こんにちは。
児童文学作家の嘉成晴香です。
今日は、幸運にも楽しい企画に携われたので、それについて書いてみたいと思います。
未来屋書店さんのGoTo読書!企画がおもしろい!
今、Twitterの中で読書好き界隈で注目されているのが、こちらのタグ。
#GoTo読書
ことの始まりは、未来屋書店石巻店の公式Twitterアカウントから。
このコロナ禍で、行きたくともどこにも行けない想いを、様々な地域が舞台の本を読書することで楽しもう!
というものです。
この企画がですね、とってもおもしろいんです!
はるか
作品のことを一番よく知るであろう「作品の著者の自薦」も多く、つまりたくさんの作家の方々も注目している企画なわけです。
最近、テレビのニュースなんかでも取り上げられてるみたいです!!
未来屋書店さんのGoTo読書企画!全作品に都道府県の帯を付けてくださってます!
フェアが始まってから、毎日のように店舗の様子がTwitterにアップされるんですが……
…皆様、大変長らくお待たせいたしました…!
企画『#GoTo読書』 石巻店 開幕です!📚🎉
作家の皆様よりお寄せいただいた
全国各地を舞台とした作品を集めました…!🗾―”想像の旅はどこでも行ける”
”想像の世界があなたを待っている”―
楽しい旅となりますように…!
いってらっしゃいませ! pic.twitter.com/cWlixRjh4X— 未来屋書店 石巻店@GoTo読書企画開催中!🗾📖 (@ms_ishino) December 29, 2020
こんな風に、都道府県ごとに帯をつけてくださってるんです!!
大変な作業だと思います。
でも、これは一目でどこの県かわかりますし、いいですよね。
自分の県はもちろん、近隣の県、行ったことがないあこがれの県、これまで興味なかった県にあえて手を伸ばしてみたり……
はるか
他にも、未来屋書店桑園店さんにいたっては……
#GoTo読書 上磯店です!
ここは少し変わった並べ方をしていて、”あやかし”や”観光”などのジャンルで分けて並べているようです!
個性ある売場になってますね!#未来屋書店 #桑園 #上磯 pic.twitter.com/hQ7Nf8cmzB— 未来屋書店 桑園店 (@miraiya_soen) February 5, 2021
都道府県別にするのはもちろん、ジャンルも分けてくださってます!
「GoTo青春」とか、「GoTo温泉」とか!
これは楽しいですよね。
学生の時だけ他県に出ていたりして、フェアの前を通りかかった方がふと足を止める、なんてことがあったらいいなぁ。
全国に広がってます!未来屋書店さんのGoTo読書企画!
最初は、石巻店さんだけなのかな?と思ってたんですが、それがどうでしょう。
なんと、全国の未来屋書店さんに、この企画が広がっているみたいです!
その店舗については、未来屋書店石巻店さんのTwitterで随時更新されていますので、要チェック!です。
なかなかコロナウイルスが終息しないことで、私も含め多くの方々がストレスを抱えています。
でも外に羽を伸ばしにいくわけにも、なかなかいきません。
そんな時、読書は、読書している時間は、どこまでも自由です。
この自粛期間中、落ち着いた時の旅行先を考えながら、その準備期間として読書で備える。
そうすることで、旅行に行けた時に、より楽しめるんじゃないかなと思います。
石巻店さんから広がったということからか、今はまだ東北を中心とした店舗でフェアをしているところが多い様子。
これから西の方に、もっともっと広がっていくといいですね!
書店さんだけでなく図書館にも!未来屋書店さんのGoTo読書!
なんと、なんと!
このGoTo読書企画、図書館にも広まっています。
静岡県にある湖西市立図書館さんのTwitterでも、その様子がアップされていました!
外出できなくても、物語の中で旅を楽しんでほしい。そんな書店員さんの思いから始まった #GoTo読書 に、新居図書館も参加します。特設コーナーは、カウンターの近くにあります!「想像の旅はどこでも行ける」素敵なキャッチコピーですね。みなさんも読書で素敵な旅を。Bon voyage!#湖西市 #新居図書館 pic.twitter.com/g1rLbZ5EQc
— 湖西市立図書館 (@LibraryKosai) February 5, 2021
これも嬉しいですね。
うちの近くの図書館でもしてくれないかな……なんて。
なんにしろ、書店さんでも図書館さんでも、通常業務の上に新しい企画を始めるのは大変なことだと思います。
私達作家は、ただ書くだけでは届けたい方に届けることは難しいです。
書店さんや図書館の方々がいてこそ、執筆は完了するんじゃないかと私は考えます。
はるか
本当にありがとうございます。
拙著『わたしのチョコレートフレンズ』もGoTo読書企画「和歌山枠」に入れていただきました!
私は今、大阪在住ですが、生まれも育ちも和歌山県。
実は拙著『わたしのチョコレートフレンズ』も、GoTo読書企画の「和歌山」に入れていただいております。
これです。
児童文学で、小学校高学年からが読者対象なのですが、文章はやわらかめにしていますので中学年からでもいけるかと。
はるか
和歌山と一口に言っても、実はたくさんの観光スポット&おすすめスポットがありまして……
この作品では、和歌山市の友ヶ島という無人島が出てきます。
ジブリ作品『天空の城ラピュタ』に出てくるラピュタのようなところだと、一時期話題になったところです。
私は幼い頃、何度となくここを訪れていたので作品に取り入れてみました。
友ヶ島のシーン以外は、取り立てて「THE和歌山」という感じはありませんが、
和歌山の県庁所在地である和歌山市(田舎過ぎないけど田舎)の雰囲気や気質も、少しは味わってもらえるかな、と思います。
関西に旅行に来られても、大阪止まりでなかなか和歌山まで足を伸ばされる方、そんなにいないんですよね。
そして、和歌山と言ったら白浜温泉とか、もっとメジャーなところに行かれることが多いので、なかなか和歌山市を体験することは少ないと思います。
なので、物語の世界でだけでも「こんなところもあるのね」と楽しんでいただけたら、とっても嬉しいです。
はるか
今は関西の未来屋書店さんで、このフェアしてくださってるところ、ほんとに少ないんですよね。
是非是非、大阪や和歌山でもやってほしいなぁ。
行ったことがない県、まだまだたくさんありますし、手に取ってニヤニヤしたい!
どうせ家でぼんやりするなら、目一杯楽しく過ごしたいものです。
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