こんにちは。
前回にひきつづき、二人目妊娠を決めたある夫婦の備忘録です。
前回は、二人目を考えたきっかけについて書きました。
二人目を迎えるに至って夫婦で考えたこと!①きっかけ今回は、「きっかけ」があった直後から考えた「自分(母親)のキャリア」についてお話したいと思います。
二人目妊娠を考える!今後の仕事・やりたいこととどう折り合いをつけるか
私が思うに、まだまだこの日本は、昭和的な考え方が色濃く残っていると思います。
それは、自分の親や周りの環境から植え付けられたり、型にはめられたものも多いかと。
例えば、
- 女性は結婚したら夫にいろんなこと(働き方や住む場所や姓)を合わせる
- 女性中心に家事や育児をする
- 女性は家族のためにやりたいことをおさえる
みたいな感じでしょうか。
世の中、共働きが増え、だいぶ変わってきた感じもありますが、
行動がどうであれこれらの考え方がいつも頭にちらついている方は少なくないはず。
もちろん私もその一人。
私の母が専業主婦だということもあるでしょう。
けれど、専業主婦の辛さも母から聞いていたこともあり、持ち前の「野望」もあることから、
私は結婚する時、相手に求める条件にこれを入れました。
「自分の夢を応援してくれる人」
正確に言うならば、「夫婦互いに、互いの夢を応援できる関係がもてる人」です。
ということで、やりたいことを妥協するのは、絶対にいや。
いくら日本が「親は子どものために生きてなんぼ」的な風潮があっても、
いつも子どもに100%かける必要もないし、むしろそうしたら私の場合、過保護になりすぎる……と考えました。
ということで、一人目が4歳の時、初めての一人暮らし&海外生活&海外勤務を経験します。
30代で初めての海外生活をして変化したこと&よかったこと 母親が長期不在!父親と子どもは何をして過ごしているか大きな決断をするということは、大きなリスクをはらわなければなりません。
その覚悟をもつのは、愛息子を目の前にするとなかなか難しかったですが、「ママ」でない自分をこの時は優先。
残念ながら海外での仕事は、コロナウイルスの影響で3か月で終わってしまいましたが、
だからこそ、また挑戦したいと思うのです。
はるか
二人目を考えた時、まっさきにこれを考えました(笑)
夫に多大な負担をしいることになるし。
それに、海外渡航以外にも、たりたいことはたくさん!
子どもが家にいると、どうしても執筆活動も進まないし。
子どもをもつということは、とても幸せで尊いことですが、同時に他の様々なことと折り合いをつけなければならないということに、
二人目決断に至るまでに何度も何度も再確認させられました。
家族が増えると夢をあきらめなければならない?それはちがう
じゃ、私は子どもをもう一人もつために、夢をあきらめなければならないのか?
子どもなんて、20年もしたらもう成人。
でもその後も私の人生はつづくわけで。
うまくいけば、30年とか。
数年のキャリアのストップなんて、気にすることないのかもしれません。
けれど、28歳なら28歳、34歳なら34歳の私は一度きりなのです。
はるか
完全に夢を捨てるには、まだ早い。
でも、二人目もあきらめきれず……
自分でも、「はっきりせい!」と何度も思いました。
はるか
でも、こうも頭に浮かびます。
子どもも夢ももつことは、わがまま?贅沢?欲張り?
もちろん、妊娠期間や出産後すぐはキャリアは止まりますが、夢を保留するのなんて、個人の勝手。
むしろ、希望ぐらいいろいろもってないと、この先、先細り!
二人目妊娠を考える!きっと新しい家族が新しい世界を見せてくれる
結局のところ、いろいろ考えて、たくさんの野望やら希望やらをもったところで、
人のキャパシティにはそれぞれ限界があり、運やタイミングや実力が絶妙にマッチした時だけ複数をもてるのです。
その時その時を吟味して、最善を尽くしても、どうなるかは神様のみぞ知ること。
なので、最初からあきらめることは、私はしないことにしました!
はるか
子どもをもつことを、夢のリスクと考え過ぎていました。
いや、そうじゃない。
子どもがいるからこそ叶えられることや、見られる新しい夢がきっと出てくるはず。
よくばっていいんだ。
バランスをとるのは難しいだろうけれど、チャレンジしていいんだ。
二人目妊娠を考える!夢も家族もと欲張って夢見てもいいんじゃないか
夫も、私と似たようなことを考えていたようです。
二人で話し合い、
「子どもが二人いて消える可能性を考えるより、子どもが増えることで広がる可能性を楽しみにしよう」
と、決めました。
体力的なこと、精神的なこと、経済的なこと、いろんな問題がこれから起こるでしょうが、
できることをできるだけしながら、楽しく暮らしていこう、と。
「豊かさとは何か」を時々考えますが、うちはうちなりの豊かさを追求することに決めました。
周りから見れば、「やりすぎ(時々言われる)」」「いいね(半分いやみorねたみ)」と思われるかもしれませんが、
嘉成家は嘉成家の「型」を、家族みんなで創り上げられたらと思います。
「二人目を考える」シリーズは、まだつづきますよー!
二人目を迎えるに至って夫婦で考えたこと!③体調・体力のことお次は、体のこと。
こちら、大好きな漫画。
過ぎた人生と、これからの人生について、考えさせられます。
読むと、やさしくなれる気がします。
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