こんにちは。
児童文学作家の嘉成晴香です。
2019年11月10日(日)、和歌山県教育委員会主催、和歌山県立図書館主管の「手づくり紙芝居コンクール」の審査員をさせていただきました。
今日はその時の様子をレポートしたいと思います。
テーマは「ふるさと和歌山再発見!」手づくり紙芝居コンクールについて
今回で第26回となるこのコンクール。
平成27年度からは、テーマを「ふるさと和歌山再発見!」として紙芝居を募集しているそうです。
紙芝居の応募資格
ジュニアの部(中学生以下)・一般の部(高校生以上)
いずれも、和歌山県内に在住、または通勤・通学する者。(制作を職業とする者を除く)
親子、中学生以下の者と高校生以上の者の共同制作の場合は一般の部とする。
紙芝居コンクールの最終審査会・表彰式
令和元年11月10日(日)13:00~16:00
表彰:ジュニアの部・一般の部 優秀賞各1点およびその他各賞
参加者全員に参加賞
場所:和歌山県立図書館メディア・アート・ホール
紙芝居の規格等
1)内容は、和歌山に関するものに限る
2)すべて手作りの原画で、未発表の作品に限る(学校の授業等での発表を除く)
3)コピー(複製)は不可
4)個人または共同で制作し、15分以内で自演できる作品とする
5)応募点数は、1点以内とする
6)応募作品の大きさは、縦約26㎝×横約38㎝以上、縦約43㎝×横約62㎝以内、枚数は自由。ただし、上演可能な厚地の用紙で制作したものに限る
7)既刊の作品等を原作とする場合は、著作権法に配慮して応募すること。原文をそのまま引用することは不可とする。
8)既存のキャラクターは使用不可とする
紙芝居コンクールの応募期間
平成31年7月20日(土)~9月10日(火)
紙芝居コンクールの申し込み方法
作品にあらすじ(400字詰め原稿用紙1枚以内)と応募票(必要事項を記入)を添え、下記まで郵送または持参のこと。
※郵送の場合は、9月10日(火)必着
※持参の場合に限り、和歌山県立紀南図書館においても受け付ける
※学校でまとめて応募いただけます
和歌山県立図書館 サービス課
〒641-0051 和歌山市西高松一丁目7番38号
TEL:073-436-9520
手づくり紙芝居コンクールの最終審査会の審査員として出席しました
今回、初めて審査員に選んでいただき出席しました。
小さい頃、学校の図書室や公立の図書館で紙芝居を読んでもらった楽しかった記憶を胸に、和歌山県立図書館へ。
父が長年、和歌山市民図書館の司書だったので、あまり県立図書館へ行く機会がなく、なのでおそらく20年ぶりくらいでしょうか。
今回お声がけいただいたこと、ほんとに光栄に思います。
ありがとうございます。
最終審査会・表彰式は13時からということで、その前の打ち合わせのために12時に県立図書館へ。
もう一人の審査員は。和歌山在住の絵本作家、のしさやか先生。
とっても気さくな方で、ホッとしました(◍•ᴗ•◍)
はるか
もう一人の審査員は図書館の館長さん。
女性の方で、凛とした方。最近の県立図書館のことなども丁寧にご説明くださり、勉強になりました。
のしさやか先生で人気のご本:
手づくり紙芝居コンクール!制作者による実演に感激
一般の部とジュニアの部の2分門にわかれていまして、各部門5作品、最終参考に残ったものを作者さんに実演していただいたんですが……
はるか
一応私もものをつくる者なので、どれだけの熱量、時間をかけ、工夫を凝らし、また練習なさってきたかが少しは想像できます。
ほんとに、力作ぞろいで優秀賞と特別賞を選ぶのには悩みました。
今回、上の賞に選ばれなかった作品も、決して悪いわけではなく、ただ「紙芝居」という観点から見た時にあと少しのところで届かなかったという感じです。
次に応募する時は、テーマである「和歌山」だけでなく、紙芝居の魅力も改めて洗い直すと、より完成度の高いものになると思います。
審査員席という一番良い席で皆様の作品を拝見できたこと、光栄に思います。
紙芝居と一言で言っても、作品、そして実演によってあたりまえですが三種三様ですね。
私はなんと言っても、次のページ(場面?)にうつるまでの時間が、わくわくして大好き。
絵本とはちがって、自分でめくったり進めたりしないからこそのじれったさが、いい意味で楽しませてくれるんですよね。
また、紙芝居はみんなで見るものですから、周りの反応がよくわかるのもいい。
同じところでクスっと笑ったりしたら、知らない人でもお友達になれそうな、紙芝居にはそんな力がありますよね。
手づくり紙芝居コンクール!最終審査会の後は表彰式
受賞された皆様、おめでとうございます!!
これからもぜひ、つづけて作りつづけていただきたいです。
表彰式の後に、私はジュニアの部の講評をさせてもらいました。
私の語彙力のなさのせいでうまく伝わったかはわかりませんが、次につなげていただければ幸いです。
ご縁あって審査員に選んでいただき、最初は私なんかでいいのかと思いましたが、今は素直に幸運を喜んでいます。
審査会・表彰式までやりとりをしてくださったA様、当日お世話をしてくださったS様、またご準備をしてくださった皆様、ありがとうございました。
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