新刊『迷子のトウモロコシ』(金の星社さん)発売!!

小一の夏休みの宿題・読書感想文の書き方!親がインタビューして乗り切る

こんにちは、小1の子どもの親です。

初めての夏休み。(保育園通ってたもんで)

初めての夏休みの宿題。

読書感想文は自由課題だったんですが、うちはやることにしました!

以前書いた「読書感想文」の書き方はこちら:

関連記事のIDを正しく入力してください

どうして小1の夏休みの宿題で読書感想文をすることにしたのか

うちの子どもが通う小学校では、小1は読書感想文は自由課題の一つ。

つまり、やらなくていいんです。

でも、たぶん高学年は必須課題のはず……

5,6年生になっていきなり書くより、低学年のうちから練習しとくほうがいいんじゃないかな、と私は思いました。

それだけじゃなく、読書感想文を小1でがんばると、

  • ひらがな、カタカナを長く書く体力がつく
  • 「てにをは」を復習できる
  • 文章を作る練習になる
  • 「説明」する練習になる
  • 「まとめる」練習ができる
  • 自分のことを考えるきっかけになる
  • 1冊の本を何度も読むきっかけになる
  • 新しい表現方法に出会える
  • 類語もおぼえられる(例えば、「がんばる」は「一生懸命」などに言い換えられる)
  • 小1の夏休みの課題なので漢字はほぼ書かないので、原稿用紙2枚でも思ったより文章の量は少ない

とまぁ、メリットだらけ。

この先、作文や小論文を書く機会はたくさんあるわけですから、上手下手は別にして、「文章書く」ことに抵抗がないといろいろとスムーズかな、と思いまして。

はるか

上記のメリットを、まずは子どもにプレゼン。

うちの子、私が作家ということもあり、本は好きだし、文章を書くことにあこがれがあったみたいで、サラッと快諾。

大事なのは、上手でかっこいいのを書こうとしないことかなって思う。

親子のコミュニケーションの中で感想文が生まれたらいいんじゃないかな。

ま、正直きれいごとで、お互い「キーーー」ってなりましたけどね(笑)

でも、書けた時は「がんばった!」と自信につながったみたいでした。

夏休みの読書感想文!課題図書『つくしちゃんとおねえちゃん』で書くことになりました

前からうちの子は、いとうみく先生の本が好きで、ちょうど課題図書にもいとう先生のご著書があったことから、この『つくしちゃんとおねえちゃん』に決まりました!

サッと決まってよかった。

大人なら、20分もあれば読み切れる長さ。

うちの子でも30分ほどで読めてました。

夏休み前からやる気満々で、勝手に視写までやってました。

写したら、いい文章が書けるようになるはず!とのこと。うん、正解。

表紙までつけてました(笑)

夏休みに入ってからは、まず子どもが知らなかった言葉を紙に書き出してもらいました。

「児童館」とか「グズ」とか、なんとなくはわかるけどちゃんと説明できない言葉をおさらい。

「胸がキュっとする」とか、そういった表現も、ここで確認。

小1の夏休みの読書感想文!親ができることは子どものモチベーションをアップすることと「長い文章」を引き出すこと

親が一番気を付けたいのは、「やってしまわない」こと。

私は、自分が作家で文章を書くこともあり、また日本語教師で日本語の文法を教えていることもあり、

1字ちがうだけで書いた人の個性が変わってしまうと考えています。

なので、「親の作品」にしないために、絶対に文章は作らない、と決めました。

うちの子らしい読書感想文が一番いいはずなんだから。

とは言っても、まだ小1。

全然文章が出てこない。

ということで、大きめの付箋に思いついた言葉をひたすら書くように言い、それを最後にパズルみたいにつなげました。

順番を変えたり、いろいろ。

てにをはだけは、直しました。

あと、そこまで集中力がもたないので、途中でおやつを出したり、褒めたり……

マラソンのインストラクターのようにひたすら応援。

とてもじゃないけど1日なんかでできないので、4日くらいかけて書きました。

はるか

あ、清書も含めたら5日かも。

時間で言うと、全部で10時間はかかってるわ……。

でも、「がんばってよかった」と子どもは最後に笑ってたので、よかった。

そりゃ、こんな長くてまとまりがある作文、書いたことなかったもんね。

ものすごい達成感のはず。(原稿用紙2枚ですが)

スポンサーリンク

小1の夏休みの読書感想文!校内選考に通らなくても次がある!自分と向き合う練習にはなってる

読書感想文は、他の自由課題の貯金箱とかとはちがい、参加賞はないそう。

(参加賞ほしさに、結局、貯金箱も作ったけど)

新学期、思ったよりクラスで書いてきてる子が多かったようで、うちの子はちょっとしょんぼりしてました。

(コンクールに出してもらえるのは、学年で一人だけみたいで……)

でも、がんばったからいい、次頑張る、だそう。

うん、まだ小1だし、自分と向き合って、長い時間かけて書いたことに意味があるよね。

また来年も応援してるよー!!

 

よろしければ、こちらもどうぞ:

いじめを巡る3部作読書感想文にいかがでしょう?いじめを巡る3部作『星空点呼』『セカイヲカエル』『わたしのチョコレートフレンズ』

トップの写真は、感想文の息抜きに散歩に行ったときに出会った近所のねこちゃん。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP