こんにちは。嘉成晴香です。
私は児童文学作家として活動していますが、児童文学ってなかなか幅が広いんですよ。
要は、「子どもから読めるもの」なので、ジャンルも一般書籍と同じようにあるのです。
そして、なにより「絵本」があります。
児童文学作家と言うと8割の確率で「絵本?」と聞かれる
おそらく、児童文学作家あるあるです(笑)
いや、絵本が児童書のイメージであることはいいんですが、絵本を書いていない児童文学作家もいるという事実はもっと広まってほしいところ。
私の作品は、対象が小学校高学年~のものばかり。
『夢見る横顔』は、主人公がが中学生なので中学生からでもいいかも。
けれど、これも一応「対象が小学校高学年」としているだけで、決して小学校低学年が読めないとか、そういうことではありません。
特に私の作品は、文章がわりとやさしいと思うので、読めることは読めると思うのです。
じゃあ、どこが高学年向けかというと、内容。
文章一文一文は小さい子でも読めても、行間を読むのは厳しかったりします。
けれど、小学校1年生で「おもしろかった」と楽しんでくれる子どもさんもいたりするので、ほんと、人によりますね。
プロになっても学びつづけることは必須
私は小さい頃、どんな職業でも「プロ」になったらもう勉強はしなくていいものと思っていました。
はい、勉強が嫌いだったからです(笑)
でも、大人になってびっくり。
どんな仕事でも、学びつづけなければやっていけないということ。
むしろ、子育てとか体の不調とか、ほかにも心配ごとが増えたりして、子どものときよりずっと精神的にも体力的にも余裕がなくなること。
はるか
とか思っても後の祭り。
これから私が挑戦したいのは絵本
私が近年ずっとしているのは、絵本の勉強。(絵でなく文章だけです)
児童書とはいえ、絵本はもう未知の世界過ぎて。
ラッキーなことに子どもがまだ小さいので、絵本は読む機会がたくさんあるのです。
もう、長編とはまたちがった難しさがあるんですよね。
文章が短いだけに、かんたんとか誰でも書けるとか思われがちですが、私からすれば長編より厳しい世界のように思えます。
1年に1度の楽しみ、「童話塾in関西」では、近年ずっと「絵本」や「短編」の分科会に参加しています。
「童話塾in関西」については、こちら:
どうして絵本テキストに挑戦したいか
まぁ単純に、絵本が好きだからです。
というより、絵本を読む子どもを見るのが好きだから。
正直、短い文章を書くのは、長編で慣れてしまっているだけに今は不得手ですが、どうしても挑戦したいです。
なぜって、苦手なことに挑戦するのが私の人生のスタンスになっているからです。
実は、文章書くのはきらいでした。
うまく書けないからです。
苦手でした。
でも、想いを形にできたらすてきだな、かっこいいよね、と思い立ち、独学で無我夢中で書きました。
そして、運よく、ほんとにラッキーでデビューできました。
私は外国人に日本語を教える日本語教師もしているんですが、それだって、苦手を克服した結果です。
英語も苦手。
人前で話すのも下手くそだし、あがり症だから苦手。
でも、みんなが日本語を話してくれたら友達になりやすいなと思って。
人前で話せたら、日本語を教えて喜んでもらえたらうれしいな、と思って。
今では、天職と言えるかはまだわかりませんが、死ぬまでつづけられたらと思っています。
ということで、私は知っているわけです。
「苦手=才能がない」わけではないということ。
苦手だからこそ、克服した時、オリジナリティを生み出しやすいんじゃないかと。
なので、私は期待しています。
自分にね。
今日の私は、いいものが書けなかったので、明日以降の自分に期待大です(笑)
児童文学作家としてしたいほかのこと、ワークショップとか
よく、知り合ったばかりで初めて私が作家だということを知った人が、こう言います。
「作家って人に初めて会った!」
ま、そうですよね。
私も、作家になるまで作家さんと知り合うことはありませんでした。
どこのサークルとかにも属していないのでよけいに。
なので、もっと作家を、児童文学作家を身近に感じてもらえたらと思うのです。
そして、「私にもできそう」とか「書きたい!」と思ってほしいのです。
私は「平和」という言葉を初めて知った5歳の時から、「世界平和」が夢です。
ものすごい大きい夢ですが、できることならまずは自分の周りから平和にしていくのが大事だと思っています。
とは言ってもなかなか難しいもの。
けれど、ずっと書いているうちに、一つの考えに至りました。
それは、「思いをめぐらせること」、そして、「想像すること」です。
これらを楽しめれば、人を傷つけてる暇なんてなくなるからです。
きれいごとのように思われそうですが、この方法は何代もの時間をかけてやっと芽が出るものだと思っています。
でも、だれかが始めれば、確実に何かが変わるはずだと信じてやみません。
ということで、ワークショップとか講演とか、チャンスがあればまたやりたいな。
それにしても、絵本ってやっぱりいいな。
絵本読んで「ギャッハッハ」と笑ってる我が子も愛おしい。
最後に、私の好きな絵本をいくつかご紹介します。
おすすめ、たくさんあるんですが、とりあえずこの3作を。
おでかけのときは、こちらの絵本がおすすめ:
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