こんにちは。
児童文学作家の嘉成晴香です。
この度、拙著『流れ星キャンプ』が神奈川県の課題図書に選ばれたようです!
「県内小学校の先生がすすめる 第37回 夏のすいせん図書 読書感想文コンクール」というものだそうで。
もう4年も前に出版してもらった作品なのに、長く読んでいただけてとても嬉しいです!
ありがとうございます!!
『流れ星キャンプ』はこんな方におすすめ!
まずはどんな話かというと、
圭太は川原でキャンプを始めた。看護師のお母さんが夜勤の日の秘密基地だ。それがきっかけで、長く入院生活をつづける明里や、さみしそうな平井というおじいさんと出会う…。偶然のつながりで未来を変えていく三人の物語!
amazonさんより
という感じです。
ジャンルで言うと、友情もの、になるのかな。
主人公は男子と女子と60歳のおじさんなので、性別問わず読みやすいかなと思います。
さて、どんな方におすすめかというと、
- 友達がほしい人
- 秘密基地がほしいと思ったことがある人
- 夏休みの話が読みたい人
- カレーが好きな人
- 友達に言いたいことが言えない人
- おうちの人に秘密がある人
かな。
作者が語る自分の作品の「読書感想文」をどう書くか?
語るなんてたいそうなことはできないんですけどね。
私、こどもの時は「読書感想文」って、本全体の感想文じゃなきゃいけない気がしてたんです。
はるか
特に私の作品は、一部だけ読んでもわからない仕組みというか……ぴんとこない雰囲気なので(よくこういった感想いただく)
全部まるっと読まなきゃ把握するのは難しいんですが、それでも「心が動いた一部」だけを感想に書くのもありかなと思います。
読書感想文の書き方は、以前記事にしたので、こちらをどうぞ:
感想文なんて、ほんとは自由なんですよ。
なんかかっこよく書かなきゃならないとか、先生目線を意識するので書きづらくなる。
「おもしろかった」や「おもしろくなかった」の理由を、自分なりに「どうしてそう感じたか」ちょっと詳し目に書く、それでいいと思うんです。
難しく考えないこと!
神奈川県の先生方ありがとうございました!
私にとってこの作品は、児童文学として初めて書いた小説だったので、思い入れがあるとても大切なものです。
子ども達に、ただ楽しんでいただきたくて書いたものでしたが、私がたくさんの読者の方とつなげてもらっています。
正確に言うならば、子どもの頃の私とつながってくれているような気がして、救われています。
選んでくださった先生方、関係者の方々に、深くお礼申し上げます。
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