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日本語オンラインレッスン(初級)のスライドの作り方


こんにちは。

早いもので日本語教師を始めて9年に突入しようとしている嘉成です。

これまで中上級や上級の日本語オンラインレッスンはしたことがあったのですが、

半年ほど前から初級(0初級~)のオンラインレッスンもしております。

初級日本語オンラインレッスンを始めました!まずはトライアルから

生徒さんは中国北京在住の女性3人で、3人はお友達だそう。ティーンエイジャーです。

幸運にも英語がわかる方なので、完全なる直説法ではありませんが、なんとかやれています。

でも私は中国語はおろか英語が超得意とは程遠いので、新語彙の説明は英語ですることも多いですが、

イラストで示したりと、だんだんと直説法に移行しております。

初級日本語オンラインレッスンのやり方&大変なこと

さて、初級日本語のオンラインレッスンを始めて、まだ数か月なわけですが、

少しずつ感覚をつかめてきたので、今日は「オンラインレッスンの準備・スライド作り」について書いてみようと思います。

クラス授業はもちろんですが、オンラインでも先生によって授業の色はちがうはず。

はるか

でも、気を付けた方がいい点はだいたい同じだと思うんです。

準備がちゃんとできていると、何が良いって初級は特に「教える側が楽、困らない・生徒さんにもわかりやすい」ということ。

不測の事態になった時は、小さいホワイトボードなんかを使って補足しますが、

いちいち「画面共有」を切ってするのは地味に時間がかかるので、私はできるだけ避けたい……。

これからオンラインレッスンをされる方の参考になれば幸いです。

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初級日本語オンラインレッスン!準備は8割以上・時間がかかるものとあきらめるべし

まずは、頭の中でオンラインレッスンの最初から最後までをシミュレーションしてみることです。

そして、その中で必要な例文や語彙、文法事項などを文字や絵に落とし込むわけですが、

その「シミュレーション」がうまくいってないと、当然スライドを作ることはないのでレッスンが始まってから

はるか

あれー?えー? あれもこれも作ればよかった!

とかなります。

中上級や上級なら説明すればことたりますが、0初級からだとそうはいかない

パスラさん

クラスレッスン(対面レッスン)を長年やってきていても、オンラインはやっぱりちがいました。

なので、クラスレッスンなら準備に15分のところでも、オンラインだと大げさでなく2~5時間かかります。

なぜこんなに時間がかかるのか。

それは、以下を読んでくださるとわかっていただけるかと思います。

さて、何が言いたいかと言うと、ホワイトボードなんかを利用してのオンラインレッスンでもない限り、

レッスン1回のスライドを作るのはかなりの時間がかかるということ。

そして、準備を8割以上しておかないと、教えるこっちが当日困るということ。

なので、時間がかかること・準備が大変なことは、もうあきらめるしかありません(笑)

はるか

でも、2回目以降、同じところをレッスンするなら、準備時間はそれこそ10分とかでできると思います。

1度作ってしまえば、加筆修正することがあってもそんなに変更しなくていいし、次からは楽できますよ。

初級日本語オンラインレッスン!字は大きく・1枚に何行も載せない

1枚のスライドに、何行もあると、かなり見にくいです。

例文は大きく、初級は語彙や助詞の間に空白を入れて記載すると初級の生徒さんは読みやすいです。

わたしははるかです。

じゃなくて、

わたし は はるか です。

といったように。

文が長くなると、字は小さくなってしまいますが、その頃になったら日本語に少しは慣れてきていると思うのでいいんじゃないかと。

また、例文を太字にしたり、助詞の文字の色を赤にしたりといった工夫をしても。

初級日本語オンラインレッスン!生徒さんはひらがなが読めないので最初はローマ字でふりがなを

今私が一番辛いのは、これ。

私がしているのレッスンは週に一回、1時間だけ。

生徒さんは日本のアニメが好きだということでレッスンを始め、目標は「日本旅行でしゃべりたい」というもの。

なので、「日本の大学に行って、日本で就職したい!」みたいなモチベーションではありません。

はるか

それはそれで、いいんですが

ということで、週一のレッスンじゃ、自分でしっかり復習しない限り、ひらがなはもちろんカタカナは特に覚えられないんです。

1時間しかないのに、毎回ひらがなの復習に時間を多くとることもできないし……

ということで、日本語に「ローマ字でふりがな」を付けてます。

私なりに、

  • 同じ言葉が同じスライド内に出てきたら、それにはふりがなは付けない
  • 「わたし」など、毎回必ず出てくる語彙には、徐々にふりがなを減らす

などとルールを作っているのですが、20回以上レッスンをしても、生徒さんはひらがなも全部は覚えられていません。

家で復習できるように50音表をPDFで渡したりしてるんですが、学校もあるしでなかなか忙しいようで。

はるか

この「ふりがな」を付ける作業がなければ、スライド作成にかかる時間、大幅に削減できるんだけどな……

だって、

  • ローマ字は日本語よりフォントを小さくする
  • ローマ字の方が日本語より長くなるので調整がめんどくさい

ですから。

でも、ないと読んでもらえないので、当分がんばります。

生徒さんも依然と比べると読めるようになってきたし、もうひと踏ん張り!

やっぱり「読んで」「口を動かして」「口を日本語に慣らす」ことって大事だと思うんです。

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初級日本語オンラインレッスン!イラストをふんだんに使用してアイキャッチにすべし

著作権には気を付けなければなりませんが、

ありがたいことにネット上には「フリー」の写真やイラストがたくさん!

黒い文字の羅列ばかりでは目が疲れるので、「イメージ」で覚えてもらうためにもイラストは大事です。

はるか

写真もいいんですが、イラストの方が伝えたい情報を端的にしている気がして、私はイラスト派。

スライドに、イラストが一つあるだけで、教えるこっちも何のスライドか読まなくてもわかるほどなので、重要です。

写真もたまに使いますが、だいたいは自分が撮ったものを使います。

話のネタになるので、生徒さんの関心をひくこともできます。

初級日本語オンラインレッスン!スマホで受講しているとマウスポインタが見えないことも

てっきりパソコンで受けてくれていると思っていましたが、私の生徒さんは3人とも「スマホ」で受講してました。

彼女達いわく、「なのでマウスは見えません」とのこと。

これ、

はるか

ほんとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーに

困るんです(涙)

「ここを見て」とか「これ」とか言えないんですから。

なので、スライド作成の際は、こちらもマウスをいっさい使わなくてもいい仕様にしています。

これが大変なのよ。

レッスンのシミュレーションをする際は、こちらも考慮しなければなりません。

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初級日本語オンラインレッスン!表を作る時は先頭に番号を入れるべし

ということで、マウスポインタが見えない状況で一番困るのは、「表」で教える時。

いきます いきません いきました いきませんでした
きます きません きました きませんでした

こういう動詞の活用、とかね。

上の表は、まだ2行だからいいんです。

これが5行とかになると、表には基本的にローマ字ふりがなをつけない(めんどくさいから)ので、

生徒さんは私がどこを言っているのかわからない。

マウスポインタが見えたら問題はないんですが、私の生徒さんは見えないので……

① いきます いきません いきました いきませんでした
② きます きません きました きませんでした

といったように、先頭に番号を付けてます。

これで、説明が楽になりますし、受ける方もわかりやすい(はず)。

初級日本語オンラインレッスン!「問題」には「例」を入れるべし

1時間のレッスンといえ、説明を聞くばかりでは上達しません。

考えて、発話してみてなんぼです。

問題も、初級の0に近い時はイラストで、それ以降は文字を使って「問題」を出します。

はるか

ここで大切なのは、必ず「例」も書いておくこと。

「例」を書くと場所をとるので、問題だけでスライド3~4枚とることもありますが、しかたありません。

ちなみに私の初級レッスンでは、平均して1回のレッスンで60枚くらいスライドを用意してます。

これは、最初のタイトルや復習、イラストだけのスライドも込みです。

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日本語オンラインレッスン!主語にアニメのキャラクターや生徒の名前を使用すると喜ばれる

これはクラスレッスンでも言えることですが、例文や語彙はできるだけ生徒さんになじみのあるものを使用しましょう。

学生なのに、会社員ばかりが出てきてもピンときません。

はるか

生徒さんの好きなことで例文を紹介できたら、「これ、日本人に話してみたい!」って思うじゃないですか。

そこです。

なので、雑談はほとんどしない(時間的にできない)のですが、生徒さんが何に興味があり何が好きか、

毎回探りを入れておくと例文が作りやすくなります。

おすすめは、例文の主語を生徒さんの名前にすること。

〇〇さん は △△ が すき です。

みたいに。

あとは、私の生徒さんはアニメ(特に名探偵コナン)が好きなので、

「コナンくん」とか「あゆみちゃん」とかを主語にすると、ものすごく食いつきがよく、すぐに覚えてくれます。

この時に、「くん」と「ちゃん」の意味をあわせて説明したりも。

日本語オンラインレッスン!主要なスライドだけPDFにしてレッスン後に配布

レッスン後は、その日勉強したスライドの「問題」以外のものをPDFにまとめ、配布しています。

これをしておくと、少しは復習してくれるので、大事。

ほんとは宿題を出したいところですが、学校生活が忙しそうなので、1回のレッスンに集中してもらうことにしました。

まだひらがなも全部読めない状態なのに、レッスン20回目くらいにはかんたんな受け答えがスムーズにできるようになってきたりと、

手ごたえを感じています。

 

スライド作成、「習うより慣れろ」ですね。

やっていくうちに、どこを省いてもいいかなど、準備時間短縮も意識できるようになりました。

最初の1回はどう頑張っても「短時間」では準備できませんが、今後もオンラインレッスンをつづけるなら、

必要な時間かなと思います。

がんばるぞー!

 

初級日本語オンラインレッスンの難しさについてはこちら:

日本語オンラインレッスン!0初級から「週一の習い事」として教えることについて

 

2 Comments

kanariharuka

むらかみ先生

そうなんですね!
情報ありがとうございます☺️
試してみます!!

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