったって、無事に赤ちゃんが生まれたことと、悪阻がなくなったことですね。

HSPさんは、吐き気がなくても疲れやすいのが特徴。

大勢の人に会った後とか特にね。

毎日このつわりがあると、もう人になんて会う気にもなれない。

でも、会わないことで「あの人、元気かな。会わないことで何か思われないかな」とか

いろいろ考えてしまうので結局しんどい……のエンドレス。

これが、仕事や家事、上の子の育児をしながらの8か月ですよ。

一人目の時は初めてなのでよくわかっていませんでしたが、二人目は妊娠する前から

はるか

妊娠期間、長いの辛いなあ

と思ってました。

そして妊娠期間は、

はるか

明日にでも生まれてくれ。いや、まだまだ早すぎるから無理やけど

とか考えてました(笑)

あ、安定期あたりでつわりがおさまる方も多いので、ほんと人によるみたいですよ。

また、一人目と二人目とでもちがったり。

私の場合、加齢もあるだろうけれど、二人目の方がしんどかったなぁ……。

 

HSPにとっての出産!お産ってどうなるかわからない!

HSPは、とにかく不安になりやすい。

先のことが少しでもわかっていれば、安心。

でも、出産ってそうはいかないんですよ。

私は一人目が自然分娩で、二人目も当然そうなると思ってたんですが、逆児が直らず帝王切開に。

はるか

まさか私が帝王切開!!

と、産後3か月経った今でも、まだ完全には受け入れられていません(笑)

病院の先生いわく、「一定数、逆児ちゃんはいるので、この子はこの体勢が好きなのよ」とのことなので、

まぁ仕方なかったなと思ってますが。

一応、逆子体操とかしたんですよ。けっこうやったんですよ。

つわりでオエオエ吐きながらも。

ということで、お産はどうなるかわからないってことです。

HSPさんは、毎回の検診でものすごく疲弊して帰ってくると思います。

なんでか知らんけど涙が出ることもしばしば……。

でも、我が子との対面を目指して、希望を見出してがんばるのです。

 

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HSPにとっての出産!お産は出産後もかなり痛いし産後鬱にもなりかねない!

お産って、妊娠中も痛いし、出産はもちろん痛いし、出産後も体中痛いし、それが半年はつづく。

痛みに人一倍敏感なHSPにとっては、絶望一歩手前です。

 

帝王切開後に痛かったこと・しんどかったことについてはこちら:

病院の天井帝王切開での出産後の入院中しんどかった・痛かったこと

そして、ホルモンのバランスもくずれるので産後鬱にもなりやすい気がします。

そして、実際にはしないのに、いろいろ悪いことを考えてしまうわけです。

はるか

沐浴では赤ちゃんを沈めてしまわないか、寝ていても息してないのを気付けなかったどうしようとか

強迫性障害的なの、出てた気がする。

とにかく、何が何だかわかんなくて辛くてしかたないけど、心のどこかで客観的に自分を見てる自分もいて、

はるか

あれ、今が一番幸せな時のはずなのにな。赤ちゃんはかわいいのにな

とか思うわけです。

夫にグチグチ話を聞いてもらうと、

「〇〇(上の子)の時も、同じこと言ってたよ」

と返ってきて、ちょっと我に返りました。

なら大丈夫か!って(笑)

自分が産後鬱気味ってわかると、なぜだか安心しました。

 

HSPにとっての妊娠・出産は(近しい)周りの理解と協力、応援が不可欠

というこで、ほんとHSPにとってお産は辛いです。

HSPでなくても大変なことなんですから。

なので、大事なのは周りの理解と協力……です。

そして、「周り」と言っても、正直友人だと気を遣うだけなので、家族一択です。

(気を遣ってもらうことは、ほんとにありがたく、嬉しいけれど、それに報いる気力と体力がないので、

それにまたうなだれてしまうから)

同居する家族には、できれば自分事と思って協力というよりは、いっしょに立ち向かってほしい。

見えない不安とね。

まずは話をたくさん聞いてもらって、HSPさんの今の状況をできるだけ細かな部分まで把握してほしい。

ということで、できれば妊娠前に信頼関係は完全にしておきたいものです。

他には、できるだけしんどくないようにできるための「グッズ」を取り入れることも大切です。

うちの場合は、一人目の時は購入しなかった「授乳クッション」でした。

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これ、あるのとないのとでは、ほんと大違い。

もちろんなくても授乳できますが、ないと肩こりがもうほんまにやばい。

一人目、よくこれなしにやったな!って感じ。

赤ちゃんがお座りするようになったら、支えにも使えるし、その後もごろ寝用に使えるように、

うちは色をネイビーにしてみました!

はるか

とにかく、HSPだろうがなかろうが、使えるものは何でも使うのが鉄則です。

私は一人目の時、けっこうケチケチしたので、その分節約はできたかもしれませんが心は随分と疲弊しました。

疲れやすいHSPは、先に何があるわからない妊娠・出産・育児ですが、できるだけ先手をうつことが必要です。

特に人間関係には、できるだけ心配ごとを持ち込まないようにしたいものです。

 

トップの写真は、産後初めて見た虹。

HSPという気質は、辛いことも多いですが、この世の美しさを十分享受する器をもっているとも言えると信じています。

それを子どもに教えてあげられるのが、HSP。

人世において幸せとはなんでしょうか。

私はとりあえず、泣いたり笑ったりして、それが激しいものであっても、そうやって人間らしく生きていきたいです。

 

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かわいいー!

私も誰かにあげる時は、これにしようかな、とか思った!

 

HSPとは直接関係ないかもしれませんが、私は授乳時「ディーマー」の症状が出てしまいました。

ミルクをあげるお兄ちゃん授乳が辛い・D-MER(ディーマー)不快性射乳反射でもがんばるつもり&対策

どうすることもできないイライラに苦しんでますが、なんとかやってます。

 

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