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ぐずる子ども(未就学児)にイライラしてしまった時に親ができる対処法・考え方

砂浜の子ども

こんにちは。

嘉成晴香(かなりはるか)です。

嘉成晴香の作品一覧

 

児童文学作家なんてやってますが、おっちょこちょいでせっかちな母親でもあります。

私の子どもはもうすぐ4歳。

新生児の時からあんまり寝ないし、こっちからすると小さいことにこだわりが強く、ままならないとすぐに激怒します(笑)

「もうイヤイヤ期終わってる頃のはずじゃ?!」

とか、人から言われると私が発狂しそうになります( ;∀;)

ずっとですけど!??

今日はそんな我が子にどう対応すればいいか、今一度考えてみようと思います。

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親に余裕がないとすぐに叱ってしまう

よく考えると、笑ったり機嫌がいい時の方が少ないような我が子。

  • 朝、起こしたら寝不足じゃなくても泣きわめく(自分のタイミングで起きたかった)
  • 朝ご飯、自分の食べたいものじゃない
  • 朝ご飯、上手に食べられない
  • お着がえ、お気に入りの服が洗濯へいっている
  • お着換え、靴下の縫い目に違和感があってイヤ
  • お着換え、ズボンが反対だと私に指摘される
  • ブロックで遊んでいて、うまくはまらない(無茶なところ)
  • お人形がうまく座らない(人形に決めポーズをさせて座らせたい)

 

とまぁ、朝だけでもこんなに。これでも減ったんですけどね。

ただのわがままってのもありますね。

朝ご飯は、3種類から選べるようにしたりしているんですが、それでも気に入らない時は気に入らない。

(最近は、No.2とNo.3のものをまず出し、嫌がったらNo.1を出す手法に)

靴下の縫い目は、私も今の坊と同じ頃、ほんとに嫌で母を困らせた記憶が。

子どもの舌って敏感でいろんな味わかるって言いますが、それは手の先や足先にまで至るんですかね。

でも、気持ちがわかるからって、「わかるよ」と言えるだけでどうもしてあげられない。

「いつも、お靴はいたら気にならなくなるでしょ。早くはいちゃえばいい!」

と、がんばって促し、やっと収束させる。

はるか

もう、やってられなーい!!私も同じ性格だったけどー!!

特に、こっちも急いでいる時、体調が悪い時、人を待たせている時なんか、すぐに子どもにイライラしてしまう。

それなりに準備し、選択できるようにしてるのに!って。

 

私は子どもにどうしてほしいか考えてみる

私は、子どもに、極力キレないでほしいのです。

いや、たまにはいいんですが、ちょっと説明すれば解決することも、とりあえず怒り狂うので。

私は家で仕事をすることが多いので、寂しい気持ちにさせてるのかなとかも考えますが、3日間仕事せずずっと付きっきりで遊んでも、やっぱりキレてます。

どうしてほしいかというと、自分で解決する術を学んでほしい。

もちろん、それは人に聞いたり手伝ってもらうのも含みます。

はるか

素直に「手伝って」とか「教えて」と言えたらいいのに、と。

坊は、「ものごとを自分でする」ということに重きを置くので、やってあげたら余計に怒るんです。

なので、ほんとに自分で解決しなければ、今後もずっと同じことで怒らなければなりません。

本人も辛いはず。

もちろん、「教えて」と言えないのも坊の個性で、もしかすると母親の私がこう言うのは、ありのままを否定していることになるかもしれませんが、私の子どもの頃の性格と坊のの言動・行動が似すぎているので心配なのです。

ほんとに、笑っちゃうほどいっしょ。

このままでは、どんどん意固地になるというか、孤立するというか。

私がそうでした。

自分でできると過信するあまりに、できない時の落胆ぶりがすごいんですよね。

やり方を教えてもらうと、負けた感があって、悔しくて(笑)←当時3~4歳の時、私が思っていたこと(笑)

 

「まだ生まれて3年なんだから、できないことの方が多いのは当たり前だよ。

靴下だって、前は自分ではけなかったのに、今じゃすぐはけるでしょ。

練習すれば靴下みたいにかんたんにできるようになるよ。

お母さんも、坊くらいの時はそれができなくてよく泣いてたんだよ。

大丈夫。できるようになるよ」

 

シャツの小さいボタンを自分でとめられなかった時のこと。

私がかつて思ったように、「できない」ことがこの世の終わりのように坊も感じているのかもしれない。

もしそうなら、私が親としてできることは、ただ「できてもできなくても、あなたは大丈夫」と伝えることだけかもしれないなぁ。

 

私が思う上手な叱り方とタイミング(理想)

さて、私の思う上手な叱り方です。

大前提として、「何がまずかったか、子どもが理解すること」だと思っています。

ほんとはそれを理解し、次回からはしないようにできたらいいですが、大人でも難しいですよね。

これは、二の次。

というわけで、

  • 叱るのは短時間(長くても結局は最初の1分しか聞いてない←経験談)
  • 同意や共感は大事(自分の失敗談や、それからどうなったかも話す)
  • 結論はできるだけ子どもから引き出す(復唱させてもすぐ忘れる)
  • 子どもの感情が高ぶりが収まってからにする(ついやっちゃうけど)
  • 叱った後は、必ず仲直りする(抱きしめる)

 

こんな感じでしょうか。

まだ言葉が全てわかるような年齢じゃないこともあり、なかなか難しいのが現状ですが。

何度も、何度だって、短時間で伝えつづけることだなぁ、と。

はるか

叱るというより、「伝える」こと。

いい人間関係には、必須。

 

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子どもにイライラしてしまった時の対処法

とは言っても、イライラするのはなかなか止められないもの。

ついつい叱りすぎてしまったり。

こんな時、最近ようやく一番大事なことを知りました。

それは……

子どもが怒っている時は、叱ったり怒ったりしない!

ということです。

わかってはいたんですが、やっと頭になじんだというか。

はるか

これをやっても、今までいいこと一つもなかった(笑)

 

じゃあ、どうすればいいか。

これです。

ユーモア!!一択!!

これに勝るもの、なし!

やり方というか、たどるべき道はこう。

  1. 子どもが怒り出したら、どうしてか聞く
  2. 理解できる時は、まずは共感。できない時は、再度聞く。
  3. 再度聞いてもわからん時は、こっちがイライラする前に、自分の気分転換をする。(お茶を飲むとか、小さいこと)
  4. 環境に変化を!(音楽をかける、TVをつける、カーテンを開ける、など)
  5. 考えておいたユーモア的なものを披露
  6. それでもどうにもならん時は、抱きしめる。
  7. いっしょに泣く。

 

どうでしょう。

はるか

最後、泣いてるやーん!

さて、肝心のその「ユーモア」……

うちの子(3歳)対応策の一例ですが、

  • 人形を使って共感の嵐を繰り出す(「坊、大丈夫だよ」と)
  • ベッドにいる時は、ふとんをかぶって顔を出し、いきなりかくれんぼごっこ
  • 雲を指さして、形が似ているものを述べる(「くまさんみたいだね」とか)
  • 抱っこして、ぐるぐる回る(最近重くなったので、なかなかできず)

うーん、ユーモアってより、工夫!?

そして私にとって何より大事なことは、

私まで怒らないこと!

これが大切で、大変。

子どもに感情のコントロールを促す前に、自分ができるようにならなきゃなぁと、反省する毎日です。

 

きっと懐かしく思う日を信じて、親子共に乗り越えていかなきゃなぁ。

 

常に、いつでも味方だよと伝えていけたらいいですね。

こちら、おすすめ。

 

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