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第8回「童話塾in関西」へ参加してきました!

童話塾

こんにちは。
児童文学作家の嘉成晴香(かなりはるか)です。

秋と言えば、栗ですか?焼き芋でしょうか?運動会?

私は……

はるか

童話塾in関西!!!!

 

◇第8回「童話塾in関西」へ参加してきました!

目次

「童話塾in関西」とは?
「童話塾in関西」の魅力!
「童話塾in関西」で気を付けるといいこと
今回の童話塾で得たもの

「童話塾in関西」とは?

日本児童文芸家協会が主催する、創作のための塾です。

本気で児童文学を書きたい・書き続けたい方のための講座、とでも言いましょうか。

「童話」とありますが、年によっては小学校高学年が読むような長編を書くための講座もあったりもします。

 

そう、毎年内容は変わるのです。

  • 現役作家さんの講演会や対談
  • 出版社の編集者さんの講演会
  • 児童文学の書き方や合評
  • 作品作りのためのワークショップ

 

など、これまでも盛りだくさんでした!

はるか

ということで、毎年楽しみに参加しています。

会場は、京都。天性寺(てんしょうじ)で行われます。

(京阪電鉄「三条駅」徒歩10分)

日時は、たいてい10月末か11月初旬。詳しくは児童文芸家協会のHPで。

申し込みも、HPでご確認ください。(メールor往復はがきで応募)

 

「小説なんて書いたことない。でも、興味ある!」

という方も、これまで大勢参加されています。

ご興味おありでしたら、どなたでも大丈夫だと思います。

四国地方や中国地方からなど、遠方からも参加される方も多数!!

 

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「童話塾in関西」の魅力!

はるか

たくさんあるんですが、4つにまとめてみました!

①小説の書き方が「具体的」にわかる!

実行委員の先生方が、講座テーマに合わせて「具体的」に創作の仕方を教えてくださいます。

いくつも例を挙げてくださったり、先生方の作品を例にどうやって書いたかを教えてくださったり。

ワークショップなんかだと、一人一人見て回ってくださるので、気軽に質問ができたり。

レジュメも用意してくださるので、うちに帰ってからも復習できます。

 

②現役児童文学作家さん・編集者さんも参加しているので刺激たっぷり!

実は私もですが、プロの作家さんが大勢参加されています。

「笑顔すてきな方がいるー(*’ω’*)」と思って名札(もらえます)を見たら、

はるか

〇〇先生じゃありませんか!

みたいな。

 

ほんと、あっちもこっちも、作家さん。

みなさん、受講するだけでなく、交流をもつのも楽しみに来られているので、話しかけてもらえることも。

作家さんの言葉って、特に作品のことを語る時は一言一言の重みが、なんというか違うんです。

世に子ども(本)を送り出した親の顔というか、そんないきいきとした顔というか。

 

③本気の創作仲間が見つかる!

私はプロになって、「本気の創作仲間」に出会いました。

プロになる前は、書いていることさえなかなか周りに話せませんでした。

けれど、童話塾には創作に貪欲な方がいらっしゃるので、世代や地域を超えて仲間が見つかります。

童話塾の懇親会の帰り道は、同じ方向の方としゃべりつづけ、帰路はあっという間!!

童話塾は、リピーターが多いです。私もですが。一年に一度会える仲って方が何人も。

 

④「童話塾in関西」に参加するだけで創作意欲が沸騰する!

年によって講座内容は変わりますが、どの年も実行委員の方が尽力くださっているおかげですばらしいものでした。

もう、空間そのものが、創作をしたい者にとってはたまらなく楽しく、ドキドキします。

スランプであっても、乗り越えられそうになります。

はるか

私にとって童話塾は、創作の「お正月」みたいな存在(笑)

童話塾の後には、近くのレストランで懇親会があります。

お忙しい中懇親会だけ来てくださる大物作家さんもいらしたりして、楽しい話が聞けたりします!

私は初参加の時、知り合いがいなくて「完全アウェイだわー。なんで懇親会とか申し込んだんだろ」と、直前まで思ってましたが、結果的にものすごく居心地よく、楽しかったです。

 

もし、これを読んで「懇親会行きたいけど一人」って方は、私がいますよー。

ご連絡ください。

童話塾でも、周りと話す機会はあったりするのですが、やはり受講がメインなので、なかなかたくさんは話せません。

でも、懇親会は「おしゃべり」が主ですので、めいっぱい話せます。

というか、時間足りません。なので、二次会に行かれる方も。

 

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「童話塾in関西」で気を付けるといいこと

ここで、童話塾7回連続参加の私が、注意点というか気を付けるともっと楽しめるアドバイスを!

はるか

第1回は、まだプロじゃなく存在自体知らなかった。

①名刺

名刺を持っていらしている方が多いです。

というわけで、名前(ペンネームなど)、メールアドレスなどが書かれた名刺があると、とっても便利。

創作仲間と連絡を交換できれば、作品を読み合ったりもできます。

 

②大きくしっかりした袋

実行委員の先生方のサイン本が購入できたりします。

本って、何冊もになると重いので、ぜひちょっとしっかりした袋・かばんをお持ちください。

あと、レジュメを含め、冊子や絵本、お土産をもらうこともあるので、A4サイズ以上が入るかばんだと一つにまとめられます!

 

③会場は和室なので座りやすい恰好

会場の天性寺さんは、和室。靴をぬいで、あがります。小さいイスもあったりしますが、ほとんどは座布団の上に座ることになります。

ということで、座りやすい服装だと気楽でいいです。

あ、ジーパンの方も見かけますので、カチッとした格好すぎなくていいと思います。

 

④寒がりさんは防寒を

開催日は秋。

京都の秋です。

ま、すぐに心が熱くなるんですけど、寒がりさんならひざ掛けなどあってもいいかも。

私は脱いだコートをひざにかけています。

(ちゃんと暖房入ってますが、じっと座ってると冷える方もいるかと)

※今年は、例年よりあたたかかったので、みなさんの熱気も加わって暑いくらいでした(笑)

 

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今回の童話塾で得たもの

今回の童話塾は、A~Dに分科会が分かれており、A~Cは、幼年童話、中学年向け、高学年向けの作品合評。

私が参加したDは絵本テキストのワークショップでした。

 

「ひかりのくに」の現役編集者さんが講師として来てくださり、なかなか勉強する場所・機会のない「月刊絵本」の世界について、その深さと広がりについて教えていただきました。

はるか

資料の一つとして持ってきてくださった「ぴこちゃんえほん」は、うちの子どもが保育園からもらってきたのといっしょ!

どの本や雑誌もそうでしょうけれど、未就学児のためのものということで、本当に丁寧に、配慮と遊び心をもってつくられているということがわかりました。

実際に、子ども達はどんな風にその月刊絵本を使って楽しむかも実演してくださいました!

未就学児のこういう作品って、ただ物語を作ればいいんじゃなく、その前から家族や先生との対話があり、読んだ後はその作品をちがう形で表してみたり、思い出してみたり……。

読んでいる時間の2倍も3倍も、子どもに影響を与えていくものなんだと改めてびびり感動しました。

そして、ワークショップでは、実際に月刊絵本にも掲載された作品の絵だけを作家さんのご厚意でお借りして、それに一人一人物語をつけていくというのをしました。

これが、1時間もない中ということもあり、なかなか難しい。

対象は4歳。簡単すぎてもダメだし、複雑でもいけないしで……。

その後、グループに分かれて、一人一人物語を読み聞かせ。

はるか

だいたいのあらすじにのっとって作っているはずなのに、登場人物のキャラクターがそれぞれちがうことにびっくり。

 

懇親会では、毎回ながら「書く人」達の熱い気持ちを感じ、励まされました。

右を見ても左を見ても、みなさん「書くこと」についておしゃべりされていて、どこへでも入っていける雰囲気。

自分のもつ自分だけのものをいかに表現していくかを追求してらっしゃるみなさま。

話に入らなくても耳を傾けているだけで、ある意味耳をふさぎたくなる話題もありましたが(推敲、きっちり!など)、とにかくためになる話ばかりでした。

 

帰り道は、ここ数年ずっとご一緒させていただいている方と、今回も書くことについて話しながら。

私がよく書く、複数の視点からの物語進行について(主人公が2~3人とかで、視点がころころ変わるやつ)いろいろ聞いてくださったんですが、なかなか書き方を言葉にするって大変。

でも、お答えしながら私も頭の中が整理されたというか、新たな発想を得られたというか。

今回は、ここ数年童話塾に参加されていなかった方との再会もあり、嬉しかったなぁ。

去年まではいらしていたのに、今回お見かけしなかった方も。

みなさん、いろいろな事情があるんですよね。

私だって、ある。

でも、その中で細々とでも書き続け、童話塾で再会できるのはほんとにありがたいことだなぁ。

 

写真は、毎回いただいている「日本新薬こども文学賞」受賞作の絵本と、会場の天性寺さんからの差し入れのみかん。

お菓子もあったんだけど、それはワークショップの時に食べちゃった(*´▽`*)

 

◇おわりに

今回も、よかったなぁ。来年も参加確定だわ。

はるか

人気になりすぎて抽選落ちたらどないしよう。

さて、童話塾は、「童話塾in東北」というのもございます。……いつか参加したい!!

 

私なりに書いた「作家のなり方」です。
「作家になりたいと思ったらするべきたった1つのこと」

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