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【日本語教師になって7年】中堅教師も日々気を付けたいこと4つ

みんなの日本語の復習プリント


こんにちは。

日本語教師をしている嘉成晴香(かなりはるか)です。

今回は、日本語教師になって日々気を付けていること、それから、これからも気を付けたいことを書いてみようと思います。

これから日本語教師を目指す方、新米の日本語教師の方の参考になれば幸いです。

 

◇【日本語教師になって7年】日々気を付けたいこと4つ

目次

日本語教師は体調管理・特に喉が命
日本語教師のライフワーク「例文集め」
教案の簡素化を追求
毎回のミッション・成長を意識する

 

日本語教師は体調管理・特に喉が命

日本語教師は、休むと学生さんに迷惑がかかります。学校で働いている場合、どなたかに代講に入っていただかないといけません。

たいていは、体調不良だと急なことになるので、その学校の専任の先生がしてくださいます。けれど、あまり専任の先生がいらっしゃらない学校だったら大変。

最悪の場合、自習という形になるでしょう。

というわけで、体調管理はとても大切です。

 

私の場合、38度あっても授業しましたが、1番辛かったのは喉を痛めた時でした。

熱はなく、体もどうもない。けれど、喉だけがやられてしまって声がほとんど……いや、全く出ない時もありました。

日本語教師は声が命。

どんな教師もそうでしょうけれど、とにかく日本語教師は、初級であればあるほど、元気な声が必要。

はるか

もう、辛いったらありません。

体は元気なのに、まともに授業できないんですから。

私は一度喉を壊すと、最長2週間声が出ません。

もう、泣きました。もちろんすぐに受診し、薬を飲み、できるだけ喉を潤し、休んだんですが。

非常勤講師は、授業を休むと周りに迷惑をかけるだけでなく、もちろんその分の授業料も入ってきません((+_+))

と、いうわけで、授業前日から喉の調子が悪い時は、「あまりしゃべらなくても、いいような授業」準備をします。

 

これは、かなり初級だと難しい方法なのですが、それ以降ならオススメ。

プリントを、作るんです。

いつもなら板書計画ノートに書いている内容をプリントにします。時々、空欄にして穴埋め問題にしたり。

 

プリントの1番上には、しんどそうな似顔絵を描いて、吹き出しで「今日は話せません」的でアピール(笑)

プリントはパソコンで作ってもいいんですが、手書きの方がなぜか学生さんは喜んでやってくれます……

上級なら、あえてまちがった漢字を書いておいて、

「このプリントで3ヶ所漢字まちがいがあるから見つけて」

ということもします。

最初の写真は、運良く?「復習」の予定だったので、復習問題を作ってしのぎました……。

問題の解説も、ほとんど板書(笑)

いや、笑ってる場合じゃなかったですが……。

 

声が出ないのはかなりきついですが、案外「先生、今日は静かにします」と、いつもはうるさくてかなわないクラスが落ち着いたりと、喉が治ってもずっとマスクしたくなるようなこともあります(笑)

 

なんにしろ、体調管理、特に喉の管理は必須です。

そして私は、まだ子どもが小さいため、できるだけ子どもの体調管理にも気をつけます。(保育園に預けられないと、いくら自分が元気でも働けない。ま、こればっかりは仕方ないんですが……)

 

日本語教師のライフワーク「例文集め」

おそらく、日本語教師をつづけていれば、「日々」気を付けなくとも見に着く習慣の一つ。

電車のつり広告や、家族や友達との何気ない会話の中に、したことのある文法が混じっていると、つい気になる。

いい例文は、学生さんに理解度をグッと上げます。できるだけ、学生さんの生活や嗜好にそったものがいいですよね。
ジェンダーや政治問題にあまり触れないものが無難かと思います。

はるか

そして、忘れちゃいけないのがメモ!!

せっかくいい例文を見つけても、授業に使えないと意味がない。ということで、スマホにでも教科書のすみにでも、とにかくメモ!を心がけています。

生活をマンネリ化させない(同じことばかりしすぎない)のも、いい例文を見つける秘訣。

 

教案の簡素化を追求

「授業は、準備が9割」

と、言います。

私もそう思います。

もちろん、心がけています。

けれど、日本語教師歴が5年を超えてからは、

あえて「準備8.5割」にしています。

 

これには賛否両論あるかと思いますが、私の場合、こうすると授業での柔軟性というか、適応能力が120%発揮されるのです。

元々ない「柔軟性」と「適応能力」ですがね。

8.5割にしておくことで、「もっと学生に適した教え方はないか」と考えながら授業できるのです。

日本語教師を5年以上したからこそ、ということも大きいです。

学校によっては、日によって急にカリキュラムが変わったり、追加で教えなければならないこともあります。

そんな時、柔軟性が高ければ、教えたことが少なく自信がないところでも、自分でも驚くほどスッキリ教えられ(ることもあり)ます。

 

そして、表題の「教案の簡素化」ですが、これも「準備8.5割」の方法の一つです。

教案って、書くのすっごく時間かかります。

というわけで、「おそらく書かなくても覚えていられる」ことは書きません。

必ず学生に教えるべきことだけ、明記。

それに、教案をずっと見ながら授業をすると、学生の顔が見られません。学生から見たって、ノートと黒板ばっかり見てこっち向いてくれない先生って、ちょっと微妙。自分達の顔を見てほしいし、声も聞いてほしい、はず。

おそらく、「準備9割」から「準備8.5割」に減った分の「0.5」は、これまでの多少なりともたまった「自信」と、これからの「期待」なのかな。

はるか

あ、もちろん、全然教えたことがないところは、9割しますよ。

 

毎回ミッション・成長を意識する

何年も教えていると、「これでいいのかな?」から「これでいっか」になりがちです。(私だけかもしれませんが)

それを回避するために、私は授業の前に、自分でミッションを決めています。

 

「学生の発話でのミスを最低5回はする」

⇒時々、聞き逃したことを授業後思い出す。

 

「○○さんの苦手な○○を克服してもらえるように、〇〇する」

⇒クラスの授業だと一人一人になかなか教えられませんが、他の人にプリントをさせている間など、マンツーマンで教えることも。

 

「板書、きれいに書く」

⇒字、きれいじゃないので……、せめて丁寧に書く(笑)

 

などです。

 

◇おわりに

ほんとは、もっともっと「日々気を付けること」はあるのですが、これらは最低限すべきことかなぁと思います。

自分への戒めというか、これからも日本語教師でありたいので、「約束」として、書きました。

はるか

一番大変なの、体調管理だー。

年とってくると、ほんと体質って変わるなぁ。貧血にも、注意しよ……((+_+))

 

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