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世界では1日に赤ちゃんが何人生まれているか?に思いを馳せる

おむつに入ったパンダのぬいぐるみ

こんにちは。

児童文学作家の嘉成晴香です。

はるか

突然ですが!

1日に世界では何人の赤ちゃんが誕生しているか、知っていますか?

 

世界で1日に何人赤ちゃんが生まれているか

戸籍や統計をしっかりとっている国は多くなく、推定値になるそうですが……

世界では1日に約20万人の赤ちゃんが生まれているようです。

1日に約20万人となると、1分に137人の赤ちゃんが……!!

(ちなみに、1年で7千万人が誕生するらしい)

私がこうして記事を書いている間にも、何十人、何百人という赤ちゃんがこの世界に顔を出しているんですね。

参考にさせてもらったこちららの「世界の人口」のサイト、リアルタイムで世界の人口が増えていっている様子が見られるんです。

はるか

見ていると、なんだか、ドキドキします。

どんどん増えるんですもん。

 

赤ちゃん、生まれた瞬間どう思うんだろうね。

「まぶしい!!」

とか

「やったー!」

とか思うのかな。

そういや、英語圏では、赤ちゃんが生まれた時に、赤ちゃんに「Welcome!」って言うって聞いたことがあるんですが、すてきですよね。

この世界に、ウェルカム。

ようこそ、この世界に。

ようこそ、赤ちゃん。

 

陣痛の痛みは赤ちゃんが出てきた瞬間に止まった不思議

これは私の場合。

自然分娩だったんですが、我が子が出てきた瞬間、あの発狂しそうな(いや、してた)陣痛がスイッチ切ったかのように止まりました。

はるか

今までの、なんやったんや?

と思うほど。

陣痛が5分間隔になってから28時間後の出産で、安産とは言えませんでしたが、産んだ瞬間、おもしろいほどケロッとしてた私(笑)

(かと言って体力はかなり低下しており、ただの産後ハイになっていただけでしたが)

そして、我が子の顔を見た瞬間私がまず思ったのは……

はるか

人間や!!

8か月ほど、お腹にいたのですから人間なのはわかっているはずでしたが、なんというか……まさか犬や猫が出てくるとは思っていたわけではないのですが、とにかく、びっくりしたのです!

その当たり前のことが、ありがたく、嬉しかったというか。

 

世界で1分に157人も誕生!ということは、今この瞬間陣痛でうなっている母親がどれだけいることか

ほんと、この瞬間にも2、3人生まれているということですよね。

ということはですね、ものすごい数のお母さんが、陣痛でお腹を痛めているということです。

帝王切開を予定しているお母さんだって、陣痛はなかったとしても、大きくなったお腹のために毎日気がぬけない生活をしているはず。

お腹、大きくなると靴下もはけないのよね……。

あ、私はごろんと横になってだと、一人ではけました( *´艸`)

 

はるか

子どもは、どんな人の子どもだとしても、何も知らずに生まれてきます。

そして、命の誕生は、決して人間だけの力ではどうにもならない。

妊娠期間、大変だなぁとか思いましたが、生まれてからの方がほんとに体力も経済力も必要。

子育てはかんたんなことではありません。

余裕がなくなることなんてしょっちゅうで、子どもを感情のままに怒ってしまうこともあります。

けれど、そんな時、今、この瞬間も命が生まれているのを思い出すようにしています。

 

それにしても、こんなに多いとは思わなかったなぁ。

そして、この瞬間、生まれてもいますが亡くなっている人もいるんですよね。

世界では1年に6千万人が亡くなってるんだって。

そう、ものすごい数の人が生まれ、死んでいく。

それは人間だけでなく、全ての生物がそうなのよね。

 

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世界の細胞である私達ができることは何だろうか

こう考えると、私達は世界の細胞なんだなって思います。

そして、地球が1秒で自転する距離は462mだそうですが、そんな速いものに振り落されず、すごいと思いません?

ほんと、生きていることは奇跡だなと思うのです。

そして、神様が作った全人類のルールの一つが「いつか死ぬということ」ですよね。

「死」以外にも悲しいことは多いのに、それでも人間は子どもを生み続ける。

はるか

なんでなんでしょうね。

それが生き物としての本能なんだと言われればそれも答えの一つなんでしょうが、ちょっと違う気がします。

子どもを生まなくても、それは「何かを愛でる」ことと理由は同じように思います。

何かを、誰かを愛した時の想いって、なんで元素記号の表に載ってないのかな、なんて考えます。

はるか

「すいへーりーべ、ぼくのふね」のやつ!

愛情って、人が死んでも消えるものではありません。

忘れられることはあっても。

その愛情っていう元素のようなものを、先へ先へ、広く、より広く、と引き継ぎたいからなんじゃないかと、私は考えます。

その伝え方で一番密にできるのが「我が子へ伝える」方法で、それには血のつながりというより、愛情でのつながりが一番尊いなと思います。

 

自分の奇跡を実感できなくても周囲の奇跡を認めることはできる

さきほど、「生きてるだけで奇跡」と書きましたが……

自分が生きていることを常日頃から「奇跡」だと実感できることって、あんまりないように思います。

大変な病気や事故からの回復!とか、みんながみんな体験する・できるわけではありませんしね。

はるか

でも、自分のことは奇跡かどうかわからなくても、周りはどうでしょう。

例えば誰かが自分に挨拶してくれたとして、それには体の中のいくつの細胞や想いが動いて成せたことなのか。

私は時々、家の中のいろいろなものを見回して、考えます。

はるか

このシーツ、どんな人がデザインして、どんな人が布地を切って、どんな機械で作られて、誰が梱包して、誰が運んだんだろう

ものには全て、それらを作った人がいるんですよね。

たまに、「なんでこんなデザインにした!?(笑)」とかいうのもありますが、それはそれで、よし。

 

なんにせよ、自分一人では絶対に生きていけず、誰かが作ったものに支えられているんですよね。

これって、ほんとに奇跡であり、感謝なことだなと思います。

私は、私ができないことができる人を尊敬してやみません。

「やろうと思えばできる」と「実際にしている」とは全然違いますしね。

 

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「世界の1日の誕生数」の記事を書くきっかけは日本語教育

私は児童文学作家の他に、外国人に日本語を教える「日本語教師」もしています。

この記事を書くきっかけとなったのは……

先日、初級ではメジャーな教科書「みんなの日本語」を教えていた時のことです。

40課の課末問題をあるクラスでしていまして……

p126の3の(4)にこんな問題がありました。

毎日赤ちゃんが何人(     )、知っていますか。

答えは、「生まれるか」です。

(この課は、「~か、~」を勉強するところ。)

はるか

この問題をするにあたり、ちゃんと調べたわけです。

人数を聞いて、学生達もびっくりしていました。

そして、みんなで感動もしました。

すごいねって。

おもしろいねって。

すてきだねって。

 

「明日がある」と思うのは、人間の傲慢な考えだと聞きます。

まぁそうなんですが、けれど、明日に期待して、今日を楽しむ努力をしたいです。

まずはやっぱり、周りにいる人々のことを当たり前と思わないこと。

そして、奇跡は起こせなくても、奇跡を見つけること。

奇跡を起こすきっかけを作ること。

できることから、始めてみよう。

 

 

 

 

こんな記事も書きました:

33歳の誕生日!こどもの頃思い描いた大人は32歳で止まっていた

心が重い時にどうしたらいいか考えてみる

死ぬ前に誰に何を言い残すか考えてみる

 

 

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