こんにちは。
なんとか児童文学作家をしております、嘉成晴香です。
私の所属するは日本児童文芸家協会はですね、季刊誌『児童文芸』を発行しておりまして、毎回私は楽しみにしています。
先日届いたのが、これです。
いつも表紙も楽しみにしているんですが、今回のこの気球のイラスト、心にメガヒット!
額に入れたいくらい。
おのかつこさんの作品でございます。
私が思う『児童文芸』のおいしいところ
初めて『児童文芸』を手に取った時、どうしてもっと早くこの季刊誌の存在を知らなかったんだと嘆きました(笑)
この『児童文芸』ですが、大手の書店でも見かけることは……ありません。
でも、大きい図書館の児童書のコーナーにはあることが多い様子。
あ、定期購読もできますよ。
私は児童文芸家協会の会員なので、定期購読。
そうそう、この『児童文芸』の何がいいかと言いますと……
『児童文芸』は編集後記まで読みごたえがある
ほんとにね、一日では読み切れないくらい、ぎっしりみっちりなんです。
家のはかりに乗せてみたところ、171gでしたが、なんだかそれよりもずっと重く感じるのです。
でも、それってものすごくお得感ありますよね(*’ω’*)
そして、どこを読んでもあったかい。
なんでなんだろう。
やっぱり、子どもから読めるものを創作する集団だからか、いい意味でとがってないというか。
でも、生ぬるくはありません。
どちらかというと、熱いです。
抽象的な表現で申し訳ありませんが、ほんとにそんな感じ。
私は何気に編集後記が大好きで、全体を読む前と、後の2回読みます。
そして、その2回の受ける感じの違いを楽しんだり。
えへへ
創作仲間の近況がわかる&刺激をもらう
児童文芸家協会に所属して、5年になります。
私は年に一度の「童話塾in関西」に参加させてもらうだけで、何もお手伝いすることなくここまで来てしまいましたが、それでも皆様あたたかく交流してくださり、何人もの創作仲間や先輩と呼べる(呼びたい)作家さんが増えてきました。
『児童文芸』は、その方々の寄稿が土台で作られているため、毎回読んでいると、存じ上げている名前がけっこう出てくる、出てくる!!
要は、作品やエッセイ、詩などの「プロフィール」として出てくるので、インパクトはものすごいです。
はるか
と、語彙力全然ない表現ですが、こんなことばっかり思ってます。
いや、もう、飾る必要なんてないんですよ。
とにかく、作品の質とかもありますが、創作をしつづけるということは、もうそれだけで才能だと思うんです。
そして、その才能を輝かせているわけです。
これは、もうシンプルな言葉でしか賞賛しなくても誰にも文句言わせない!!(笑)
私も、がんばろう。
誰かの心に届く作品を。
文字を追っていただけの人の瞳が、少しだけ視線を上げられるようなものを。
切実に、思うのです。
普段、創作サークルに所属していない私には、毎回のこの『児童文芸』がサークル活動みたいなもので、とってもとってもありがたく尊い存在です。
何より『児童文芸』は創作の具体的なヒントやらチャンスが盛りだくさん
もうね、この『児童文芸』は、児童文学を目指す方は読んだ方がいいです。
1冊だけとかじゃなく、できればたくさん。
毎回、いろんな特集が組まれていて、おもしろいです。
「そんなに興味ないなぁ」とか思ったものでも、読んでみたら実はおもしろかったりと、かたくなな心もやわらげてくれます。
私なんて、ラッキーでデビューできたようなものなので、デビュー後の方がこの本で勉強しています(笑)
ちなみに、デビュー作はこちら:
『児童文芸』の「ブックプラザ」のコーナーで拙著を紹介していただきました!
そうそう、それでね、今回の『児童文芸』の「ブックプラザ」というコーナーで拙著『わたしのチョコレートフレンズ』を紹介してもらったんです!!
なんか見たことある表紙やなぁと思ってたら、自分のやった(笑)
ありがとうございます!
嬉しいです!!
うふふ( *´艸`)
児童文芸家協会の懇親会についてはこちら:
童話塾in関西についてはこちら:
私は今年も参加予定です!!
ちなみに、絵本テキスト。
「こんなんでいいんやろか」とか思いながら、毎日想いをめぐらせております。
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